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カテゴリ:自己啓発すすめ
【嫌いな人がいるのは当然?】 仏教の言葉に「怨憎会苦」(おんぞうえく)というものがあります。 これは、自分の嫌いな人と出会う苦しみのことです。 人が生きていく中で、嫌いな人と出会うのは避けられませんが、ブッダは その苦しみにどのように対処すればよいかを説きました。 パレートの法則というのがありますが、これは物事を2:8に分けること ができるというものです。 この法則から派生した2:6:2という法則があります。 これは働きアリの法則とも呼ばれますが、2割のアリがよく働き、6割は 普通に働き、残り2割はサボっているという分類をします。 この法則を人間関係に当てはめると、好きか、何も感じないか、嫌いに 分けられます。 そうすると、いかに努力しても10人の知り合いの中に嫌いな人が必ず2人 存在し、嫌いな人がいるのは当然であるということになります。 一方、人間関係を哲学的に捉え、どのように対処すべきかを考えた人物が います。黒住宗忠という人です。 彼は次のような言葉を遺しました。 「立ち向かう人の心は鏡なり、己が姿を映してや見ん」 <己がすがた>とは「自分の姿、自分のこと」です。 意味は、誰かを嫌いだと思うのはその人の欠点を見て裁いているからで、 自分のことを相手より上に置き、自分にはその欠点はないと思っているが、 そうではない。 相手の中に見る嫌いなところは、じつは自分の中にあるのだから、自分を を省みて改めなさい。相手を嫌いだと思う必要はない。相手のおかげで、 自分の欠点に気づくことができるから、ありがたいことなのだ……。 人と人の間で生きるから、「人間」という説もあります。 うまくいかないのが人間関係ですが、好き嫌いという感情を抜きにして奥深 く考えることで、自分の成長につながることができます。 (by ハートリンクス) 【お知らせ】 いつもご覧いただきありがとうございます。 10月より、記事の配信を月に2回(15日・月末)行うことにいたしました。 10年にわたり配信させていただき、多くのことを学び成長できましたこと、 心から感謝申し上げます。 今後も皆様の心に残るような内容を目指していきたいと考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月01日 09時28分42秒
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