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テーマ:今日の出来事(292643)
カテゴリ:Nature
今月14日、アメリカ、テネシー州の「チェロキー・ナショナル・フォレスト」で、黒熊が人を襲ったニュースをご存知だろうか。
母親と、2歳の男の子は重態、6歳の女の子は死亡した。 3人は滝の下のプールにいたところを、黒熊に襲われたらしい。最初に男の子が頭を食いつかれ、それを母親が止めようと、石や棒などを投げて抵抗したところ、今度はその母親が襲われた。 女の子の死体は、小道から約100mほど森に入り込んだ中で、熊が持ち去ろうとしていたところをレスキューが発見。ピストルを発砲したものの、熊は死体を置いて逃走した。 このニュースを観て、私は改めて痛感した。 私たちは、食物連鎖の頂点になんかいない。そんな能力など、備わっていない、と。 人類は不幸にも幸いにも、物を作り、武器を作る。そして、そのお陰で、百獣の頂にいると錯覚しているだけではないだろうか。しかし、それらを作り、使いこなせる能力は、私たち誰にでも、備わっているわけでは決してない。 特に、現代人の私たちが、ジャングルや山奥に放り出されたら、一体何日間生き延びられるのだろうか? マグロ、鮭、牛、豚、鳥、そしてイルカや鯨など・・・そうゆう生き物を、自分自身で仕留める能力があるんだろうか? 自然の中で、自分自身の能力だけで、生き残れるスキルのある人も、中にはいるだろう。ただ、そうゆう人は、きちんと智慧も持っていて、自然の掟も深く理解しているんではないだろうか。それは、食物連鎖の頂点に立つことができる資格なのでは、と私は思うのだ。そうでない人間が『食物連鎖もどき』になっているから、地球のバランスが崩れているのではないだろうか。 私は分相応に、自分が『仕留められる』であろう命を、頂いて生きていこうと思う。 『ベジタリアンのおすすめ』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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