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テーマ:暮らしを楽しむ(388422)
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
私が通う農園には、見習い労働者が4人、住み込みで頑張っている。女性が2名、男性2名、皆20代の若者達だ。
彼らの全員が、料理もすれば、ケーキやパンも焼く。若い頃からベビーシッターなどをしていたために、子供達の扱いもとっても慣れている。働き者で、チャレンジ精神旺盛。食生活、環境問題、その他いろんな点でとっても意識が高く、バランスが取れていて、驚かされるばかり。 私が彼らの歳のころは、随分違っていた気がする。きっと物質社会にドップリ浸かっていただろうし・・・。そんな事を言ったら、26歳になったばかりの見習いの女性に「時代のせいもあると思う」と、またまた深いコメント。確かに、それは言えているかも・・・。 なんといっても私が若い頃は『80年代』真っ盛り。あらゆるものが、アーティフィシャル(人工)だった時代だ。オーガニック、リサイクル、エコロジーなんて言葉も、日本にはまだ一般に浸透していなかったんじゃないかと思う。 今や、沢山の人々が、真剣に環境問題を考え、まじめに非暴力、戦争反対、人権・動物の権利を叫ぶ時代になってきた。これらは人々の意識のレベルが、どんどん上がってきている兆候だそうだ。私が尊敬するダライ・ラマ14世によれば、21世紀は人類の成熟期なのだという。この動きが広がる事で、世界はより平和で、調和の取れた世の中になっていくと、彼は感じているそうだ。 私の身近にも、その兆候が見え隠れする、今日この頃だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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