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カテゴリ:離婚
午前中の仕事が伸びてしまい、遅れてとってる昼休み。
さすがに食べてすぐに動けん(T_T)。 昨日自分の離婚についての記事を書いたら、アクセスしてくれる新しい人が増えた。 みんなこういうことに関心があるのだなー、と思った。 365日、毎日DVがあるわけじゃない。1年のうち、360日は、普通に過ごせる。 優しい言葉も、かけられないわけじゃない。だから、我慢しなきゃいけない、と思ってしまう。 DVを行なっている時が夫の真実の姿ではないのだから、と言い聞かせてしまう。 「自分は幸せなはずなのだから、これで文句を言うなんて私が我儘」と呑み込んでしまう。 まさに、うちの元夫が、それだった。 元夫が、自分の衝動性を反省しなかったわけではない。 結婚後すぐに、心理カウンセリングに通い始めた。 1回、1時間で、料金2万円。もちろん、保険は利かないので全額自費。 一度した予約を何かの都合でキャンセルしても、料金5000円。 精神科医師の診察は、予約ぶっちされてもお金をとれないけどね。 元夫も精神科医だから、それなりに情報を集めて、評判のいいところを選んだんだと思う。 何年も大枚はたいて通い続けた末、暴言を吐いて結局離婚。 世の中の心理カウンセラーの皆さんには申し訳ないが、そういう理由で、私は今でもあまり心理カウンセリングというものを、信用していない。 カウンセリングカウンセリングというけれど、きちんとやれる力量のあるカウンセラーはどれくらいいるのか。 いじくりまわした末に手に負えなくなったから、入院お願いします、では無責任。 クライエントも自分がかかっていることを秘密にしていることが多いから「口コミ」はしないし、治療実績がどうかとか、評価尺度がなさすぎる。 話を戻すね。 元夫の父親が、ある臓器の悪性腫瘍にかかった。 定期的に検査を受けていて発見されたので、その種類のガンとしては、早期発見だったと思う。 すぐに手術の日程が組まれ、私と元夫も手術日には出向いた。 手術が始まり、私は義母にこう言った。 「早く見つかりましたし、お義父さまも頑張っておられるし、先生たちも全力を尽くしてくださるのですから、きっといい結果が出ますよ。私はそう信じています」と。 これが、元夫の逆鱗に触れた。 手術予定時間が長かったため、医師からの説明を聞いた後、私と元夫は待ち時間に義母の食事を買うためもあり、一度外に出た。 少し田舎のほうの病院だったので、買い物に出るため電車に乗った。 事件はその電車の中で起きた。元夫が怒鳴った。 「家族がみんな、父を心配して涙を流しているときに、お前1人、何をへらへらしているんだ!」 「どうして家族と同じように出来ないんだ。出来ないんだったらせめてべらべら喋らず、静かにしていろ!」 「お前だって医者だったら、あのガンの5生(5年生存率)がどれくらいか知っているだろう!知っているくせに、口先だけ楽観的なことを言いやがって!」 電車はかなり混雑していたが、私たちの周り1メートルくらい、空間が出来るほどの剣幕だった。 見知らぬ人たちの注目の中で、私は涙が出てきてしまった。 「じゃあ、私はもう病院に戻らないほうがいいね」 私は夫と別れ、1人さらに電車を乗り継いで自宅に帰った。 「ああ、あの人にとっては家族は私ではないのだな」と思えて、道々涙が止まらなかった。 それでも、元夫のことを、父親がガンで手術して、心配でたまらないから、ああいう言葉が出たのだろう、自分の配慮が、理解が足りなかったのだ、と自分を納得させながら、歩き続けた。 夜夫が帰ってきたらとにかく謝ろう、私はとても傷ついたけど、私が悪いんだ、絶対に夫を責めず謝ろう、と心に決めて、泣きながら歩き続けた。 義母は夫だけが帰ってきたのを一瞬不思議に思ったようだったが、夫の「アイツは急用が出来て帰った」という説明を信じ、この時のことには離婚話が持ち上がって私が話すまで、全く気づかなかったと言う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月27日 13時52分43秒
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