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テーマ:夢を叶える人になる(1191)
カテゴリ:カホネーラ(cajonera)への道
は新しくサルサのバンドがクスコにできるかもしれない・・というもの。
会社のお金が消えたというネガティブな秘密が発覚したのと同時進行で入ってきたカホンの先生とのメール交換。 「明日、リマからサルサを歌えるやつがくるんだよ。俺は選挙投票でリマへ行くけど、帰ってきたらクスコでサルサのバンドやるかもしれない・・。これはお前だけに言うんだよ。誰にもいうなよ。」 ドキドキ・・・。 リマに行くというメールをその2日前にプーノで受け取ったときにはもうクスコに帰ってこないのではないかと泣きそうになったけどとりあえずクスコには戻ってくるらしい。 携帯にかけ直して話をした。 選挙後の水曜日には帰ってくるよ。聖木曜日には仕事だからね。サルサのバンド組んだときにはお前を舞台に上がらせて踊ってもらうよ。 No Gracias!!(遠慮しとくわ) でも秘密を聞かされて・・ うわあ~い・・なんか得した気分~。 その直後の木曜日、仕事が忙しくて一ヶ月以上お休みしていたカホンのレッスンはボロボロで・・。 「下手になっているじゃないか・・。お前、20ソーレスもお金払ってんだろ。それなのに、前の復習ばかり・・。俺だって新しいこと教えられないじゃないか!仕事のせいか何か知らないけど忙しくても一日30分くらい練習しろよ・・ 先生はホンキで怒っているようだった。 仕事でお泊りや何かでほんとに忙しかったのだ。家にいずカホンが目の前にないことが多かったのだ・・。 そう心の中でつぶやきながらも言い訳はできなかった。。 彼の前で言い訳はしたくない・・。 「できません」とは絶対に言いたくなかった。 なんだか不機嫌な先生・・。サルサのバンドについて訊きたかったけど、訊く勇気がなかった。 また仕事は続くけど練習は欠かせない・・。 その間、金・土と仕事があるにもかかわらず踊りに行ってけどカホンの先生にあったけどサルサのバンドについては語らなかった。 秘密といわれたからにはこっちからは聞けない・・ うまくいかなかったのかな? なんとなく心配している自分・・。だとしたら気の毒に・・ サルサが好きな私としてはクスコにそれなりのレベルのバンドができてくれるのはうれしい。 しかしクスコにはサルサを聞く土壌がないので成功するかわからない。 彼だって最初サルサの演奏をするためにクスコに来たのだ。だがそのバンドは成功せず、解散し、彼は今のバンドに入ることになる。 でも今はリーダーとはうまくいっていないし、グループには嫌気がさしている・・。 「選挙の投票にリマに帰っていいっていわれているけど、帰ってきたらクビなんてことになっていたらどうしよう・・(苦笑)」 しかし彼の同棲相手のお腹の中の子供のことを考えたら・・。 ペルーの伝統音楽からサルサ、メレンゲ、お客様の要望にこたえて何でもやる、それほどうまくはないけど、クスコでは名の知れている安定した今のバンドのほうが良いような・・。 どうでもいいはずの他人の家庭の事情を心配している自分がいた。。 月曜日のレッスン・・。 ひたすらカウントをとりながらの練習。フェステホで細かい手直しが入ってまた新しいテクニックを教えてもらった。 レッスンの最中に先生の携帯が・・ 「おいTio(おやじ。ペルーの黒人間で男同士のよびかけでつかわれる)。例のヤツが明日来るって?夜、連絡くれよ」 たぶん電話の相手は同じグループのベーシストだろう。やってくるのが誰か、なんとなくわかったので、レッスンが終わってからわざとらしく訊いた。 誰が着くの? 「Mだよ。サルサ歌うやつ」 うれしそうな顔をしている。 クスコにも一つサルサのバンドがあるけれどはっきりいって下手。もし新しくバンドができてレベルの高いミュージシャンのサルサが聞けるようになってくれたら私だってうれしい。 いつかこのブログでクスコの新しいスポットを紹介できるようになったら・・と思いながらも、 人の家庭の事情を考えて、先生かその恋人に 「考え直した方が良いんじゃない??」 と忠告した方がいいんじゃないかと考えているお節介な自分に気づくのだった。 別ブログ“世界遺産クスコの退屈な日常” もよろしく! ブログランキングranQ にほんブログ村 旅行ブログ にほんブログ村 海外生活ブログ ペルーでも人気の日本のサルサグループといえば・・ オルケスタ・デ・ラ・ルス/祭りだぁ!/世界中のこどもたちが(CCCD) ARCO IRIS お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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