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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
今年、お父さんの住んでいる東北の一地方は例年並みに秋が訪れている。8月はそれなりに暑かったが、9月半ばには最低気温が20℃前後までになっている。おかげで8月後半から窓を開けて寝ていたのに、すでに窓を開けて寝たら寒くて寝られない状態にまでなっている。 関東以西が残暑で苦しんでいるニュースを見ながら、他人ごととして「大変だな」と思うようになっている。温暖化が進んでいるとはいえ、東北はやはり日本の中では夏が短く涼しい気候の土地なのだと思う。
先日日帰り出張で東京に行ったのだが、新幹線を降りた瞬間の暑さに思わずひるんでしまった。自宅を出た時と気温が10℃も違うのだから当たり前なのかもしれないが、同じ日本で数時間移動しただけなのに、こんなに気温が違うのかと改めて感じた。
現在五十肩で苦しんでいるお父さんは、なるべく肩を冷やさないように日中も就寝中も薄着をしないようにしているのだが、東京ではまだまだそんな必要はなかった。駅の構内を歩いているだけで汗が噴き出てきた。 持っていったタオルは午前中でびっしょりになるぐらい汗をかいてしまった。
出張先はクーラーが効いていて涼しいのだが、外を歩くどころか座って休んでいるだけで汗が止まらないほど暑かった。おかげで五十肩の状態もいつもより症状が軽く感じるほどだった。
帰りの新幹線を降りて地元に東北に戻った瞬間に涼しい風が体に吹き付けて心地よかったが、日中東京の暑さを体験した体には少し冷たすぎるほどだった。 東北はもう稲刈りが始まっている。そもそも田植えの時期が東北では1か月ほど早い。その分稲の生長が早いので、9月に東北から関東に出張すると、稲の状態の違いでも驚くことがある。東北では8月の末には稲穂が垂れて、9月に入るともうたわわに稲が実っている状態になるのに比べて、関東に出ると8月末ではまだ稲穂は出ているが、稲穂が垂れるということはない。稲穂の色も緑が強い状態になっている。
東京の暑さには都市部で自然が無いことによる熱が影響しているというのもあるのだろうが、関東の田舎の田んぼと東北の田んぼを比べるだけでも差があるのだから、やはり気候が違うと考えて問題ないのだろうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.23 00:10:13
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