66676286 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

FINLANDIA

FINLANDIA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

Freepage List

2022年11月03日
XML
カテゴリ:陽明学
 
 一 賢不肖、生まれ付きというべからず、治乱、命〔めい〕というべからず。
君〔くん〕・相〔しょう〕、志を立てて賢を求め、
職々〔しょくしょく〕其の任にあたるかあたらざるか、
つとむるかつとめざるかを明らかに知る時は、国おのづから治るべし。
天下、小人〔しょうじん〕を以てみづから安〔やす〕んぜざるは、人心の霊〔れい〕なり。
君・相・志をはげまして君子の心術〔しんじゅつ〕躬行〔きゅうこう〕をなす時は、
士民、これにしたがう。
心はいまだ化せずといえ共〔ども〕、其の用は君子の事也。
この故に、人材を成すことはかたし(難し)、変化することは易〔やす〕し、といえり。
いまだ王者の徳に及ばざれ共、志立つ時は変ずべし。
大いに変ずれば大いに益あり、すこしき変ずればすこしき益ありといえり。
婦女の知識なき、赤子の物いわざるだに、誠あれば其の欲に応ず、
あたらざれ共〔ども〕遠からず、況〔いわん〕や、
男子に知識才能あり、民人のよくものをいうは、
慈仁〔じじん〕の誠あらば保つこと易かるべし。
 
 
 
 
 一 時にしたがって変易〔へんえき〕して道に従うは、君子の中庸也。
時に随〔したが〕って変易して利に随うは、小人の中庸也。
其の知の明は一つ也。只〔ただ〕主〔あるじ〕とする所〔ところ〕異〔こと〕なり。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022年11月11日 21時03分21秒



© Rakuten Group, Inc.
X