|
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
正月そうそう、実兄が妹を殺害し、その死体はバラバラ・・・なんてニュースが日本を騒がせた。
彼の妹に対する憎悪は、相当なもの・・・しかしながら、どんなに妹が憎たらしくても、自由奔放さが恨めしくて仕方なくても、両親からのプレッシャーが重くても、『殺す』という事を実行に移した段階で、彼は「異常」だ。しかも、何度も何度も確認するかのように、ひどい嬲り殺し方をした上に、その死体の処理方法の残忍な事・・・。ここでは詳しくは書かないが、彼の精神状態は一体全体、どうなっているんだろう。 脳には、前頭という部分がある。これがモラルをつかさどる、肝心カナメな所なんだとか。どんなに頭に来て「ぶっ殺してやる!」と思っても、この前頭が「まぁまぁ・・・」と、なだめ、引き止めてくれるのだ。彼の前頭もチェックする価値は大いにあるだろう。アメリカでの猟奇・連続殺人犯の多くは、この前頭に欠陥があったり、収縮してしまっている場合が多い事が、すでに分っているそうだ。という事は、あらかじめ前頭検査を国民に義務づけて、ここに異常が見られる人は『猟奇殺人犯になる可能性大』として、隔離か、セラピーすればいいんじゃないかというと、それは『人権侵害』の差別問題につながる。非常に微妙な問題だ。 ところでこの前頭の収縮や異常、その大きな原因には、テレビゲーム(英:Video Game)があげられている。聞いた事がある人も多いのではないかしらん。 確かに長時間のテレビゲームは、脳に多大な悪影響を与えそうだ。それは想像に難しくない。でも私は、それだけで、ああなるとは思えない。悪玉はやっぱり、食生活だと思うのだ。栄養が偏ってる・・・いやいや、そんな甘っちょろいモノじゃない。もっと大きな問題は、食品添加物などのあらゆるケミカルと、その複合化学反応だ。 世の市場に出回っている食品には、信じられないほどのケミカルが入っている。それは私たちの想像を遥かに上回るほどだ。そしてそれは原材料の表示だけでは、分らない。 例えばマッ◯・シェイク。これには40数種類ものケミカルがブチ込まれているのをご存知だろうか。なんたって『本場』アメリカじゃ、約150,000種類ものケミカルが表示免除になっているのだ。その中には肥満を誘発するモノ、発がん性のモノ、中毒性のあるモノ、そして脳障害をもたらすモノ、etc...と、その『効果』は様々だ、また、それら複数のケミカルによっての『相乗効果』に至っては計り知れないだろう。しかし、どうしてそんなでたらめが可能なのか・・・それはもう日本でも恒例の政府と企業の『癒着』によるものだ。企業と政府はもう、それだけ切っても切れない間柄になっている。「日本はアメリカほどひどくない」・・・? 本当にそうなんだろうか?????? こうゆう猟奇的な殺人のニュースはもちろんだけど、珍しい不治の病に苦しむ人々なんかをTVで観るたびに、この当事者たちの、そしてその両親たちの食生活、および洗剤などの生活用品は何を愛用していたのか、詳細を知りたくなる。しかしそこを追求するメディアは、あんまり存在しないのだ。(クイズ、それは一体なぜでしょう~?) 深く掘り下げて行くと、この妹を殺した次男坊のお兄ちゃんも、実はこんな世の中の被害者なのかもしれない。そう思うのは私だけなんだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[『あたりまえ』を考える] カテゴリの最新記事
|