|
カテゴリ:うさぎ
2週間ぶりに動物病院へるーなを連れて出かけた。
今週は比較的元気そうだが、来週は分からないので、歯と爪をキレイにし、食欲が出るようビタミン剤を打ってもらって帰宅。 実は2週間前、「もう今度こそ最後だと思います」と長年の御礼を先生に伝えてあった。 先生も、その可能性が高いでしょうね...とおっしゃっていた。 何と言ってもその2日前に、死にかけたところから生還しているのだ。 今日もう一度通院できたのは奇跡だ(生き返ったのも既に奇跡だ)。 体重もここのところ怖くてもう測っていなかったが、意外に減っていない。 10日も血尿が出っぱなしだが、結膜も白くないので、それほど貧血はきていない様子。 ただ、鼻が黒ずんでいるのは、循環が悪くなっている証拠だそうだ。 ビタミン剤が効いたのか、帰宅して、りんごが滑るのを追いかけっこして一気に1/4、齧っていた。 動物病院動物病院、と簡単に言っているが、実は高速道路を飛ばして片道100キロ離れたところだ。 離婚前に暮らしていたところでかかっていた先生に引き続き、今もかかっている。 一度こちらの地元で、パスツレラで斜頚になってバタンバタンと倒れる子を緊急でかからせたのだが、指示通り抗生剤とステロイドを服薬させて3週間経っても頚の傾きがひどくてくるくる回ってしまい、食べられずみるみる痩せてしまった。 すごく人気がある病院で、いつも数時間待って診察を受けていた。 その日も混んでいて、思わず一度出した診察券を引っ込めた。 いよいよ危ない。その時間待つことを思えば、走れる。最初から行けばよかった。 体力の消耗を考えると(うさぎの)命がけで、元の先生のところへ走った。 体重は既に2/3まで、減っていた。 先生はお腹を触って「ガリガリじゃない!もう、盲腸の栄養分も使い果たしています。とにかく甘いものでも何でも食べさせて緊急に太らせてください。ステロイドは、初期はともかく正直どうかと思います。バイトリル(抗生剤)も体重あたり最低量しか入っていない。3倍量まで使えます。効いていないんだから、せめて倍量にしますよ」とやはりビタミン剤を打ち、食欲増進剤と抗生剤の混じったものを処方してくれた。 獣医師だって、腕が違えば、こうまで違うのか....。 3週間食べなかった子がすぐに食べ始めた。みるみる太って、2週間ほどで元通り。 その後も完全にパスツレラを叩くため、1年半、バイトリルをのませ続けた。 バイトリルは高いので、結構私のお財布には響いた。 その子はるーなの娘。私の元で生まれたうさぎだ。 7歳の今も丸々としていて、わずかに頚の傾きは残ったものの、元気にやっている。 獣医師というのは、いろいろな動物を診なければいけない。 その上、内科外科産科皮膚科歯科と一人で全てをこなすのだ。 人間の医者より大変だと思う。 今はペットが多様化して、犬猫ばかりではない。 うさぎやフェレット、ハムスターなんてまだありふれた方。 フェネック、チンチラ、プレーリードッグ、サル類、鳥に爬虫類。 しかし、犬猫以外の動物の飼い主にとって、かかりつけを探すのは大変なことなのだ。 るーなの歯の処置で、2~3週間に一度、9年間通い続けた。 それ以外にも何かあると飛んでいった。 母の入院中に食べなくなって、保育園に迎えに行った子どもを乗せたまま、1日おきに注射に連れて行った時が一番大変だった。 今思えば、どの子もあの注射で何回か助けてもらっている。 るーなもよく頑張っているけれど、ふと、自分もよく頑張ってきたなと思ったりする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[うさぎ] カテゴリの最新記事
|