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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
新しい機械の購入検討と完成品の工場出荷前検収で台湾に出張することになった。今回の機械は日本の工場とベトナムの工場両方に関係するので、日本からお父さんが、ベトナムから日本人の生産技術部長とベトナム人のアシスタントマネージャーが台湾で合流する予定だ。
今回の台湾出張はいつもよりも何かと面倒である。一つ目が、ベトナム人は台湾に入国するのにビザが必要になるため、ビザを準備しなければならない。このビザが出張予定日までに間に合うかというのがとても大きな問題になる。 予定日までにビザが取れなければ日本人だけで出張するか、ビザがとれるまで出張を延期するしかない。先進国は基本的にビザ申請から何日で発給されるというのが明確化されていることが多いのだが、多くの国はそれがいい加減である。またベトナムは共産国であるので、西側諸国の国民よりもビザ発給が難しいというのもある。 すでに先方に予定を空けてもらっているし、飛行機のチケットも予約しているので、何とかビザが間に合うことを祈っている状況である。
次に面倒くさいのが、お土産の準備である。ベトナムのお菓子やお酒などは、あまり台湾向けに喜ばれるものが思いつかないので、必然的にお父さんが日本から持っていくことになった。お菓子とお酒を持っていくのだが、今回訪問する3つの会社にそれぞれ準備しなければならない。購入も面倒くさいのだが、それよりも荷物としてかさばるのが問題になる。3泊4日の出張なので、荷物は出来るだけ小さくしていきたいのだが、大型のスーツケースを持っていくことになってしまう。帰りはスカスカになるのがわかっていて大きいスーツケースを持っていくのはかなり面倒である。 3泊とも同じホテルならまだ楽なのだが、今回は移動を続けるので3泊とも異なるホテルである。毎日大きなスーツケースを持って移動しなければならない。
最後の面倒くささが会食である。台湾は食事がとにかく美味しい国である。そして美味しいのは大衆料理である。屋台の食事だけでも十分満足できるほど美味しい食べ物であふれている。 ところが接待で使われる料理は、大衆料理とは程遠い高級な中華料理であることが多い。大阪に旅行に行ってタコ焼きもお好み焼きも食べることができず、お刺身など懐石料理みたいなものを食べるのと同じだ。香川に行ってうどんを食べられないようなモノとも言える。 さらにお酒が飲めないお父さんが、ある程度お酒を飲まざるを得ない状態にされるのが中国文化圏の会食である。今回もできる限り飲まないようにするつもりだが、どこまで耐えられるだろうか。
これらの様にいろいろと面倒くさいことはあるが、台湾は交通は便利で移動が比較的楽であるし、会食以外で食事をする機会もある。コロナ禍以来の初台湾なので仕事はきちんとしなくてはならないが、美味しいものを食べて楽しんで来ようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.27 00:10:10
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