映画 プリキュアオールスターズ みんなともだちっ奇跡の大集合
ドラえもんに続き、春休みの劇場版アニメの第2弾として、映画 プリキュアオールスターズ みんなともだちっ奇跡の大集合をみてきた。 総勢14人のプリキュア達・・・。変身シーンだけでも、相当な時間がかかる。2008年秋の映画 Yes!プリキュア5 GoGo! お菓子の国のハッピーバースディで同時上映された『ちょ~短編プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ』の長編版、という位置づけらしい。『ちょ~短編』は5分ほどのフィルムなので、変身シーンは短いバージョンで展開され、戦闘シーンが中心だった。これは短い時間でよくできていて、おもしろかった。YouTubeで『ちょ~短編』を観る。こういうお祭り的な企画は大好きなので長編版も期待!と思って観にいったら・・・。長編として独立した作品とはいえ、変身シーンなどTV版の再利用があることは覚悟していたが、戦闘シーンにも『ちょ~短編』の再利用などがあり、かなりがっかり。製作時間が半年とはいっても、絵のクオリティが劇場版にはなっていなくても、ちょっと再利用しすぎだろう・・・。85分もやるのにストーリーもほとんどなく、歴代プリキュアの紹介的なシーンから変身、そして戦闘で終わってしまった。もっとシリーズを超えたキャラ同士の会話とか、見てみたかったなぁ。たとえば、Splash Starのひかりと、5GoGoのうららとか、「わたしたちなんだか似てるね~」と話したり、5GogoののぞみとFreshのらぶとのぼけぼけなやりとりとか。それにしても、Freshと5GoGoでは、けっこうキャラクタデザインが違うのだが、意外と違和感なく見れるものだ。先日TVでやっていた『ルパン三世 vs 名探偵コナン』でも意外と違和感なく観れたので、けっこうタッチの異なるキャラクタ同士の共演というのは、見慣れたキャラであれば問題ないんだなぁ、とへんなところで感心した。とはいえ、プリキュア映画の定番となった観客参加型の「ピンチの時応援してね」も盛り上がり、子供たちはとても楽しんだようで、よかったとしましょう。