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2022年09月08日
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カテゴリ:陽明学
 
 一 心友問う。楽しめる君子は民の父母なり。たのしまざるは君子にたらずといえり。
君子のたのしむ所は、何ぞや。
 
 云う。程子の云〔いわ〕く、楽しみは理〔ことわり〕にしたがうを楽しみとすと。
此の意味学びざれば知らず。
たとえば音楽を学ぶがごとし。
淫声(俗楽)は、しらざれども、聞きておもしろし。
正楽〔セイガク〕(※雅楽〔ガガク〕)は、しらざる人、聞きておもしろからず、
学び得て後〔のち〕面白き所あり。
学びて理を照らす事明らかなれば、自然の理にしたがう事をたのしむもの也。
音律耳に入〔い〕れば自然に雅楽を楽しむがごとし。
凡人は、欲にしたがうを楽しみとおもいて、理にしたがうをつとめと思えり。
道をしらざるが故〔ゆえ〕也。
君子より見れば、欲にしたがうは皆〔みな〕苦〔く〕なり。
しかるを、たのしみと思うはまどえるなり。
雅楽の神気を養いてあかぬ所あるをしらずして、
淫声の神気を害するものを好むがごとし。
 
 
 
 
 一 心友問う。《惟〔ただ〕聖人にして然る後〔のち〕形を践〔ふ〕む》
(惟聖人然後践形)とは、人道を尽くし得〔う〕る也、といえるは、いかが。

 云う。人は、五行の秀気、神明の舎・天地の徳也といえり。
これによくかなうを、人道を尽くし得〔う〕るというべし。
聖人あらわれて、人の天地の徳たることをしれり。
是〔これ〕形を践む也。





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Last updated  2022年09月09日 22時37分25秒



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