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カテゴリ:プシコ(精神疾患)な毎日
ある病院で、初めての当直をした。
若干流儀の違いはあっても、行なう業務の内容にそれほどの差があるわけではないから、戸惑う、ということはない。 だが、寝られなかった。患者さんのことで呼ばれたのは、たいして遅い時間ではなかった。 もちろん、当直室に慣れないせいもあるが、最大の問題は...当直室の隣りが、看護師さんたちの更衣室なのである。 私は当直のとき、眠れれば比較的早く眠るようにしている。 深夜や早朝に起こされた場合に備えるためだ。 ところが、いざ寝ようとすると、廊下を歩く雑踏と話し声。 深夜の看護師さんたちのご出勤なのだ!あちゃーっ...。 少し経つと、当直室近辺は静かになったので、私もうとうとし始めた。 すると、また話し声とドアやロッカーをバタンバタンと閉める音。 今度は準夜の看護師さんたちの開放感溢れるお帰りタイムなのだ...。 物音がひと段落して、ようやく眠りについた。 外が薄明るくなった頃、またもやドタンバタンという音で目を覚ます。 ...朝食の準備に来た給食の職員...? そうこうしているうちに、家で子どもを登校させるために起きる「いつもの時間」になってしまった。 私は、普段かなり物音のあるところでも眠れる体質だけれど、当直の夜というのは緊張感を持っている。 コールがあれば、すぐ飛び起きるという態勢なので、ちょっとした物音で目が覚めるのだ。 前の病院では夜中のコールで病棟に入る時、看護師さんが交代で仮眠をとっている休憩室の前を通るのにドアの開閉、足音に気をつけていた。 ここは誰も指摘しないのだろうか。 当直医師は通常翌日そのまま勤務なのだから、少し気を遣ってほしいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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