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じゅびあの徒然日記

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2007年07月10日
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この前、私の名前を確認して帰って行った人。
苦情を投書するか、産業医経由で院長にクレームを出してくるか、いずれかだろうとは思っていたが、やはり、あのままでは済まなかった。

外来に殴り書きの産業医からの紹介状と、健康管理センターの看護師とかいう人の報告書。
要は、「じゅびあ医師が(文面の中では、何度も私の名前が連呼されていた)最近はうつ病とすぐ休ませるが、あなたはうつ病ではないから就労可能と言った」「そのために、本人はどうしていいか分からないとますます困っている」「本人は食事が取れ、眠れてもいるが、ここ数日死ぬことばかり考えると言っているのに、これでもうつではないと言うつもりか」「診断にはあまりにも疑義があり、再診を依頼すべきだと考える」「他の医師を指名でお願いしたい」という無茶苦茶失礼な内容。
...おいおい、私のせいなのか。
彼は、私の言葉の一部だけを捉えて、都合のいいように(というか、悪いように)会社に報告している。
この産業医も、健康管理センターの看護師とかいう人も、まるっきり彼に操作されてしまっている。
そういう人なのを感じ取ったからこそ、休職の診断書は書かなかったのだ。
初診の時には一切会社での就労状況がどう、という話はなく、紹介状も会社からの説明もなく、本人だけがやって来て「この病院へ来て休みの手続きをとるよう言われました」だったのに、どうして今さら紹介状がついてくる?

指名された医師が「これは、僕、診たくないです。○○先生の紹介だから、おかしいと思うけど、診断書を書く、というものではないでしょう。絶対診ないです」と拒否していた。
産業医は、全く精神科経験がない。
その産業医が、一応精神科専門医端くれの私の診断がおかしいから、別の医者にかかれ、と同じ病院に再度送ってくる。
これは、常識的にあまりにも失礼、明らかにじゅびあの目に物見せてやる、という意味だ。
どうしてもそう思うなら、別の病院に送るのが最低の礼儀。
それに、産業医がそう診断するのなら、自分も医師免許を持っているのだから、それを使って休職の診断書を書けばよい。
どうせ精神科医の診断など、いい加減なもの、精神科疾患の診断など、他科の医者が診てもつく、とバカにしているからこそ、出来る話。
「ずっと死ぬことばかり考えている」「やる気がおきない」「会社に行きたくない」「仕事をしたくない」と泣きながら口で言うだけなら、誰でも出来る。
それを本当にうつ病かどうか、治療対象かどうか判断するのが、専門家というものだ。

他の医師の診察になりますが、と受付が言いに行くと、彼は不満そうに、それなら明日もう一度来る、明日も多分その先生にはなりませんと言うと、会社に電話をかけてもう一度相談する、といつまでもやっていた。
会社の側には当院のシステム上他の医師になるがよろしいか、という許可を得ていた(さすがにそれを特別診ろとは言えなかったようだ)から、彼の思うような指示は会社から出なかった。
結局他の医師(操作されないタイプ)が診察し、「緊急ですか?」「何が困ってきたんです?」と淡々と尋ねたところ、彼は「何となく来ただけ...」と言って帰ったらしい。
ちなみに今日診察した医師の意見も「あれはうつ病ではないですね。適応障害とか人格障害っていうのなら診断書書けなくもないですけど。」だった。
指名を受けた先生のところへまた送られても困るということだったので、紹介状の返事は次のように書いたそうだ。
「精神科的に中立な立場で診断書を作成してもらいたいのでしたら、(目下の知り合いでなく)大学病院に送ったほうがよろしいかと思います。」

念のため言うが、やって来たこの人に対しては何の感情もない。そんなものだと思う。
腹が立つのは、こういうことを言って見せしめ的に送ってきた、産業医に対してだ(実は学生時代、一緒に呑み会に行ったこともあるのだぞ!相手は覚えてないだろうけど)。
大体「どこそこの病院に行って、休職の診断書を書いてもらいなさい」という指示をすること自体がおかしい、と気づかないのだろうか。
言うのだったらせめて「どこそこの病院へ行って、相談してきなさい。治療が必要でないか、場合によっては休むことも必要ではないか、とにかく専門家の先生の指示に従いなさい」と言うべき。

こんな私でも過去にうつ病と騙されて(?)休職の診断書を書いてしまったり、入院させたりしてしまったケースがある。
一番ひどかったのは、仕事に行けなくなって眠れなくて食事も喉を通らないという人。
確かに見るからに憔悴していたが、入院させてみたら理由が、「会社の金を使い込んでしまったのがバレて、いよいよ上司に事情聴取を受けることになったから。」
「うつ病で入院」ということになると、会社の側も本人が落ち着くまでは、と事情聴取を延期したため、急に活き活きとし始め、好きなだけ院外外出し始めた。
そこで退院を決めたのだが、退院当日「銀行に行かないと手持ちがない」と言って入院費を払わなかった。
数日後本人でなく上司が復職の診断書を取りに来たので、「本人にお渡ししますので、入院費を持っていらしてください」と受付に言わせた。
復職の診断書を担保にして、入院費を無事に回収(どうして医者がこんなことまで考えなくちゃならない!)。
使い込んだお金を会社が回収できたかどうかも、被害届を出したかどうかも知らない。
それにしてもあんた、それは犯罪でしょ!私にどうしろっちゅーねん。





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最終更新日  2007年07月10日 21時29分23秒
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