FISHの起業徒然日記

先にも触れましたが、シチリアについて早々、スーツケースが行方不明に。
途方に暮れ、係りの人に言って探してもらえることに。

住所を聞かれるが、どこに行くのか分かりません・・・。
日本を出る前にあまりにも忙しかったため、あまりコミュニケーションをとらずに
来てしまったため、名前やその他詳細が分かりません。
唯一知っている連絡先は。携帯の番号。
オーナーが英語を喋れるかどうかも不明。

よくそんな状態でシチリアまで飛んできたものだと、われながら思いましたが。

きっと喋れないだろうと、急遽日本でイタリア語教室通いを始めたのもそのため。


でも、イタリア語で電話はまだ無理です。
無理やり空港の担当の人からオーナー電話をしてもらうようお願いし、話してもらうことに。
どうやらオーナーは空港に来ている様子。
ちょっと一安心し、状況を確認することに。

オーナーに会って”今だ！”とばかりに習いたての「piachere（始めまして）」を試してみました。
返事は、「Nice to meet you」
ん？　英語喋れるの？？？
と言うわけで、私のイタリア語は当分の間封印です　ホッ（笑）。

私のスーツケースは明日宿泊先まで届けてもらえることに。
と言うわけで、宿泊先へLet's go！

珍しく雨の降るシチリア島での滞在の幕開けです。

車で走ること約30分。
空港からもアクセスのいい場所にあるワインセラーは、小高い山の上に、大きな土地と、
小さなホテルと併設されています。

敷地内を車で動けば、1分ほどの距離でしょうか、センスのいい優しげなピンク色の建物が、周りの自然と優しく調和されています。
話を聞くとこの家系は古くからここシチリア島ではちょっと有名な家系らしいです。
最近（ここ100年位）では外交官のような役割を果たすべく、ヨーロッパ近隣諸国との交流にも一役かっているそう。
日本の天皇陛下直々に招待を受け、記念の菊の紋の入った器（のようなもの）もあるそうです。

このホテルは、外交官や、外交・貿易などしている人たちに良く使われ、いわば同業種交流会？
ここのレストランは地元の人にも評判で、ランチには80-100組のお客様が毎日来ると言うところです。

私は、そんな中かなり良い待遇で迎えられました。
大物貿易商社マン夫妻よりもいい部屋、眺めも最高。
きっとここは、いうなればスイートルームなんだろうなあ。

そんなところに3泊無料で泊めさせてもらう。
食事も無料。
私はこの仕事をしていて良かったなあと思う（始まったばかりだけど）。

男運はなくても、こういう部分はいつもラッキーな私。

頑張っていいビデオを撮らなくてはと早くも意気込むのでした。