352913 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

じゅびあの徒然日記

じゅびあの徒然日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

じゅびあ

じゅびあ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ぱぴりお@ がんばってください!精神科医! 精神科医の先生ってなんだか虐げられてい…
じゅびあ@ Re[1]:厳しいです(11/16) ぱぴりおさん 「階段を上り下りするの…
ぱぴりお@ Re:厳しいです(11/16) 体力勝負ですね。 私も、祖母がなくなる3…
じゅびあ@ Re[1]:Stop PEG(胃ろう)!?(10/06) あどらむさん 私の患者さんで介護を仕…
あどらむ@ Re:Stop PEG(胃ろう)!?(10/06)  前に働いていた特養が「とにかく口から…

フリーページ

ニューストピックス

2006年11月19日
XML
カテゴリ:離婚
週末出かけていて先ほど帰宅。洗濯物と、お土産を整理して、やっと一息。すっかり主婦です。

夫婦の問題を話す患者さんは、たくさんいらっしゃるけれど、最近多いなあと思うのが、「携帯見ちゃった病」というか、「携帯見たくなる病」。
もちろん、配偶者の携帯を、こっそり見てしまうこと。
これって禁断の秘技。一度やると麻薬的に止められなくなるもの。
したくなっても、決してしてはいけない、と思う。
もし、それでも見てしまうのなら、見たことは墓場まで持っていく覚悟であるべき。

自分はやましいところがないか見られても構わない、とか、配偶者間のプライバシーが何処まで守られるべきか、とかそういうレベルの問題ではなくて。
携帯電話を一度でも見てしまうと、見てしまったほうが、苦しむことになるから。

携帯って要はメールのやりとりを覗き見る。
そこにあるのは、言葉だけ。そこから配偶者と、送受信の相手の関係を推し量る。
やり取りしている表情も、言葉の調子も、裏の気持ちも見えない。
少し親しげなやり取りがあると、全て不信に繋がってしまう。

一度携帯を見てしまった妻たちは、揃って、次も見ずにいられなくなる。
しかも、見てしまうような妻たちの大部分は、見たことを夫に黙っていられない。
動かぬ証拠として、自分が見たことを宣言し、夫を問い詰めてしまう。
問い詰められた夫は、大半が逆ギレ。
本当は夫にやましいところがあったのかもしれないが、それを棚に上げて、お前が見るからだ!となる。
逆ギレした夫を見て、ますます妻は怪しいと思う。
そして携帯をチェックする隙を伺う。
夫は携帯をチェックされないよう細心の注意を払う。
妻は一日中、夫が何をしているか怪しいと思う。
昼間、夫が出勤していても、本当に職場にいるのか、会社に電話をかけたい衝動にかられる。
夜も眠らず、夫の熟睡した隙を狙って、隠された携帯電話を探す。

これ、本当に治らない病気。
これから配偶者の携帯を盗み見ようと考えている人たちがいたら、もう一度考えて欲しい。
もし、見てしまったら、見たことを死ぬまで言わない覚悟があるか?
怪しい内容がもしあったとしても、気づいているような気づいていないような微妙な態度で、夫を操縦できる自信があるか?
それがなかったら、携帯を盗み見ることは、夫婦関係の改善に繋がるより、悪化に繋がる可能性のほうが高い。

携帯やPCをこっそりチェックしてしまうというのは、一種の心理的依存、立派な中毒だと思う。
この中毒にかかる妻たちは哀れなことに、「自分は夫のことを愛しているのに」と涙する。

夫がきちんとあなたの許に毎日帰ってきているのなら、夫はあなたとの生活を守るつもりでいる。
だったら、そこを信じたほうがいい。
それほど愛せる相手と結婚できたこと、夜中に目が覚めた時愛している男性が隣りにいることは、それ自体、奇蹟。
結婚する(事実婚も含む)ということは、「おやすみなさい」の意味が変わること。
夫は昼間に仮の姿もたくさん持っているかもしれないが、「おやすみなさい」がそれで別れる意味でなく、それから一緒に過ごす意味であること、そこを大事にしたほうがいい。

もし、夫があなたとの生活を守るつもりがない、何がバレても知ったこっちゃない、と居直る態度なら、既に夫婦関係は破綻しているのかもしれない。
片方の気持ちが途切れたところで、実質的に続けていけないというのも、分かる。

携帯電話を見てしまったことごときで、夫婦が壊れてしまうのは、本当につまらない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月19日 20時12分41秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X