陰の優しい時間
梅雨が明けて、本格的な夏がやってきました暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?私はこの数日、「感じるモード」に入って、ものすごく大量の感覚と発見がやってきて、なかなか「書くモード」に切り替わりませんでした。職人が日々技術を淡々と磨いていると、ふと、自分の手が自然に動くことを発見するように、このところ仕事をしていて、数秘の“向こう側”が見える瞬間があるのです。その独特の手ごたえが、とても静かに自分の中に芽生えています。その感覚は言葉にし辛いのですが、例えば“ピタッと角が合う”といったような…守・破・離という言葉がありますが、守・破の段階を経て、いよいよ次の変容へ。これからが独自の、離=創造の世界へ突入していきそうだという予感がしてきました。不思議なエネルギーが、静かにお腹の底から湧いてきています。今日は、数秘アドヴァンスクラスに通ってくれていたkayoさんの最後の講義でした。日々生徒さんに教えられることが多く、感謝の気持ちでいつもいっぱいです。kayoさん、ありがとう! kayoさんが、今日のクラスの最後に手渡してくれたプレゼント。 彼女の心遣いと、プレゼントを選ぶ目線が持つ創造性に脱帽! 私の「軌道数33」にあわせた、可愛らしいメッセージクッキー 思わず開けたとき、ウルウルッときてしまいました最後のリーディングレッスンでは、2人に共通のテーマが浮上しました。「何かを成すことや行為することばかりが大切なのではなく、 心を開いて自然に感じること、流れに身を委ね今を味わうことの中に、 創造の種は蒔かれ、育まれるのだということ」私たちはつい、目的に向かって行動を起こし、ひたすら努力することこそが、夢を実現する為に必要なことだと思い込みがちです。ですが、その夢の種を蒔いたら、見守りながら過不足なく水をやり、後はその種が芽を出し、育つための密やかで優しい時間が必要な事を、わたしたちはついつい、忘れがちになります。その柔らかく繊細な時間がないと、芽がぐんぐん育っていくスペースが確保できないのです。陰の優しい時間がたっぷりあると、次は明るくグングン育つ時が自然とやってきます。真昼の太陽が照り付けている季節は特に、涼しい木陰や夜の時間に心底ホッとするように、光と陰はバランスをとりながら助け合っているのですね!柔らかい陰に憩うひとときを楽しむこと。それが次にやってくる、賑やかな創造の季節を後押しする後ろ盾となります。おまたせしました!明日はいよいよ、個人周期のお話をしましょう。今夜の一息つける涼しさに感謝して…おやすみなさい