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カテゴリ:プシコ(精神疾患)な毎日
どこの病院にも大体、看護師さんたちに伝わるオカルティックな伝説がある。
私も以前、総合病院の個室に入院したことがあるが、ふと夜中に目が覚め、「この部屋で、亡くなった患者さんが沢山いるんだろうなあ」と思い、ゾーッとしたものだ。 そう思うと不思議なことに生温かい風が吹いて来るんだよね(笑)。 病院では、危なくなった患者さんを他人の目に触れぬよう個室に移すものなので、新築でもない限り、個室は必ず過去にそこで亡くなった患者さんがいる、と思ってよい。 そういうのが嫌だったら、個室になど絶対入院しないことだ。 今まで勤めた病院にも、いろんな噂があった。 当直をしていると廊下を白い病衣を着た女性が歩くなんて話はザラ。 夜中に階段が一段増えるとか、誰もボタンを押していないのに午前2時にエレベータが動くとか。 午前3時になると、亡くなった××さんの一番長くいた保護室のモニターの画像が乱れるとか、謎の赤い光が映るとか。 ある時とても霊感の強いと言われる男性看護師が、夜勤で患者さんを看取った。 夜勤明けで家に帰ると、ドアを開けた母親(親子で霊感が強いそうだ)が「あんた、何連れてきたの!?」と言う。 彼が振り返ると、自分のすぐ後ろに、今朝亡くなった患者さんが立っていたそうだ。 「家へ一緒についてきちゃったんですよねー」って言ってる場合じゃないって、マジで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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