指差し診察
Cの診察に同行したわけだが、いなくても問題なかったと思った。Cはあらかじめ、答えを想定して紙に書いておいたし、単語が分からなかったら、私が持って行った単語一覧を医師、C共に指差して説明していたから。私は会話をほとんどしなかった。帰り際、Cのドイツ語は上手と医師が言うと、Ne,suesseschokoladeの方が・・・と言うので慌てて口を挟んだ。すると、医師もそうそう、suesseschokoladeは自分でドイツ語で話そうとしないものねと言った。その通り!私はドイツ語で話す気がありません。間違えたコミュニケーションのツケは体に返ってくることだから。私がドイツ語を話すより正確に状態が伝わることに重点をおいてる。極端な話、右と言ったのに左を切られちゃ~、溜まらんから。日本国内で、日本人同士が母国語である日本語を使っても、患者間違いやら手術する部位を間違えるやら起こるんだもん。言葉が不得手で発音も悪いなら、尚更慎重にならなきゃ。次回はドイツ在住15年、ドイツ国籍を取得した元中国人女性を伴って詳しい検査結果を聞くと言っていたので、私は本日で御役御免。肩の荷が下りた。