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カテゴリ:カホネーラ(cajonera)への道
一週間ぶりのカホンレッスン。
この一週間の間に先生の女性関係の件を初めいろいろあったけど、まあ先生の前では今までよりも明るく振舞えたかな。 今更、内気に振舞っていてもしようがないし・・。 しかし、月曜日には左腕を車にぶつけられて打撲傷を負い、練習ができなかった。 今朝も7時にお客様方を送って、11時に別のお客様をお迎えするという状況。 その間朝食、洗濯、カホンのレッスンとかなりあわただしくやっていた。 最近、仕事がレッスン日と重なることが多く、この日も仕事だったが、もし受けなかったら、来週水曜日まで完全にアウトということになってしまう 強引に9時30分に来てもらう約束をしたが、きたのは10時5分前。 11時に飛行機は着く予定なんだけど・・ 今までの復習と手直し・・。 トンデーロとワルツ、ハラナ、ポルカは問題なし。 しかし、フェステホで相変わらず手直しが入る。 1週間休んでいたつけは大きい・・。 プン(右)、パ(両手)、ププン(右)、パ(両手)、プ(右)パ(両手)、プ(右)プ、パ、パン、(両手) に、 プ(右)プン(左)、パ(両手)、プ(右)、プン(左)、パ(両手)、パ(両手) ランドでは二つのカホンを使って、この2パターンを演奏することが多い。 機嫌よくレッスンを受けていると、Pが自分の部屋から降りてきた。 ふっきれたつもりでいたのに彼女の姿を見ると、私は一気に動揺してしまった。思いっきりヨタヨタになってしまう。 Pにとってはクスコ最後の日だ。先生と一緒に外出するらしいが、先生ははっきりとまだレッスンがあるからと言い、先に出て行くようにと言った。おそらくはパトロン女のところに行くのだろう。 この二つのパターンを自分で、好きなようにミックスするように言われるが、頭がまっしろになってしまい、できなかった。 それにしても朝から仕事や家事とあわただしくやっていると、レッスンに集中できなかった。 先生のランドのパターンのミックスを録音させてもらい、レッスン終了。 一緒に家の外に出る。 どこに行くの? 「ワンカロ・・」 毎年6月に行われる、ワンカロの農業市。同時にライブもある。この日、彼のグループの演奏があるのだ・・。 私はこれから空港にお客様を迎えに行って、午後からは市内観光の仕事。 おまけに、クスコのシエンシアノとアリアンサ・リマのサッカーの試合がクスコで行われるのに行けない。 悔しいな。 ねえ、Pのお別れ会はしないの? 「ああ、それはいい話だな」 もしするなら連絡してね。 先生のつかまえてくれたタクシーに乗って、慌てて空港に着いたら、もう乗客がゲートを出てくるところだった・・。ギリギリセーフ・・・。 しかし、市内観光の運転手はひどかった。 耳が遠く、もう70歳を超え、反射神経もかなり鈍っているため、運転が不安定。 私は以前、この運転手の車に乗っていて、車がスピンして崖にぶつかりそうになった経験があるため、いつもこの人はもう運転をやめるべきだ、と言っている。 普段は彼の息子が仕事をしているのだが、今日はスタジアムに試合を行っているため、来なかった。 大声で指示をださなければならないことに対する苛立ちと、こんな運転手を使い続ける会社への不満。 そんなイラ立ちがお客様にも伝わっていたのではないか・・。 市内観光を終えて、お客様をホテルへ送ってから落ち込んでしまった。 家に帰ってから涙が出てきた。会社に対する不満と不安の大きさに自分をコントロールできないでいる。お客様にイライラした態度を見せてはいけないのだが・・。 いつまでこんな会社と働き続けなければならないのだろう。 この前日に働いた会社は楽しく仕事ができた。お客様からは次回彼らの顧客がペルーに来たときもガイドをしてくれないか、と言われたが、他社所属なため、即答できなかった。 この会社のバスやライトバンの運転手からは次はいつ一緒に仕事ができるんだ?と訊かれ、スケジュールをチェックに行くようにといつも言ってくれる。 この会社の人々と接するときの楽しさは今自分が所属する会社では味わうことはできない。 でも、契約にしばられて自由に動けない。 日に日に今の会社に対する不満が募るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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