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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
次女は今、実に不安定な状況にある。高校受験を数か月後に控えており、学校の雰囲気もかなりピリピリしているようだ。次女本人も勉強はしないのだが、高校受験に関する漠然とした不安を抱えている。 実際に次女は、学校へ行くのが嫌になっているし、登校しても保健室登校というモノをしている日が多いと聞いている。お父さんの学生時代にはなかった制度だが、今は一定割合の子供が保健室に登校して自習して1日を過ごしているらしい。
次女はお父さんから見ても、驚くほど勉強が嫌いである。勉強ができないというよりも、勉強という行為に拒否反応を持っている。宿題をしなさいとお母さんに言われただけで、パニック的な反応を示すので、もう勉強はあきらめるしかないというのがお父さんの見解である。
ただし、勉強をあきらめていいよというだけでは親として問題である。ならばどうやって生きていくかを次女と一緒に考えていかなくてはならない。 次女が志望している高校に合格すると、次女は家を出て寮か下宿をしなくてはならない。順調にいけば、次女と同じ家で生活する時間はあと半年しか残っていない。圧倒的に時間が足りない状態である。
高校生になれば、一緒に住んでいたとしても親と一緒に過ごす時間はそれほど多くないだろう。長女もそうだったし、長男も今はそういう状況にある。しかしながら、何かあったら親がいるという状況は、精神的にかなり安心できるはずである。 親から見ても、身近に子供を見ていられるというのはやはり精神的には安心である。
お父さんは次女との親子の信頼関係は、かなりしっかり築けていると考えているが、次女に教えておきたいことというのは、まだまだたくさんある。また次女と一緒に過ごす時間もまだまだ足りていない。次女は子供達の中で一番お父さんの趣味や遊びに付き合ってくれている。ようはお父さんが子離れ(次女離れ)する心の準備が整っていないのである。
親は無くとも子は育つと昔からいう様に、お父さんが思っているほど次女にとってお父さんの需要度は高くないのかもしれないが、お父さんにとっては末の娘で一番最後に家を出ると思っていた子供である。残り少ない次女との時間を有意義に過ごしたいと心から思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.06 00:10:13
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