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2022年08月18日
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カテゴリ:陽明学
 
 一 理をいえば気をのこし、気をいえば理をのこす。
理気ははなれざれども言〔げん〕にのこす所あり、ただ道という時はのこすことなし。
理気一体の名也。
其の大に付いては空虚といい、其の小に付いては隠微といい、
其の妙用に付いては鬼神という。
天地〔てんち〕位〔くらい〕し日月明らかに、四時〔しいじ〕行われ万物生ず。
みな道よりなせり。
其の真は寂然〔せきぜん〕不動〔ふどう〕、無声〔ぶせい〕無臭〔ぶしゅう〕也。
これを未発の中という。天下の大本たり。
道は自然にして窮〔きわま〕りなしといえ共〔ども〕、
陰陽の度〔ど〕・日月の寒暑・昼夜の変、常あるは、無極にして太極の〔ことわり〕也。
中庸の名ありて心法の受用すべき所也。
しばらく形ある物に付いて見るべし。
不発不動なる者は物の根と成り、体となれり。
木の根、土中にかくれて、花実、青紅の変をなす。
其の根土中より出〔い〕づる時は、其の化〔か〕やむ。
人の背〔せなか〕不動にして、四肢〔しし〕作用の体〔たい〕たり。
万物皆しかり。
道は、寂然〔せきぜん〕として不動、隠微にして不発。
この故に天下の根本也。物に体〔たい〕してのこすべからず。
道の不動は形の不動のごとくならず、至神〔ししん〕至動〔しどう〕といえ共〔ども〕、
無欲にしてあらわれざるをいうなり。





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Last updated  2022年08月19日 20時38分20秒



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