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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
スリップインというスケッチャーズという靴のメーカーが出しているシューズがある。テレビCMで紹介しているので知っている人も多いだろうが、足を突っ込むだけでかかとが滑ってスッと吐くことができるシューズである。 お父さんは靴ベラを使ったり、指でかかとを入れるのが腰にきついので、いつも緩めの靴を履いていた。そのためスリップインの存在を知ってさっそく靴屋に買いに行った。
探すまでもなく普通に靴屋に並んでいたので、実際に試してみようと思ったが、お父さんの足サイズである28㎝が売り切れていた。さらに上のサイズの29㎝があったので試してみた。確かにスポッと入るのだが、これがサイズが大きいからなのか、スリップインの効果なのかよくわからなかった。
そこでインターネットで調べてみたら、28㎝が売っていたので早速購入した。ところがここでお父さんは欲を出してしまった。ネットで調べたらナイキからも同じような靴が出ているということで、ナイキの靴を買ってしまったのだ。ところがナイキというのは、通常サイズ履くと、きついことが多いというのを失念していた。28㎝のナイキはスリップインというかかかとがスポッと入らないほどきつかった。 結局その靴は同僚にあげてしまい、スケッチャーズの靴を買い直すことになってしまった。
ようやく届いたスリップインは思っていたよりもずっと便利だった。足にフィットするのに、履くときに上から足を入れるだけで一切かがむ必要がない。CMで言っていることにウソはなかった。ナイキで失敗していた分とても素晴らしいモノに感じた。 それからはずっとスリップインを履いている。脱ぐときも手を必要としないので本当に便利である。サンダルよりも安全だし履きやすい。今はお父さんのお気に入りである。
ただこの靴でお父さんは大きな失敗をしてしまった。ゴルフの練習場に履いていって、そのまま練習をしたのだ。いつもは専用のシューズを履いていくのだが、この時はスリップインの靴でも大丈夫だと思って、靴を履き替えないまま行ってしまったのだ。
最初は特に不具合を感じなかったのだが、力が入ってくるとだんだんと靴の中で足が動くようになってきた。やはり足がスポッと入るためには少し緩めというか、内部がゴムの様に伸びる構造になっているようだ。 そのためガルフの踏ん張りをすると、靴の中で足が滑るのだ。それを無理やりにふんばっていたら、右足の親指の爪の辺りが痛くなってしまい、練習を断念せざるを得なかった。
その後しばらくして足を見たら、右足の親指の爪が黒くなっていた。爪が死んでしまったようだ。スリップインはウォーキングぐらいなら問題はないが、スポーツシューズとは言えないようだ。激しいというか、きちんとした運動をするときは専用のシューズを履かなくてはならない。それでも今でもお父さんは通勤時にも、休日も基本的にこのスリップインを履いている。次にベトナムに行くときには、一足持っていこうと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.22 00:10:13
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