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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日毎年恒例の三峰神社参拝に家族で行ってきた。今回は神社の宿坊ではなく近くの旅館に泊まった。日帰りができる距離ではないので、どうしても宿泊は必要になる。これまでは効率重視で宿泊場所を決めていたが、今回はお父さんがベトナムで精神的に疲れていた時に予約したことが原因で、少し高めの旅館に泊まった。
我が家の子供達は偏食で食べられないものが結構ある。長女は何でも食べるのだが、長男はキュウリが食べられない。アレルギーではないのだが、キュウリを食べると吐きそうになるぐらいのキュウリ嫌いである。 あとはその日の気分で何でも食べたり全く食べなかったりと、親としては実に扱いにくいのが息子である。 次女は完全に偏食で、気に入っているモノ以外に手を付けない。食わず嫌いもたくさんだし、味の好みも面倒くさい。美味しい不味いというより、単調な味の方が好きなようだ。食材を多く使った複雑な料理を特に嫌う。
こんな子供たちなので、旅館などに泊まるときは夕食朝食共にバイキングという選択肢が一番無難であり、この数年間旅館に泊まってもバイキング料理しか食べてこなかった。 しかしながら今回は、お父さんの独断で部屋食ではないが、個室でコース料理の宿を選んだ。子供達に合わせることも面倒くさくなるぐらいベトナムで疲れていたのだと思う。
久しぶりのバイキングでない旅館の夕食はとても美味しかった。やはり食材からしてバイキングとは違っていると思った。息子や次女が手を付けない料理はいくつかあったが、それでも子供達はお父さんの予想以上にいろいろな料理に手を付けていた。 長男も高校2年生、次女も来年は高校生になる。もう親が子供の好みに合わせて料理をする年齢ではないと思う。子供達には何でも食べられるようになってもらわなくてはならない。今回はよい経験だったのではないだろうか。
料理は海鮮から山の料理まであったが、テーブルの真ん中に出てきた牡丹鍋(イノシシ鍋)はとても美味しかった。お父さんはお酒を飲まないし、長男と次女も未成年でお酒が飲めない。お母さんと長女は飲めるのだが、今回はお酒を飲まなかったので、最初からおひつでご飯をもらって食事をした。 このおひつのご飯がまた実に美味しかった。長女と息子は3倍以上おかわりして、おひつをおかわりする羽目になった。笑顔で対応してくれていたが、お酒を注文せずご飯ばかり食べる家族にあきれられていたかもしれない。
翌朝の朝食もお膳の朝食だった。ご飯が夕食の時ほど美味しくなかったので、米の種類か炊き方が異なるのだろうと思う。それだけは残念だった。 お父さんはバイキングだとついつい食べ過ぎてしまうのだが、お膳だと食べすぎることはない。ゆっくりと朝食を食べるのも旅館では久しぶりだった。次女が玉子焼きしか食べていなかったのが残念であったが、致し方ない。
今回の事で、やはり旅館のご飯はバイキングよりコースの方が断然美味しいと再認識してしまったので、今後家族で旅行に行って旅館に泊まることになったら、値段によってはコース料理を選択しようと決意した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.17 00:10:11
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