|
テーマ:今日の出来事(292599)
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
筋肉痛だ…。
年をとってくると、筋肉痛は翌日訪れず、数日たってからやってくるんだとか…。私の場合はどうやら、1週間前のNYの置きみやげらしい。 忘れた頃に付けが回ってくると言ったら、今の環境問題もそうだろう。アメリカでは1930年代から、石油系のケミカルがどんどん開発され、製造され、消費され、廃棄され…それから約70年たった今、あちこちでどんどんその影響が出てきている。それはもう、筋肉痛のレベルではなくて、もっと深刻なんだけど、私たちはいまだに、それを見て見ぬ振りしながら、生活スタイルを変えられないどころか、さらに便利さを追求している。 石油系と言えば、今回私がNYC行きにとった手段は飛行機だったが、その飛行機の燃料はなんだかご存知だろうか。『ケロシン』と呼ばれる石油系の燃料。私たちの身近な物で言うと灯油である(ちなみに、英語で灯油は『ケロシン』といいます)。それを空でガンガン消費しながら飛んでいるのが飛行機である。 ひと一人を運ぶのに、飛行機が発生する二酸化炭素排出量は、なんと新幹線の50倍、自動車の5倍にも及ぶらしい。 それだけではない。今や世界中、どんな田舎に行っても、どんな大自然のまっただ中に行っても、なぜか空気や大地などが汚染されてしまっているのは、何を隠そう、この飛行機の排気ガスの影響が非常に大きいらしいのだ。 加えて騒音・振動の問題、機内で出るゴミ、数時間足らず使っただけでクリーニングに出さなくてはならないであろう毛布、ヘッドフォン…あれは再使用しているんだろうか? そして不気味な青い液体で流される排尿排便…あれって一体どんな風に処理されているんだろう??? とにかく飛行機は、非常に公害性の高い乗り物といって間違いはない。 という事で、今回、私は自分の至福のために、環境汚染に大きく一役買ってしまった、というわけだ。今後はさらに3R(Reduce.Reuse.Recycle)やエコドライブ、環境に対して、自分のできる範囲を広げる努力をしなくては…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月27日 08時18分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[『あたりまえ』を考える] カテゴリの最新記事
|