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テーマ:今日の出来事(292627)
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
農園では、日々のランチの食事当番を、交代で担当する。
今週木曜日は私の番だった。メニューはお味噌汁と出汁巻卵、そして人参と油揚げの炊き込みご飯。この辺には油揚げが売ってないので、今回は自分で揚げて持参。 他にも持参したものが数点。その内のひとつが電気炊飯器だ。現在の日本では、ご飯を炊くには炊飯器が一般的だと思うけど、この農園では違う。皆、お米はお鍋で炊くのだ。 やったことがないわけじゃないけど、炊飯器に慣れた私には、この手軽さは捨てがたい。ご飯の火加減を気にする変わりに、おかず作りに集中できるものね。 ところが、だ。私が持ち込んだ炊飯器が、農園のキッチンではかなり『浮いた』のだった。とはいえ、皆は嫌な顔ひとつせず、ロボットみたいな存在感の炊飯器から、ご飯をよそって食べていた。 当たり前な炊飯器・・・でも火を使わず、テフロン(プラスティックの一種)でコーティングされたお鍋でご飯を炊く、そして炊けると電子音がピロピロ~♪ これ良く考えたら、確かに不自然な気が・・・。 私たちのまわりには、こんな風に『当たり前』を装った『不自然』が、あふれかえってるのかもしれない。 今度は土鍋持っていこっと・・・。 関連日記 『電子レンジよ、さらばじゃ~♪』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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