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2022年07月07日
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カテゴリ:陽明学
 
 一 心友問う。古人云う、
《忿欲〔ふんよく〕をば忍ぶと忍ばざると、便〔すなわ〕ち徳あり徳なきを見る》
(忿欲忍与不忍、便見有徳無徳)と。これ小徳の者の事なるか。
 
 云う。有徳は見所〔けんじょ〕大なる故に、世事かろくして心かからず、
故にいかりなし。心に真楽あり、故に世間の願いなし。
凡人は心せばくしていかりあり。
道徳の楽を知らずして欲ある者を以て見る時は、
忿欲の堪忍しがたきをよくしのびすぐすと見るべし。
 
 
 
 
 一 吾人〔ごじん〕、徳をなさむ事を思わば、日々善をせんのみ。
一善益すときは一悪損ず。日々に善をなさば日々悪退くべし。
これ陽〔ひ〕長ずる時は陰〔かげ〕消〔しょう〕するの理〔ことわり〕なり。
久しくしておこたらずば、善人とならざんや。
名は実の声也。又善人の名あるべし。
実あり名ある、これを徳といわざらんや。
人利に入〔い〕る者は、義をなみす。義を尊ぶ者は、利をいやしむ。
天理・人欲ならびたたざるが故なり。





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Last updated  2022年07月08日 22時07分26秒



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