66674210 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

FINLANDIA

FINLANDIA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

Freepage List

2022年12月29日
XML
カテゴリ:陽明学
 
 一 朋友問う。仏氏は生死〔しょうじ〕という、儒者は死生〔しせい〕といえり。
意ありや。生死は言順〔げんじゅん〕にて、死生は逆なるがごとし。

 云う。別に心はなかるべし。しかれ共〔ども〕死生と云いて言順也。
語黙〔ごもく〕は昼夜のごとく、死生は古今〔ここん〕のごとしといえり。
語は昼うごくの理〔ことわり〕也。黙するは夜〔よる〕息〔そく〕するの理也。
祖の死は父の古〔こ〕也。父の生は今〔こん〕也。子の生は今也。
天地の造化はおりはた(織機)のたて(縦)のごとし。
人の死生はよこぬき(※横糸)のごとし。
死生〔しせい〕常〔つね〕の理にして二つにあらず。故に古今というのみ。
 
 
 
 
 一 人、己〔おのれ〕を知らざるは、大憂〔たいゆう〕也。
己を知らずして人をしらんとし外事を知ることをつとむるは、惑い也。
己を知りて後〔のち〕天下の事疑いなきは、楽しみ也。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022年12月30日 22時20分04秒



© Rakuten Group, Inc.
X