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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
プレミアムという言葉がある。上級なとか高級なとか何らかの価値が付いているというような意味であるのだが、日本人はこの言葉を英語としては使っていないことが多いので、イメージとしては「すごい」とか「高級な」とか「特別な」という意味で使用していることが多いのではないだろうか。少なくともお父さんはそうだ。プレミアムチケットと聞くと、特別なチケットというイメージで聞いている。
同じようにデラックスという言葉も日本人にはなじみが深い。高級なとか豪華なという意味の英語であるが、この言葉も上記のプレミアムと同等に「すごい」という意味で日本語として使われることが多いのではないだろうか。 なんにしてもプレミアムとかデラックスという言葉は、通常のものよりも上級なものであるという認識で間違いないだろう。
先日薬を買いに行ったとき、目的は風邪薬と湿布と頭痛薬だった。そして購入した薬のほとんどにプレミアムかデラックスの文字が記載されていた。後から気づいたわけではない。購入時にプレミアムやデラックスの言葉にひかれて少々高いのを知りながら購入したのだ。
市販薬というのは何となく飲むものではなくて、病院にいく暇がないときに体調が悪く、何とかすぐに回復したいと思って利用することが多い。よって少しでも効果の高いものを購入したくなるものである。 だから通常のものとプレミアムと書いてあるものが並んでいれば、どうしてもお父さんはプレミアムを手に取ってしまう。
薬メーカーの戦略に乗せられていると強く感じるのだが、なかなかあらがえるものではない。もし値段が2倍とか3倍していてもお父さんは購入してしまうかもしれない。ちなみに歯磨き粉などもプレミアムとかデラックスと書いてあるものがあると、お父さんは選んで買ってしまう傾向にある。
そんなことを思っていてふと気が付いたのだが、お父さんは効果が不確かなものほどプレミアムやデラックスに惹かれる傾向がある。それが薬や口腔ケア成分の入った歯磨き粉になってる。実際にプレミアムと書かれたものと、書かれていないものの効果の差はわからない。薬メーカーに電話で確認しても「どちらも効果は同じ」といわれるだろうと思う。 痛み止めなどは、海外に行くと「ストロング」とか「エクストラストロング」と書かれた種類が売られている。こちらは少しは効果が異なるかもしれない。
お父さんがプレミアムと書かれていてもそれほど惹かれないのが、プレミアムシートとかプレミアム価格とか書かれているものである。 スポーツやミュージカルではプレミアムシートというのが存在する。もちろん観戦や観劇をするのに見やすいいい席である。プレミアムシートという名にふさわしい。その他のシートとの差はとても分かりやすい。値段が高い理由もすぐに理解できる。ところがこういう場合、お父さんは冷静に自分がどの席から見たいか、価格が自分の気持ちに合っているかを冷静に判断している。価値がないと思えばプレミアシートを購入することはない。
プレミア価格も同じである。ただプレミア価格というのは高級な価格ではなく、通常より安い場合が基本的だと思う。すでに英語の意味を無視した日本語になっている。「今回プレミア価格での販売です」とか言われても、製品が分かっているので通常よりどれぐらい安いか、買う価値があるか冷静に判断してしまうので、不必要に購入につながることはない。
結局お父さんはプレミアムやデラックスという言葉に弱いのではなく、不確かなものに少しでも希望を持ちたくてプレミアムという言葉にすがってしまうのだと思う。冷静に薬剤師さんなどに違いを確認すれば、言葉に惑わされなくなるかもしれない。 宗教で仏壇やツボを買ってしまうのと同じ心理なのかもしれないので、気を付けたいと思う。考えてみると、パワーストーンなども購入するとき、高い石を買ってしまう傾向も持っている。
そういえばあと一つ思い出したので、書いておくが栄養ドリンクはこの手の言葉のオンパレードである。プレミアム、スーパー、ハイパー、デラックス、ゴールドなどもうどの順番で効果が高いのか理解できないほどたくさんある。これも効果のほどは素人にはわからない。だからこそこういう言葉が並ぶのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.04 00:10:12
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