ハートリンクスのブログ

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• 【強い自分になるために必要な３つのこと】

  【強い自分になるために必要な３つのこと】　先日、ある能力開発セミナーの参加したのですが、このとき「なるほど」　思う内容がありました。　それは、自分を強くするために鍛えておくべきものとして、３つのことが　必要だというものです。　略して「３K」。　次の３つです。　１、肯定的　　　どんなことも肯定的に考えよう。　　　世の中には、どんなことも否定的にとらえる人がいます。　　　しかし、人は否定的な考えだけで生きてくと心は重苦しくなります。　　　開き直ったつもりで、肯定的な考えになると、心は自然に軽く明るく　　　なります。　２、謙虚　　　誰に対しても、どんな出来事にも謙虚な姿勢で接しよう。　　　とかく人は、「自分が、自分が」と思うものです。　　　少なくとも、謙虚な姿勢であるほうが他人から好かれます。　　　謙虚な意識で日常を生きていくと、物事や人に感謝する思いが湧いて　　　くるようになります。　３、感性　　　感性を豊かにしよう。　　　感性とは、多様な価値観を持ち、柔軟に考えることを意味します。　　　一般的に、人はまず、自分のモノサシで物事を解釈し、評価し、判断　　　します。　　　しかし、もう一つか二つ違う視点で見るようにすれば、視野を広くす　　　ることができます。　肯定、謙虚、感性。　この三つのキーワードからは、ソフトな感じがして自分を強くするという　イメージは湧かないと思う人がいるかもしれません。　しかし、本当の強さというのは、しなやかなものです。　柳の枝に雪が積もっても、柳の枝は折れないのと同じです。　かりに、つらく、苦しいことがあるにしても、この弾力性があれば心が折　れることはないでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月24日

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• 【自分の背中】

  【自分の背中】　背中が丸いと、呼吸も自然に浅くなり健康を害しやすい、といわれます。　　つまり、姿勢をよくするのは身体の健康面からいっても大変重要なことに　なります。　もうひとつ、背中にはその人の心の状態が表れるともいわれています。　ミスタージャイアンツの長嶋茂雄さんが、現役時代の頃に話しておられた　そうです。　「ピッチャーの背中を見ると、その日の調子がわかる」と。　つまり、投手の調子がいいか悪いか、が背中に表れることを見抜いていた　長嶋さんのすごさがうかがえます。　また、心の元気がないときも、姿勢を正して胸を張ることで、心が元気に　なることもあります。　つまり、これが「型を重視して、型から入る」というものです。　また、腰痛で苦しむ人は普段の姿勢がよくない、のだそうです。　歌手の郷ひろみさんは、現在65歳です。　すでに還暦は過ぎていますが、仕事がら体のメンテナンスも丁寧に行って　います。　その彼が、次のように話しています。　「運動では腹筋よりも、背筋を鍛えることが大事なんです。　　みんな見た目で腹筋をやりたがるけど、背筋がないと背中が丸くなる。　　　　正面からは見えない背中が、人間を支える一番大事な部分です。　　人間も、外から見えない内面が大事。　　それを僕は運動から教わったんです」　腰痛のある人は、腹筋と同じくらい背筋を鍛えると痛みも軽減するといわ　れています。　つまり、背中の筋肉が背骨を守り、関節の圧迫度をやわらげてくれるから　です。　心も体も健康であるには、自分の背中を元気にすることが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月23日

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• 【夢を実現する人になろう】

  【夢を実現する人になろう】　夢を持っている人はたくさん存在すると思います。　しかし、夢を持っていても時間がなく、今の環境では取り組めないという　事情のある人も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。　アメリカの著述家の一人が話しています。　ある調査機関が調べたところ、人口約2億人のアメリカの大人のうち、夢　を見る人が３０％いるそうです。　さらに、夢は持っているが実現できない人（あきらめる人）が６５％。　そして、夢を実現する人が５パーセントいるのだそうです。　人数にするなら１０００万人です。　つまり、アメリカを例にとると世の中には、「３種類の人がいる」、という　ことになるのです。　おそらく、日本もこのデータに近い結果になるのかもしれません。　　このことから、人の心の持ち方に一つの傾向があることがわかります。　人であるなら、誰もが夢を持ちたいという本能があります。　小さい頃、「大人になったら何になりたい？」と聞かれたことがあります。　今でもその質問は、多くの大人がします。　将来、何になりたいか。　これを考えさせることで、生きることの素晴らしさと大変さを大人なりに　投げかけているともいえます。　そして、大きくなるしたがって社会の厳しさを知るにつれ、夢を持っても　叶えることは難しいものだ、と結論づけることが多いのです。　ただ、現実に夢を叶えてきた人がいることも、しっかりと受けとめること　が大切です。　「私は、夢を実現する人間になりたい」と思う、心の持ち方はとても重要　なことです。　少なくとも、自分に対してネガティブであるより、ポジティブであるほう　が夢を叶える可能性は高いことは事実だと思います。　いつもポジティブな心である必要はありませんが、かといってネガティブ　な心である必要もないのです。　人の心には、バランスがとても大事です。　つらいことがあっても、立ち直れる力があれば、また元気になれます。　これが、心のバランスをとるということです。　心のバランスをとりながら、夢を実現する人になりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月22日

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• 【自分を肯定できる人になろう】

  【自分を肯定できる人になろう】　　　ある心理学者が、　「人によって、前向きな人と後ろ向きな人がいるのはなぜか？」　を考えました。　また、自分のことを肯定的に感じる度合いによって前向きなタイプと　そうではないタイプに分れると考えました。　さらに、自分を肯定しやすいかどうかを判断する、10の質問を考えた　人がいます。　それは、10の項目があり内容は肯定的な質問、否定的な質問があります。　１、自分に満足している　２、ときどき自分はダメだと思う　３、いくつか見どころがある点がある　４、友達と同じくらい、いろいろなことができる　５、得意なことはあまりない　６、「役に立っていない」と感じることがある　７、ほかの人と同じくらい価値ある人間だと思う　８、もっと自分を尊敬できたらと思う　９、何をやっても失敗するのでは、と思ってしまう　１０、自分は前向きである　以上の質問への答えと点数を次のようにしました。　　「いつもそう思う」→４点　　「ときどきそう思う」→３点　　「あまりそう思わない」→２点　　「まったくそう思わない」→１点　質問に対する答えを、４つの中から１つ選ぶ。そして点数を合計する。　合計点　２６点以上……自己肯定感が強い　合計点　２５点まで……自己肯定感が弱い　あくまでも目安ですが、おおまかでも自分自身を知る上での参考材料に　なるかもしれません。　質問と答えを照らし合わせると、自分に足らないところや改善すべき点が　わかり、その対応策も浮かんでくるでしょう。　自己肯定感は、自尊感情につながるものです。　自信過剰では困りますが、自分のことを認めるのは、生きていく上でも、　大切なことなのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月21日

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• 【自分の性格を長所の視点で見直そう】

  【自分の性格を長所の視点で見直そう】　物事にはプラス面とマイナス面がありますが、プラス面だからいいという　判断が正しいとはかぎりません。　また、マイナス面が悪いと断定することもできません。　つまり、プラスとマイナスというものをなくすことはできず、バランスを　とれるかどうかが、より重要なのです。　また、人の性格には、二面的なものがあります。　いわゆる、長所と短所というものです。　しかし、人生は面白いもので長所（優れた素質）を持った人が成功する　とは限りません。　むしろ、素質や才能に頼れない人ほど謙虚に努力して、人生の勝利者　になった人が多いのではないでしょうか。　その意味では、イチロー選手は代表的な人物です。　イチロー選手のような世界的に有名ではないにしても、同じように自分の　マイナス要素を、プラスに変えた人はたくさんいます。　人間の性格の短所と長所も見方によっては、違うものになります。　　頑固……粘り強い　　優柔不断……慎重　　わがまま……意志が強い　　おせっかい……面倒見がよい　　短気……頭の回転が早い　　常識がない……芸術性があるかも　　軽率……行動的　　考え過ぎ……物事を深く見ることができる　　自分の意見を言わない……相手を尊重する　「自分の短所はこれだ」、という視点だけで自分を見ると、自分の心も暗く　なりがちです。　「短所は長所につながっている」という視点にたてば、プラスがマイナス　を内蔵しているということになります。　自分の性格を長所という視点から見てみましょう。　今まで、気づかなかったことがあるかもしれません。　また、自分以外の人への見方も同じように、長所の視点から見ていくと、　相手がそれまでとは違う印象にもなるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月20日

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• 【マイナス感情をやわらげるには】

  【マイナス感情をやわらげるには】　私たちが何かの原因で、心が弱くなると自然に考え方もマイナスな方向に　流れてしまいます。　つまり、ネガティブな感情に染まっていくような感じです。　そんなとき、「このままではいけない」と自分を励まし、気分転換をする　ことも大切です。　しかし、マイナス感情がどうして起きたかの原因をはっきりさせないまま　自分を変えようとするのは、果たしていいことなのでしょうか。　できれば、マイナス感情になった理由をつき止め、そのような状態の自分　をきちんと感じ取ることを優先するようおすすめします。　そのほうが、同じことを繰り返す確率が少なくなります。　どうして自分はマイナス感情に陥ってしまったのか、この考えをすること　によって、これから先のための学習ができるからです。　一つの問題が起きたら、そこから何かを学んで次に活かすトレーニングに　もなります。　同じことを繰り返さないためにも、自分を冷静に見つめる力をつけておく　と、年をとっても柔軟思考ができるのです。　また、人の心の特性の一つに、「マイナス感情は反復される習性」があると　いわれています。　つまり、イヤな出来事や思い出は何回も繰り返して思い出す、というのが　それです。　これを防ぐためにも、マイナス感情はそのままにしないのが大切なことで　もあるのです。　さて、次は、マイナス感情をどのようにしてやわらげることができるか、　です。　まず、マイナスの感情そのものを肯定しましょう。　そしてその上で、感謝の念を持つことです。　自分がマイナス感情に陥ったいきさつ、関係する人、出来事に対して感謝　するなどとても無理だ、と思うのも当然のことです。　しかし、相手が100％悪いということは、よく考えてみるとめったにある　ことでもないのです。　原因の一部は自分が作っていることは、往々にしてあるものです。　ですから、相手に悪意があってもなくて関係なしに、感謝の念を持つよう　にすれば、一時的に自分が損をしたように思えても、その相手を許せる　気持ちが起きてくるかもしれません。　感謝の念、感謝の気持ちは「万能の感情」です。　怒りや憎しみの感情は、感謝の感情に勝つことはできないのです。　さらに、幸福感を高めてくれる感情です。　そのためにも、毎日の生活で、小さなことに感謝する習慣の大切さを自覚　しておきましょう。　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　　　　　

  2021年12月19日

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• 【自分の心を「海の心」にしよう】

  【自分の心を「海の心」にしよう】　人間関係が複雑にからみあう現代では、相手に対して怒りを感じていても、　グッと抑え込んでしまうときがあります。　つまり、感情の影響を受けて波風が起きても、それを平静に装おうことが　できます。　私たちには、この自分の感情を抑制するという能力があるのです。　しかし、これが一度や二度程度のことなら我慢できますが、いつものこと　になってくると、ストレスに変わっていきます。　ここに、人の心の大きさ、あるいは、物事のとらえ方が関わってきます。　ある心理学者が、「感情」を青い絵の具、コップの中にある水を「心」と　たとえて、次のような話をしています。　青い絵の具を、コップに少量入れると水は青くなります。　次に、青い絵の具を、海にたらしても海全体は青くならない。　これは、コップという限られた器の水の量と、海の量が違うから。　このことから、心のスペースとは水の量のことであることがわかります。　つまり、人の心のスペースは、コップのように限られているのです。　しかし、心は本当にコップのように限られたスペースしかないものか、と　考える人もいるはずです。　ここに、「物事のとらえ方」が重要になります。　相手からイヤことをされ、怒りが起きた。我慢しよう、と普通思います。　しかし、これは怒りが起きた事実を受けとめるというより、怒りの感情　にフタをしているだけのことです。　つまり、ストレスとは事実を受け止めようとしないこと、または受け止め　たくないという状態のことになるのです。　「今、私は怒りの感情が湧いているな」と受け止めるのは、怒りを感じて　いる自分をもう一人の冷静な目で見る自分がいるということです。　これが冷静な自分の心が、コップという限られたスペースではなく、海の　ようなスペースに広がったということになります。　広い心の持ち主になるには、起きた事実を冷静に受け止めることが必要な　のです。　事実を受け止めるとは、好きとか嫌いとか怒りというようないろんな感情　を超えています。　たしかに、とらえ方を変えても事実や状況は変わらないでしょう。　しかし、事実を冷静に受け止めているときは、ストレスは間違いなく減ら　しているのです。　みなさんもよく経験されることですが、車を運転していると赤信号で停車　せずに、スムーズに目的地に着いたということがあると思います。　反対に、信号があるところすべてが赤になり、いつもより時間がかかって　目的地に着いたりします。　そんなとき、「あー、また信号停車か、まいったな」とイライラします。　しかし、違うとらえ方をする人は、「短い時間だけど深呼吸でもしようか」　と休息できてよかったと思うのです。　同じ事実でも受け止め方の違いで、人の心の状態は変わります。　大げさにいえば、とらえ方ひとつで、人生が変わるともいえるのです。　海のような心の持ち主になりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月18日

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• 【アルバム効果】

  【アルバム効果】　今は、スマホについているカメラ機能を使わない人はいないぐらいに普及　しています。　以前は、使い捨てカメラが大流行し、年賀状の時期になると樹木希林さん　のテレビCMがよく流れていたことを、なつかしく思い出します。　今ではスマホで簡単に撮影し録画できますが、その当時はカメラで撮った　写真の一枚一枚を眺めては人と人とのつながりを確認しながら、なつかし　い人たちを思い出すという日常がありました。　そのようにして、その時々の写真は、人の成長とともに枚数も増えてきた　ものでした。　それをアルバムに貼りつけ、昔の自分や家族の歴史を刻んでいました。　学校の卒業アルバムの制作をしている会社の代表の、林さゆりさんという　人が「アルバムセラピー」を開発しています。　『過去の自分に会いに行き、過去の自分と対話する』　また『一緒に写っている家族や友人とも対話する』　これが「アルバムセラピー」なのだそうです。　しかし、人によっては昔を思い出したくない、つらい悲しい記憶がある　かもしれません。　それでもそうした「過去を乗り越えてこその今がある」、と考えることで、　過去の意味が変わることもあるのです。　アルバムを眺めていると、昔の自分の姿や当時考えていたこと、悩んでい　たことなど、当時の感情が生々しくよみがえってくることもあります。　つまり、写真を見るということが自分の心に一つの刺激を与えるのです。　その刺激というのが「自己肯定感」です。　赤ん坊の自分。小さいころの私。若い自分。悩んでいたころの私。　その時々の自分を、いったんは肯定しているわけです。（自己肯定）　よくも悪くも、アルバムを通して「自己肯定感」を高める効果がある。　これを「アルバムセラピー」というそうです。　興味のある方は、　林さゆり著「３時間で人生が変わるアルバムセラピー」（あさ出版）　を手にしてみて下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月17日

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• 【いい思いつきを実現するには】

  【いい思いつきを実現するには】　仕事を効率よく行い、勉強にも無駄な時間を使わないで成果を出すには、　それなりの工夫を誰もがします。　その工夫がアイデアになり、意欲に火をつけて行動へのきっかけになる　のです。　最近の身近な話題といえば、やはり18歳以下の人たちへの10万円支給　のことでしょう。　いきさつはあったにせよ、国の政策という次元でのアイデアでした。　二転三転しましたが、ネットニュースや新聞の論調では一貫性がない、　という批判もあるようです。　ただ、「政策や方針、計画というものに完全なものはない」ということは　知っておいたほうがよいと思います。　「支給してもらえるだけでありがたい」、と受けとる人もいれば「どうし　て早く支給できないのか」と思う人、それぞれあるようです。　アイデアと行動について、とてもユニークな考えを持っていた実業家が　いました。　マツモトキヨシの創業者、松本　清さんです。　もともと松本さんは、千葉県松戸市の市長さんでした。　当時から、アイデアと実行力のある政治家だったのです。　その松戸市では、松本市長が役所内に「すぐやる課」という、変わった名称　の窓口をあらたに作ったそうです。　ねらいは、市民へのサービスを充実させることを第一に考え、すぐに行動　する、というのが目的でした。　もちろん、現場の職員からは反発もあったとのこと。　そして、実際にやってみたものの失敗もたくさんあったそうです。　松本市長は、失敗することは覚悟の上でこの計画を実行に移しました。　「失敗することは間違いない」とわかっていても、「やってみなければ、わ　からない」という考え方。　もう一つは「たとえ、失敗しても次への成功の糧になる」という考え方を　強く持っていたのです。　いいアイデアは意外に誰でも浮かびますが、それを実行する人はわずかな　人です。　やってみたいと思ったら、行動すること。　人生は自分の思いを実現するためのものであるのです。　行動力のある人になりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月16日

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• 【自分は幸運だと思うと運はよくなる】

  【自分は幸運だと思うと運はよくなる】　日常の生活の中で、ちょっとしたいいことがあるとつい「ラッキー！」と　つぶやくことがあります。　たとえば、好きなスイーツをいつものコンビニで買おうと思って行ったら　最後の一個が残っていたときなど、ツイてると思うことがあります。　大げさに言えば、幸運だったということです。　小さなラッキーな出来事も、たくさん積み重なっていくと本当に幸運な　ことになるものです。　人は常日頃、どんな心を持って生活しているか（仕事をしているか）で、　よくも悪くも人生に影響を及ぼすことがあります。　たとえば、他人から見たら苦労しているような生活であっても、当事者に　してみると、楽しんで生きているという場合がそれです。　漫談家の綾小路きみまろさんは、性格的には楽天的な人です。　人前で話すこと、笑ってもらえることが好きな性格でした。　ただ、28歳で漫談家としてデビューしましたが、売れない時期が何十年も　続いたそうです。　多くの人に自分の話を聞いてもらいたいと、自分の漫談を録音したテープ　を高速道路のサービスエリアで中高年の人たちにタダで配ります。　サービスエリアの職員からは、「許可なしで商売しないで下さい」と言われ　ますが「タダで配っているから、商売ではありません」と答えていました。　そして、50歳を過ぎてやっと認められるようになりました。　つまり綾小路さんは、それまでの自分の生き方を肯定し続けたのです。　「自分は幸運だ、ツイている」という心を持って生きている人は、自分の　生き方を肯定できる人です。　「苦労や困難なことも確かにありましたが、そのおかげで学ぶことがたく　　さんあり、とてもツイていました」　という考えを持っていたのです。　「私は漫談家として成功できる」という思いを肯定し、信じ続けました。　この思いが、地道な苦労にも感謝できるようになっていきました。　「こんなに長く努力しているのに、ツイてない」とは考えなかったのです。　　幸運であるには、自分の生き方を否定せず、悲観せず、肯定して、楽しむ　ことが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月15日

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• 【習慣が人生を創る】

  【習慣が人生を創る】　習慣は、何かの行為や行動をくり返して行い続けることで、その人の一部　になります。　朝起きたら、家族のみんなに「おはようございます」と言う。　これも、私たちの生活の中では身近で大切な習慣です。　この習慣を、自分の夢や目標を実現するために実践してきた人はたくさん　存在します。　つまり、どんな習慣であるかが問題ではなく、その人にとって必要なこと　をやり続けていくことで、思い通りの人生が実現するのです。　世界一ホームランを打った、王さんは寝る前には必ず、“素振り”をするの　が習慣だったそうです。　同僚の選手が、一日ぐらい休んだらどうだ、と言うと王さんは、素振りを　しないと眠れないんだ、と言ってやり続けたそうです。　イチローさんも、ゲームが終わった後、道具の手入れをしていました。　これも習慣です。　習慣には、いろんな効果があります。　イチローさんを例にしますと、習慣となる行為を行う（ここでは試合で　使った、グローブやバットの手入れをする）ことで、道具を大切に扱う　ことで野球に対する意識をより高めています。　さらには、試合の後の高ぶった気持ちを落ち着かせ、反省点や次への課題　を見つける時間を持つという価値があります。　もう一つは、習慣を自分との約束だというとらえ方をすれば、自分に約束　したことをきちんと果たしている、という責任感の強さを鍛えることにも　なるのです。　王さんや、イチローさんは疲れていても、自分との約束は簡単に破らない　という、人生哲学のようなものを持っていたのではないでしょうか。　格言に次のようなものがあります。　　十年、偉大なり　　二十年、畏る（おそる）べし　　三十年、歴史となる　　五十年、神の如し　人生は習慣によって創られるものです。　どんな習慣を身につけるべきか、生活上の習慣、社会的な意味での習慣を　含めて考えたいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月14日

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• 【感謝トレーニング】

  【感謝トレーニング】　食事をするとき、食べる前には「いただきます」と言い、終われば「ごち　そうさまでした」と言うのは一般的なマナーだと思います。　少し前のことですが、有名なタレントでもある木村拓哉さんのお母様の　木村まさ子さんが、子どもの食事マナーについて、こんな話しをしておら　れました。　ある小学校で児童に、食事のとき「いただきます、ごちそうさまでした」　と言わせるのは、教育としておかしいのではないか、という父兄からの　苦情があったそうです。　理由は、給食費を支払っているのだから食べるのは当然の権利である。　だからそのような言葉を強制的に言わせてはいけない、という主旨です。　そこで、学校はどうしたかといいますと、先生が笛を手にして、ピーッ　という合図で食事を始めることにしたそうです。　これについて、食育や礼育を大切なものとして子育てをした一人の母親と　して、木村まさ子さんは学校の対応こそ、おかしいと話していました。　「いただきます」「ごちそうさまでした」これは、食事ができることへの　感謝の気持ちを表わすものとして、子どもの教育には必要なことです。　「いただきます」は神様にお供えしたものを「頂く」というところに　語源があるそうです。　もちろん、お米や野菜を作ってくれた人たちへの感謝の気持ちを表わした　言葉でもあるのです。　また、「ごちそうさま」の中の「ちそう」は、もともと「馳走」（ちそう）　といい、忙しく走り回るという意味があるそうです。　これは、たとえば食事を作ってくれるお母さんが、食材を求めて買い物に　いく姿や、お父さんが食材を買うためのお金を得るために、忙しく走り　まわって仕事をしている姿を示しています。　「御馳走様」の「御」「様」には、本来的に感謝の意味を表わす文字だと　いわれています。　日本人が、何かにつけ「御」という文字をつけたり、名前の最後に「様」　という文字を書くのも、相手に対する謝意を表わしているのです。　私たちが「いただきます」「ごちそうさまでした」という、日々の言葉を　発することが、小さいながらも感謝をするトレーニングになっています。　つまり、よい習慣は心のトレーニングになり得るということです。　食事のとき以外でも、「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉　を発する習慣を身につけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月13日

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• 【顔の美しさより表情を磨こう】

  【顔の美しさより表情を磨こう】　人の心の状態や、感情は顔に表れます。つまり、「表情」です。　八頭身、十頭身などが美人の条件とも言われるそうです。　また、顔は小さいほうがよい、目はくっきりしているほうがよい。　鼻はすっきりと高いほうがよい、などの条件はたくさんあります。　ファンションモデルの人など、美人顔を求められる職業もあります。　ただ、それらの美しさよりもやはり、「表情のよさ」を第一に考えたいもの　です。　アメリカで、こんなことがありました。　ニクソン大統領は、一度大統領候補として選挙に立候補しましたが落選の　経験があります。　彼の当時の顔つきは、どことなく暗いものでした。　政治家としての実力は評価されていたのですが、選挙民からの人気がいま　ひとつなかったのです。　いわゆる、表情が暗いために応援者も近づきにくく、またニクソンのほう　から気安く握手を求めてくる人ではないだろう、というイメージが先行し　ていました。　落選したあと、ニクソンは自分が出演したテレビ番組や、討論会などでの　ビデオや新聞、雑誌に掲載された自分の表情を徹底的に分析したのです。　そこでわかったのは、相手候補にくらべて「笑顔が圧倒的に少ない」こと　でした。　それから、人が魅力的だと感じる笑顔、表情の研究をしました。　その努力が実り、彼は37代の大統領になることができたのです。　これは、見方によっては笑顔を意図的につくったもので、つくり笑顔と　言われてもしかたないでしょう。　それでも、暗い表情よりも周りへの効果は違ってきます。　意図的な笑顔でも、しだいに内面の心もにこやかなものに変化していく　ことがあります。　よく、口角を上げるクセで笑顔になりやすい、と聞くことがあります。　そのように、先に表情を変えて、気持ちや心の状態をよくすることも十分　に笑顔の効果はあるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月12日

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• 【未完成のほうが思考力を高める】

  【未完成のほうが思考力を高める】　一つのことをやり出したら、完成するまでやり遂げなければ、という考え　のことを完全主義、あるいは完璧主義と表現します。　『最後まであきらめない』、ということはとても大事な心がまえです。　しかし、この考え方に固執すると、かえっていい結果がでないことがある　のです。　人の心は生きていて、元気なときもあれば疲れているときもあります。　心が疲れたり弱っているときは、いったんやるべきことから離れることも　必要です。　これを、周りは「努力が足りない」とか「忍耐力がない」という評価を　しがちです。　とくに教育ということになると、よけいに注目度があがります。　疲れたら休む、これは教育においてもビジネスにおいても大切にしたい　ことの一つです。　行動心理学に、「ザイガニック効果」というのがあります。　旧ソ連（今のロシア）のザイガニックという心理学者が、実験で得られ　た人間の行動についての説です。　人間は、している作業を途中でやめてしまうと、中断したことが気になり　長く記憶する傾向があるというものです。　これを、実践したのが吉田松陰といわれています。　彼は27歳で松下村塾を開きます。広さ二十畳に満たない粗末な部屋で　二年半という短い期間でした。　松陰の教育法は、一つのテーマを与えて討議させるというものです。　討議させて結果を発表させると、正解は言わずに次のテーマを与えていく　というものです。　討議したテーマの答えが出ないまま、また新たなテーマを与えていくと　塾生たちは混乱するのではないか、と思ってしまいます。　しかし、実際はそうではありませんでした。　塾生たちの頭の中は、討議はしたが未完成の課題が残り、塾が終わっても　ずっと考え続けていたのです。つまり思考力が鍛えられていたわけです。　松陰はそのことをわかっており、あえてそのような教育を行ったのです。　結局、100名足らずの塾生でしたが、久坂玄瑞や高杉晋作、伊藤博文や　桂小五郎、山形有朋などの明治維新に活躍した人物が育っていきました。　つまり、未完成であること、まだわからないことの中に何か得がたいもの　が隠れているのではないか、という意識を湧かせて、考えさせ行動させる　という教育方法だったのです。　よく、テレビを見ていると「CMのあとには、衝撃的な出来事が！」など、　アナウンサーが呼びかけています。　これは、視聴者をその気にさせる「ザイガニック効果」を期待した演出な　のです。　完成すること、完全であることがすべてではない、ということも理解して　おきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月11日

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• 【自分の好感度を高めるには】

  【自分の好感度を高めるには】　一つの組織や、グループなど職場の小さなセクションでもいいのですが、　その中には必ず、ムードメーカーのような明るい人がいるものです。　自分の所属場所を、そんな人がいるはずだという目線で見渡すと、きっと　見つかるのではないでしょうか。　その人をよく観察していくと、“好感度が高い”ことに気づきます。　本人もあえて好かれようとしているのでないのですが、人気があります。　特徴は、笑顔かもしくは、それに近い笑みをいつも放っています。　人の表情というのは、その人の心の状態を表わすもの。　もちろん、職種によっては笑顔であることが条件になりますが、それでも　本物か意図的なものかは、だいたいわかります。　ムードメーカーの人は、自分の機嫌をいつもいい状態に維持できる人なの　です。　神経科学の分野では、機嫌がいい人は探し物を見つけようしたとき、不機嫌　な人よりも見つける確率が５割も高くなると言われているそうです。　機嫌がいい人は、脳の中の“見ることを司る部位”である、視覚野という場所　のはたらきが活発になるとのこと。　つまり、イライラしているときは探し物が見つからない理由が、ここにある　のです。　機嫌がよい人の根本的な特徴は、心的な態度が「感謝する波動」になって　います。　私たちが、幸せになりたいならこの感謝する心の波動にしておくのが大切　なことです。　またさらに、こんな考え方もできます。　世界には、感謝の心の周波数があるとしたとき、私たちは自分の心をその　波に乗せていけばいいわけです。　もちろん「イライラすることばかりで、感謝なんかできない」と思ったり　することもあります。　しかし、「イライラするときもあるけど、感謝することは大事だ」と考え　るほうが、生き方としては賢明なものになるでしょう。　感謝の心の周波に、自分を乗せようとするのは、そんなに難しいことでは　ありません。　できるだけこのような考えをもって、自分の好感度を上げてみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月10日

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• 【気力の衰えを防止して回復する方法】

  【気力の衰えを防止して回復する方法】　年齢を重ねていくにしたがい、人は感動する回数が減ってきます。　理由の一つは、生きてきただけ経験が豊富にあり、少しのことぐらいでは　驚かなくなるからです。これはこれで悪いことではありません。　問題は、経験が邪魔をして気持ちのハリがなくなることです。　肉体的な力も衰え、心の柔らかさも減っていく。　これが進んで、物忘れなどがよく起きたりします。　内科医の、石川恭三医師が気力回復のための方法を提唱しています。　それはどんなことかといいますと、　『一読、十笑、百吸、千字、万歩』というものです。　『一読』とは、一日に一度はまとまった文章を読みましょう、　ということです。古典など、落ち着いて自分の心を見つめるような文章　を読み続けるうちに、考え方に論理性や柔軟性が出てきます。　『十笑』とは、一日に10回ぐらいは笑いましょう、　ということです。笑うと必ず血液の循環がよくなり、とくに、副交感神経　が刺激され、幸せを感じる脳内ホルモンの量を増やす効果があります。　『百呼』とは、一日に100回は深呼吸しましょう、　ということです。日常は浅い呼吸を行っているのですが、定期的に深呼吸　することで、心を静めてくれます。　１回の深呼吸に20秒かかるとして、100回だとトータルで30分以上の　深呼吸をした計算になります。坐禅でも1回30分ぐらいが目安とされて　いますが、細切れでも合計すれば30分の瞑想をしたことになります。　『千字』とは、一日に千文字くらいは書きましょう、　ということです。もちろんパソコンやスマホでも構いませんがメールなど　で書くのは別扱いです。指を動かすという効果はありますが・・・。　瀬戸内寂聴さんや、日野原重明さんは100歳近くまで長寿でした。　日々、文章を書いておられました。　スマホのメモ機能を利用して、自分の気持ちを文章化して日記を書くなど　はよいと思います。　『万歩』とは、一日一万歩きましょう、　ということです。足腰の筋肉を鍛えるのは大切なことです。　それ以上に、血液が全身に行き渡り、老化防止に効果があります。　これら五つのすべては無理でも、できることから始めてみましょう。　生活習慣の改善で、気力の衰えを防ぎ回復させることができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月09日

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• 【みんなどこかでつながっている】

  【みんなどこかでつながっている】　外国で起きた、ある出来事です。　一人の男性が、ドーナッツショップに行きコーヒーを注文しました。　ところが、もう支払いは済んでいますからお金はいりません、と言われた　そうです。　彼の前に注文した人が、次の人の代金を払っていたのです。　そこで彼は、前の人の行為に心を動かされ、自分も次の人のために支払う　ことにしました。　あとで分ったのですが、この「次の人の分を支払う」という連鎖行動は、　４時間半続いたそうです。　誰か一人よいことをすると、別の人もよいことをしようと思うようになり　ます。　一人の善意がつながっていけば、社会は明るくなり犯罪の発生率も少なく　なっていくのです。　一方、感情のないただの物質が、互いが離れた場所に存在していても影響　を与え合うこともあるそうです。　物理学の世界でこんなことが起きました。　５～６年前に、科学雑誌「ネイチャー」で紹介されたものです。　二つのダイヤモンドがあります。これを、それぞれ１個を約１キロ離れた　場所に置きます。　すると、離れた場所に置かれたダイヤモンドの分子が、同時に回転する　方向を変えるのだそうです。　つまり、「二つのダイヤモンドはつながっている」ということを証明する　出来事であったのです。　ハイゼンベルクというドイツの物理学者が言うには、　「人間が何かの物質を見ると、その物質の分子や原子を変える力を発する　ことになる」のだそうです。　このことからわかったことは、人間の意識には力があり、物質とつながり、　人と人との意識もつながっている、ということです。　どんなことでも、怒りや妬みの感情で見ていくと、争いが生まれますが、　やさしさや感謝の気持ちで見ていくと、他者のために尽す美しい世界に　目がいくようになるのです。　どんな気持ちで人や、出来事を見て考えるかは大変重要なことのようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月08日

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• 【「ありがとう」と言うと、人のありがたさが見えてくる】

  【「ありがとう」と言うと、人のありがたさが見えてくる】　“ありがとう”という言葉は、感謝の気持ちを表わす言葉です。　一般的には、ありがたいという気持ちや感情が湧かないと、そのような　言葉を使うことはありません。　しかし、言葉というのは不思議なもので、気持ちや感情がなくてもその　言葉を出し続けると、心はいつのまにか言葉通りの状態に変わります。　石川洋さんという、生涯を通して社会奉仕活動に従事した人がいました。　石川さんの知人の、あるご婦人の話です。　この方が10歳の頃、お父様さんが、事情があって自殺されました。　お母さんから次のように、言い聞かされたそうです。　「人の噂も七十五日、といって噂の消えるときもあります。　　でも、これからあなたが大きくなって、中学、高校そして就職するとき、　　結婚するとき、周りの人は、『あの家は、お父さんが自殺なさった』と　　言うでしょう。　　そのことを知らなかった人が、お父さんの自殺を知ることで、あなた　　自身の人生をダメにするかもしれない。　　でも、それだけは避けることはできないのよ」　すると、そのご婦人は、子どもながらに　「どのようにして生きていけばいいの？」と聞いたのです。　「それでもね、乗り越えることはできる。それは一日十人の人に真心を　　こめて、“ありがとう”というあいさつをすること。　　一日十人の方に挨拶をしたら、一年で3650人の人に素晴らしい行為　　ができることになるんだよ」　このようにお母さんは話してくれたそうです。　そして、子どもとはいえ半信半疑の気持ちで、言い続けていきました。　すると、だんだん一人一人のありがたさが見えてくるようになってきたの　だそうです。　その人のありがたさが見えてくると、「ありがとう」という言葉ではなく　「寒いですね」「お元気ですか」という挨拶の言葉が、少しずつ増えてくる　ようになりました。　今では、周囲の人たちから「明るく生きてるね」「りっぱなお母さんの教育　だったね」「人間は誰でもいろんなことがあるけど、あなたの明るさは学び　たいです」と言われるようになりました。　そして、自殺されたお父さんのことを、　「お父さんは、よほどつらいことがあったんでしょうね」と言う人も出て　きました。　つらい過去でも、その人の生き方や言葉の使い方で、過去の評価は変わる　ものです。　人と話すとき、何か一言でも感謝の気持ちを表わす言葉を使いましょう。　そして、それが習慣になると、周囲に明るい雰囲気をつくり出す存在にも　なり、自分自身も幸せな人生を送れるようになるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月07日

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• 【否定から可能性は生まれない】

  【否定から可能性は生まれない】　物事や現実を、否定の立場から見るのと、肯定の立場から見るのとでは、　次のアクションはまったく違うものになります。　今から50～60年ほど前の話です。　当時はまだ携帯電話もない時代で、電話とタイプライター機能のついた　通信機器が主流でした。　アメリカの靴メーカーの営業マンが、市場を開拓するためにアフリカの　未開地に派遣されました。　二人の営業マンが、それぞれ地区分けをして競争で営業をすることになり　ました。　Aさんは、現地に着くとその日のうちに、本国の会社に報告をしました。　内容は次のようなものです。　「次の飛行機で帰国する。現地はみんな裸足。靴の売れる見込みなし」　一方、Bさんも同じ頃、違う地域に到着。　そこで暮らす人々をつぶさに見て歩きます。　そして本社に報告をしました。内容は次のようなものです。　「すぐに靴を５万足送れ！　現地人はみんな裸足。　　靴が売れる可能性は無尽蔵」　同じ営業マンでも、とらえ方の違いでゼロと100の差が生まれるのです。　同じようなことが、日本でもありました。　商品は、靴ではなくカップ麺です。　日清のカップヌードルが誕生するまでには、多くの困難がありました。　その一つが麺の中にエビを入れることでした。　どんな種類のエビをいれても、身がほぐれて失敗続きです。　開発チームの人たちは、ついにあきらめて、　「エビ抜きにして作りませんか？」と安藤社長に進言しました。　すると社長は「世界中にエビは2500種類ある。すべてを試したのか？」　と言います。　チームは日本で手に入る数十種類を試しただけでした。　「世界中のエビを試すまで、あきらめてはいけない」という社長の言葉で　努力は続けられ、ついにインドネシア産のエビで成功したのです。　一生懸命努力して、結果が出ないこともあります。　しかし、「簡単にはあきらめないぞ」という肯定の姿勢で物事に向かえば、　小さくても光を見つけることは可能です。　『どうすれば、できるのか！』　そこから始めるといろんな可能性が生まれてくるものなのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月06日

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• 【リラックスできる三つの方法】

  【リラックスできる三つの方法】　ビジネスも勉強も、楽しければ少し大変でも適度な休息があれば、さほど　疲れることはありません。　しかし、現実は緊張が続いたり、ちょっとのイライラでも回数が増えれば　ストレスになっていきます。　疲れたな、と感じるときは「リラックスする時間をとってください」、と　いう心と体からのサインだと考えましょう。　現代は、時間に追われることが多く、人間関係と仕事上のトラブルなどが　頻繁に起き、自分の意識はその事ばかりを考えています。　つまり、自分の意識が外側を向いている状態です。　そこで、簡単にリラックスできる三つの方法をお伝えしたいと思います。　これはヨガのインストラクターの人から教わったものです。　まず、ヨガでは自分の意識を、自分の心や体に意識を向けることが前提に　なっています。　１、自分の足の裏がどこにあるか、を意識する。　　足の裏を意識するだけで、それまで自分の外に向けていた意識を内側　　に向け、自分を取り戻すことができる。　２、声を出す。　　大きな声でなくても構いません。　　20秒ぐらいを目安に、「アー」という声をだす。　　疲れたり、緊張すると声がかすれますが、これは背中や肩、首に余計な　　力が入り過ぎて、肺が酸素不足になっている状態です。　　声を出すことで、肺に空気が入り酸素を補充してくれます。　３、深呼吸をする。　　まず、息を吐くことを先にしましょう。深呼吸というと、息を吸うこと　　から始めがちですが、それは逆で、まず吐くことが先です。　　正しい呼吸で、息を調えましょう。　もし、声を出せない場所なら、１と３だけでも効果はあります。　また、これらのことを一日に数回ルーティン化できれば、疲労を防止する　こともできます。　緊張しやすいタイプの方にも、気持ちを落ち着かせるには効果のある方法　です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月05日

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• 【努力の仕方を工夫し、目標に向かうことを楽しもう】

  【努力の仕方を工夫し、目標に向かうことを楽しもう】　夢や目標を決めたら、実現するための計画を立てます。　このときから、『努力』の日々がスタートします。　ところが、自分の思ったとおりに物事が進まなかったり、何かの障害　はよく起きるものです。　そして、「せっかく頑張ろうと思っているのに・・・」、というグチに近い　気持ちが生まれます。　目標を達成する過程で問題は起きて当然なのですが、人はどういうわけか　そのトラブルが起きることへの心の準備が不足しがちです。　なぜなら、目標はなるべく早く実現したい、という焦りの気持ちがあるか　らです。　そんなときは、努力の仕方を少し変えてみると気持ちが楽になることが　あります。　イチローさんも現役の頃は、スランプに陥ることがありました。　そんなとき、どうしたかというと自分の目標を、６割ぐらいに落として　いたそうです。　理由は、これ以上努力できないぐらいに頑張っても、結果がでないと逆に　ストレスが溜まっていくからとのこと。　「こんなにやっているのに、どうして調子がでないのだろう」という思い　だけが強くなり、心が苦しくなるのです。　ですから、スランプになったらまず、100の目標をとりあえず、60に　する。今の自分でも、少し頑張れば手が届くところに下げるのです。　そして60までいったら、次は70へと目標を上げていく。　これを繰り返していくうちに、目標に向かうことが楽しくなってくるのだ　そうです。　つまり、そのときにやるべき「努力の方向性を変える」ということです。　これは、目的地にたどり着くまでの登山ルートを変更した、という感覚で　とらえればいいと思います。　ルートを変えてみたら、自分が想像していた景色とは違うものがあった、　などの思いがけないことに気づいたりするのです。　努力することは大変でも、目標に向かうことは楽しい。　自分の心をこの状態にするためにも、柔軟な考え方を習慣にしておくこと　が必要です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月04日

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• 【あきらめないでやり続ける】

  【あきらめないでやり続ける】　あきらめることが早い人は、同じことを繰り返すことが苦手です。　繰り返すことが苦痛なので、あきらめてしまうのです。　その意味では根気強さを鍛えておくことは大事です。　平安時代に書家で貴族でもあった、小野道風（おののみちかぜ）という　人がいました。　道風は、公家育ちでしたが字がうまく書けません。　当時の公家は歌を詠む才能を求められる時代です。　字が上手ではないため、和歌もうまく詠めないことを悩んでいました。　そんな自分に劣等感を感じ、自己嫌悪になっていました。　自分の才能の乏しさに胸を痛めていたある日のことです。　外は雨が降っています。　　雨も止んだので、散歩でもしようかと庭を歩いていました。　すると、柳の葉にカエルが飛びつこうとしているところを目にします。　カエルは何度も、飛びつこうとしますが、うまくいかず落ちています。　それを見て、道風は思いました。　「あー、バカなカエルだな。何度やっても飛びつけるはずはないのに」　と、つぶやきながらその光景を眺めています。　ところが、何十回か繰り返していると、ついにカエルが柳に飛び移った　のです。　道風はそれを見て、「あっ！」と気づきました。　「バカなのは自分であった。カエルでさえ一生懸命努力をしている　　　ではないか。　　それにくらべて私は、これといってなんの努力もしてこなかった」　この出来事をきっかけに、道風は書道に精進し、しだいに和歌づくり　においてもいい作品を生み出しました。　何をやっても、「もうダメだ！」と思うことがありますが、あきらめては　いけません。　目標があるなら、「努力を続ける」ことが最も重要なのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月03日

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• 【ドジな自分にも才能がある】

  【ドジな自分にも才能がある】　アウトドアでの活動が苦手で、運動神経がよくない自分にコンプレックス　を持っていても、インドアの活動を得意とする人は多くいます。　人には、もっと自分を成長させたいという「成長願望」が、誰にも潜在的　に存在しているのです。　ですから、自分にコンプレックスをいつも感じていても、落ち込む必要は　まったくありません。　ある女性は小学校の頃、団体で行動するのが、とても苦手でした。　とくに、体育の授業でみんなと隊列を組んで歩く時など、人と同じ歩調で　歩くと、つい一歩出遅れたりする。　足がもつれてこけそうになり、先生から大きな声で注意されるうちに周り　のみんなから白い目で見られるようになったといいます。　ところが、一人で本を読んだり、字を書くことは好きでした。　そんな彼女が、中学生になると書道の部活がありさっそく入部しました。　その部活の先生は、自分の父親ぐらいの年齢で、にこやかな雰囲気で指導　してくれました。　とくに、最初彼女の毛筆の字を見て、「上手だね！」とほめてくれたときは　少し恥ずかしい気持ちでしたが、とても嬉しくなりました。　それから、書くことがますます好きになり、卒業の頃には段位をとるまで　に上達しました。　高校生になっても、書道は続け今では、結婚して子どもを育てながら書道　の教室を開いて子どもたちに教えています。　人は自分を受け入れてくれる場所、自分の存在を認めてくれる人がいると　見違えるように成長していく場合が多くあります。　苦手意識のある勉強や仕事でも、他に目を向ければやりたいこと、得意な　ことは必ずあります。　『得手に帆を揚げる』生き方で、本田宗一郎さんは自動車のメーカーを　創業して成功しています。　自分はドジだな、と思って落ち込んでもその奥には、まだ見つかっていな　い潜在的な能力があることを信じましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月02日

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• 【勉強は楽しい】

  【勉強は楽しい】　世界の人口は、約78億人といわれています。　その内、文字を読めない人が７億７千万人いるそうです。　約１割の人たちが教育を受けることができない環境にあるということです。　日本も昔は、文字の読み書きができない人が多くいたのです。　むかし、ある藩では風紀が乱れて、犯罪が多く発生したために藩主が街中に　貼り紙をしました。　「道を歩く時は、大声を禁じる、迷惑な行為も禁じる」　ところが、いっこうに効果はありません。　藩の役人の一人が、その理由に気づいたのです。　町民は、字が読めない。せめて全部の文字をひらがなにしなければ、という　ことで、ひらがなに書き換えたところ、街は静かになったそうです。　もともと人間は、学ぶことが好きな生きものです。　字を読める人の割合を「識字率」といいますが、識字率の低い国で寺子屋の　ようなレベルの環境でも、みんな喜んで支給された鉛筆をもって、ニコニコ　しながら、字を書いています。　大人になっても、学ぶことを楽しむ人がたくさんいるものです。　有名人の和田アキ子さんは、10代のころは「ミナミのアッコ」と呼ばれて　いました。　不良のまま歌手になった彼女が、デビューした当時のことですが、周りの人と　話をしているとき、自分が勉強していないことにコンプレックスを感じていた　そうです。　つまり、知らないことがありすぎて周囲の話題についていけなかったのです。　そんなとき、「辞書には、あなたが知らないことの答えがみんなかいてある」　言っていた小学生時代の先生の言葉を思い出したそうです。　そして、「よし、辞書を読もう」と決心しました。　しかし、辞書を買うお金もまだなかったので、ホリプロの事務所にあった辞書　を借りて、毎日、２ページずつ読んで覚えていったのです。　すると、辞書から学ぶことがとても面白くなったのだそうです。　エジソンも頭が悪いと言われて、小学校を退学したあと百科事典を読んで勉強　したという逸話があります。　勉強は楽しいものです。　文章を読んだり書いたりすると、物事を整理して考える力がついてきます。　学ぶことで、考えが深くなり人の気持ちを理解できるようにもなります。　学ぶことを楽しんで、張り合いのある日々を過ごしましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年12月01日

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• 【ほめるコツ】

  【ほめるコツ】　私たちは、ほめられるととても気分がよくなります。　ほめるというのは、その人の人間性を認めることに直結しますから、自分が　目上の人や、社会から認められると嬉しくなるのです。　もちろん、ほめるだけではなく悪いことをしたら、叱ることも大切です。　叱るときは、愛情によって裏付けられた叱り方が必要です。　ただ、叱るだけでは憎しみを伴うものになってしまいます。　できるだけ、ほめることを多くしたいものです。　ある、心理学者は、人には三つの欲求があると説いています。　「自己重要感」　　自分を大事な存在と認めてほしい。ありがとうと言ってほしいという欲求。　「自己有能感」　　やりたいことを、やればできるようになりたいという欲求　　『すごいね』『成長したね』と言われると満足する。　「自己好感」　　人から好かれたいという欲求。　　『好きだよ』『好感が持てる』と言われると満足する。　そして、ほめるときにもコツがあります。　「ほめる教育」で活動をしている、原　邦雄さんは次のようにいいます。　大切なのは、「結果」をほめるのではなく、「行動したこと」「努力したこと」　「人間性」をほめること。　たとえば、子どもが100点をとったら「100点取ってエライね」ではなく、　「あのとき、テレビを見たいのをガマンしていたね」　「いつもより、早起きしてお勉強していたね」　「お友達と遊びたいのをガマンしてがんばっていたね」　このように、具体的に努力したこと、がんばったこと、その「過程」をほめる　ことが大事だといいます。　結果も大事ですが、子どもはその過程で自分がやってきたことを、体で覚えて　いきます。　大人になっても、この経験が財産として残っていきます。　相手が誰であっても、ほめるときは真心をこめてほめましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月30日

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• 【人の意見と自分の信念】

  【人の意見と自分の信念】　人からアドバイスを受けたとき、参考になりよかったという場合もあれば、　それが逆に迷いの原因になることがあります。　相手が、善意で言ってくれたとき、相手の立場を傷つけることはできません。　ここに人間関係の難しさがあります。　これがスポーツの世界で、上下関係だとさらに面倒なことになりそうです。　イチローさんが、アメリカのメジャーに行ったときチームのコーチから、こう　言われたそうです。　「バッティングフォームを変えなさい」と。　つまり、そのフォームではメジャーでは通用しないという意味を込めたもの　でした。　イチローさんにとってみれば、それまで苦労して身につけてきたスタイルを　否定されたわけです。　そこで、とりあえずイチローさんは「イエス」と返事をしたそうです。　その場で、「ノー」と言うと、コーチの面子をつぶしかねないため、「イエス」　を返しました。　しかし、その後はほんの少しだけ打ち方を変えただけで、フォームを変える　ことはしなかったのです。　もちろん、そのシーズンはチームに貢献し実績も残したので、コーチは何も　言えなくなったとのこと。　相手のプライドを傷つけることなく、自分の信念を貫いたイチローさんは　やはり、すごい人だったのです。　このように、「自分を信じる」、ということは簡単なようで大変なことです。　相手の助言は、こちらのことを考えているからこそのありがたいもの、と　受け止める心の寛容さも大切です。　スポーツの世界に限らず、ビジネスや日常の中にある周囲からのアドバイス　をどんな気持ちで聞くのか、その人の人柄と考え方が表れます。　バランスを取りつつ、自分を信じる勇気を持ちましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月29日

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• 【大丈夫！　何とかなる！】

  【大丈夫！　何とかなる！】　コロナ禍の状況が続きながらも、感染する人の数が落ち着いてきたようです。　ただ、外国ではまた流行し始めていて注意は必要です。　このような世相だけに、世の中の出来事もネガティブなことや、悲しい出来事　の情報にあふれています。　しかし、最近とくにめだつのが、匿名で高額のお金を寄付する人のことがよく　伝えられていることです。　先の見えない不安が続くと、人の心もしだいに不安な方向に流れて行くもの　ですが、そんなときこそ、「自分の考え方」をしっかり持っておくことが大切　ではないでしょうか。　さらに、最近「大丈夫！　何とかなる！」という、文字や言葉を耳にする機会　も増えているような気がします。　不安なときは、このようなメッセージで元気づけられます。　トンチで有名な一休さんにこんな話があります。　もともと、一休さんは公家の血筋があるといわれていますが、幼少のころから　苦労して、仏門に入っています。　この一休禅師が、余命いくばくもない状態になりました。　弟子たちは、禅師がいなくなったらどうしよう、と不安になりました。　これは、禅師がいかにまわりから慕われていたかという証といえます、　そこで、禅師は遺言書を書きました。　枕元に弟子たちを呼び次のように言いました。　「私が死んだあと、お寺でどうにもならない問題が起きて困ったときは、　　この三巻の遺言書を開けなさい。きっと解決できるでしょう」　その一休禅師がついに亡くなりました。　三、四年が過ぎたころ、本当にお寺に大問題が起き、みんなどうすればいいか　と右往左往したのです。　そこで、禅師の遺言書を開けることになりました。　そこには、次のことが書かれていました。　一巻目　　「大丈夫」　二巻目　　「心配するな」　三巻目　　「何とかなる」　つまり、解決の方法はあるから、冷静になってよく考えなさい、ということ　です。　古人の教えに、「悩んではいけません。考えなさい」という言葉があります。　また「この世で一番難しいことは、悩まずに考えることだ」と言った人もいま　す。　つまり、悩みがあるなら、どうすればいいかを考えようということです。　私たちは、何か問題が起きるとそれを悩みととらえがちです。　しかし、それはある人が言うには、「出来事につい反応しているのであって、　正しい考え方をしているわけではない」のです。　生きづらい世の中だからこそ、どんなときも、しっかりとした自分の考え方を　したいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月28日

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• 【みんなそのままで素晴らしい】

  【みんなそのままで素晴らしい】　ブッダは、「人は生老病死から逃げることはできない」、と説いていますが、　一方では、「すべてのものには仏性がある」とも説いています。　生老病死という言葉にとらわれてしまうと、暗い気分になりがちです。　ただ、ブッダは本当は人は、生きて死んでいく宿命でも、自分の中の仏性に　目覚めれば、明るく生きていけることができると考えました。　つまり、自分という人間は優れているのだ、と自尊心と自信を持ちなさいと　いいます。　ある高校に剣道部がありました。　部長さんは、初段にすぎません。高校生でも初段になる人は多く、中には二段　の腕をもつ人もいます。　それでも、初段の部長は試合で生徒が勝つと、とても喜んでほめてやります。　「その構えでいいぞ。やればできるじゃないか」というような指導法です。　「苦手な技はどうでもいい。得意な技をどんどん磨け」これが口グセでした。　どいうわけか、この指導を受けた生徒は勉強でも優秀だったそうです。　その部長が、他の学校に移動になり次に来た部長は、剣道四段の腕です。　すると、今までとはまったく違う指導方法がなされました。　生徒の欠点を徹底して直すことを中心に指導したのです。　その結果、試合でもいい結果は出せずに、勉強の成績もさほど上がらなかった　そうです。　この話から、人には本来、素質（宝物）があっても、素質の磨き方や、導き方　がいかに重要であるかということがわかります。　「私は、能力のないダメな人間だ」と思っている人ほど、他人のことを信頼し　尊敬することはできません。　反対に、「私も、努力すればできる。もともと私には素質があるんだから」と　思っている人は、他の人のことを好きになりやすく、また人から好かれること　になるものです。　まず、自分自身を含めて人の存在を肯定しましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月27日

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• 【素直に喜べる人は、喜びの種をまく人】

  【素直に喜べる人は、喜びの種をまく人】　素直な子どもはとてもかわいいものです。　理由は、自分の気持ちをストレートに表現してくれるからです。　とくに、うれしいときは体の全部を使って、その喜びを伝えてくれます。　大人社会は子どものようにはいきませんが、それでも素直に喜ぶべきときは、　喜びの気持ちをそのまま相手に伝えることも、コミュニケーションをとるうえ　では大切なことです。　ある企業での話です。　その職場には、一人に一台のパソコンを与えられています。　しかし、一般の社員が使うのはデスクトップのパソコンです。　いっぽう、上司にあたる管理職はノートパソコンを使用しています。　当然のことですが、ノートパソコンのほうが持ち運べて便利です。　また、キーボードの感触も心地よく、効率もあがります。　そして、全員にノートパソコンが支給されることになったそうです。　みんなが喜んでいる様子が手に取るようにわかります。　上司が、一人の社員のところに行き、「調子はどう？」と聞くと、　「ありがとうございます。おかげで仕事の効率が上がって助かります」と　言って素直に喜んでくれ、声をかけた上司も嬉しくなりました。　今度は別の社員のところに行って、「新しいパソコンはどう？」と聞くと、　「いいですけど、上の人は今まで、ずっといい思いをしていたのですね」と　いう言葉が返ってきました。　上司はその言葉を聞いて、いい気分にはなれず自分の席に戻りました。　その社員も、本音では嬉しかったのでしょうが、素直さに欠けた言葉を聞いた　上司は、その社員によい印象をもつことはできません。　素直に喜んでくれた社員は、ノートパソコンを支給してもらえたことが嬉しく　もっと頑張ろうというほうに気持ちを向けています。　もう一人は、上司は自分たちだけいい思いをしていたんだな、と嬉しさよりも　不満のほうに気持ちを向けています。　この違いは、意外に大きなものだといえるでしょう。　素直に喜んだ社員は、上司の心に喜びの種を植えつけましたが、もう一人は　上司の心に、不快の種を植えつけたのです。　素直さというのは、一朝一夕で身につくものではなく、日ごろの生活スタイル　や考え方によって備わっていくものです。　自分自身が嫌な気分になるようなことは、相手にも絶対に言わないと心がけ、　嬉しいことは嬉しいと表情や言葉に出す、いつも笑みを絶やさない。　このようなことをモットーにする。　このような、生きる上で自分を律していく何かを身につけていくのは、決して　損なことではありません。　これからは、AIやIT化が進み仕事の内容も変わっていきますが、人の心を　いかにうまく相手に伝えていくか、という時代になるでしょう。　人工頭脳の発達に応じて、人間らしい心を持つことも重要になってくるはず　です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月26日

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• 【「おかげさまで」という謙虚さを大切にしよう】

  【「おかげさまで」という謙虚さを大切にしよう】　ある夏の日の午後、母親と小さな子どもが歩いていました。　どこかに出かけているようすです。　途中、道路を掘って工事をしているそばを通っていきます。　水道工事をしているようでした。　子どもは物珍しそうに見ながら、歩いていきます。　すると母親が子どもに語りかけました。　「おじさんたちが、汗を流して働いてくださるから、坊やはおいしいお水が　　飲めるのよ。ありがとうと言いましょうね」と話しました。　しばらくして、別の母親と子どもが工事現場を通りがかりました。　母親は子どもに言いました。　「坊や、坊やもいまから一生懸命お勉強しないと、こういうお仕事をするよう　　になりますよ」と話しました。　同じ現実があっても、物事の考え方あるいは、もっと大げさにいいますとその　人の人生観によって、まったく違った評価になることがあります。　このようなケースの場合、子どもにとってどちらが社会教育上の価値があるの　でしょうか。　汗を流して働くことは尊いことですよ、と教わった子どもは謙虚さを学んだ　ことになります。　反対に、きつい仕事をしたくないなら、勉強しなさいと教わった子どもは仕事　を差別化することを学んだことになります。　私たちは、自分一人の力で生きていくことはできないのですが、わかっていな　がらつい、謙虚な心を忘れることがあります。　誰かのおかげで生きていくことができるから、誰かのために生きていこうと　考えるのはごく自然のことです。　さらに、この気持ちを強く持つことができると、何かの苦労や問題があっても　その壁を乗り越えやすくなるものです。　小さいころから健康ではなく、病弱だったからお医者さんになって人の病気を　治したい、と考えて医者になった人もいます。　失敗したから、そのおかげで人の気持ちがよく分かるようになった、という人　は謙虚さがあったことで、失敗を生かしています。　謙虚さは、物事を深く柔らかに考える力を与えてくれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月25日

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• 【人として大切にしたいこと】

  【人として大切にしたいこと】　孔子とならんで、偉大な思想家といわれる老子は、小さな子どもをとても大切　に考え、尊重しています。　なぜかというと、生まれたばかりの赤ちゃんの笑みは、周りの人たちをなごま　せてくれるからです。　この柔弱さは、年をとっても忘れてはいけないと老子はいいます。　柔弱という文字にある『弱』というのは、一般的な弱いという意味ではなく、　柔らかく弱そうに見えても、本当は強いというのが老子の考えです。　また、ブッダも同じように、人間が赤ちゃんとして生まれてくることに、人が　大切にするべきことが示されていると説いています。　ブッダが弟子たちに説教をしているとき、弟子の一人が質問をしました。　「私たち人間が生きていくとき、最も大切なものは何でしょうか？」　ブッダは次のような話をしました。　「生まれて間もない赤ちゃんは、みんなの心をなごませてくれる。　　みんなが微笑みを浮かべる。　　それは、赤ちゃんがとても可愛いからだ。　　また、赤ちゃんはその可愛さで、周りの人たちに喜びを与えている。　　つまり、赤ちゃんはみんなに喜びを与えるために生まれて来たのだ。　　その役割は、赤ちゃんが年老いていくまで続くものだ。　　だから、人は赤ちゃんの可愛さがなくなっても、周りの人が喜ぶために　　生まれてきたということだ」　ブッダは、私たちは周囲の人たちのために生きていけば、幸せになることが　できると説いているのです。　また、生老病死の世界であっても、周りの人のために自分の命を使うことが、　大切なことだと語っています。　人に迷惑をかけたり、人から嫌われるような行いや、言葉を使うことは幸福　から遠ざかる生き方なのです。　私たちが幸福だと感じるのは、自分の存在が周りに役立っていると実感した　ときです。　自分の小さな笑顔でも、周りのために役立っていると考えてみましょう。　そのとき、幸福に一歩近くなっているはずです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月24日

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• 【たくさん感謝すると、幸福感が味わえる】

  【たくさん感謝すると、幸福感が味わえる】　一日の中で、「私は幸せだなぁ」という気持ちを何回も味わえる人の特徴に、　共通したことがあるといわれています。　それは、「たくさん感謝している」ことだそうです。　これをもう少し深く考えてみると、幸せなことがあったから感謝しているの　ではないか、と思いがちです。　しかし、それは違っていて、　『まず、感謝することから始めているから、幸せだなぁと感じる』というのが　本当なのです。　幸せになる方程式があるのか、というテーマで映画が作られました。　2012年ですが、アメリカで『happy?　しあわせをさがすあなたへ』という　ドキュメンタリーの映画です。　その中に一つのシーンがあります。　インドのコルタカという貧民街に住む、人力車のドライバーです。　彼の住む家は、雨が降れば雨漏りがするほど屋根に穴があいています。　しかし、それでも幸せだと次のように語ります。　「雨が降ると、びしょびしょになるけど、晴れた夜は星が見える。　　家族がいれば僕は幸せ」　このように笑いながら話しているのです。　さらに、こんな話があります。　医療の仕事に従事している人たちに、２週間だけ日記を書いてもらいました。　病気の人をお世話する仕事ですから、ストレスも多い職種です。　それでもあえて、感謝の気持ちを綴ってもらうようにしました。　すると、それまでよりイライラすることが減ったという人が２割から３割いた　そうです。　また、自殺未遂で入院した患者さんたちに、誰かに感謝の気持ちを伝える手紙　を書いてもらったところ、約8割の人が気持ちが楽観的になったという結果が　出たそうです。　神経科学の分野では、まず「ありがとう」と言ったり、その気持ちを抱くよう　な習慣づけができると、コルチゾールというストレスホルモンの分泌量が２割　減少するともいわれています。　状況はどうであれ、まず感謝の気持ちをもつと、幸福感を味わうことができる　のは事実です。　一日の中で、このような時間をできるだけ多くして過ごしてみませんか。　一週間のうちに、三日でも実践できればしだいに習慣になるでしょう。　イライラすることが減るだけでも、心が軽くなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月23日

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• 【笑いを絶やさない毎日を送る】

  【笑いを絶やさない毎日を送る】　「笑うと健康にいい」という説は、多くの皆さんに浸透しているようです。　少なくとも、笑顔がある人のほうが好かれて、人間関係もうまくいくという　社会生活上のメリットがあるのは間違いありません。　キリストやブッダが生きていた時代でも、明るい表情・前向きな言葉を使う　ことをすすめていました。　ただそれは、とくに科学的な裏付けがあったわけではなく、キリストやブッダ　自身の体験によって、普遍的な法則のようなとらえ方をしていたからです。　しかし、現代では人間が苦しむ原因の一つは、人の体内で生じる神経ホルモン　が原因であることがわかりました。　怒りや苦しみはアドレナリンという、脳内神経ホルモンによって生まれます。　もちろん、アドレナリンが生まれる原因は心や考え方にあるのですが、少なく　とも当時は、アドレナリンという存在は誰も知らなかったのです。　私たちの先祖は大変優秀で、しだいに人の心や、感情の波が神経ホルモンに　多大な影響を与えることを突き止めたのです。　その中で、人が「笑う」ということが、いかに健康になり運さえも変えていく　ことができるか、ということを証明したのです。　たとえば、笑っているときの私たちの呼吸は、よくいわれる臍下丹田での呼吸　をしていて、ヨガの呼吸に最も近いといわれています。　息を吸うときより、吐くことに時間をかける。これが健康な人の呼吸であり、　笑っているときの呼吸です。　笑うと、全身の筋肉が柔らかくなり、仕事も勉強も運動もベストな結果に導く　ことができます。　陸上100メートル走で10秒台の壁を破れなかった時代、カール・ルイスは　あるきっかけから、10秒の壁を超える記録を何度も更新しました。　ルイスは、ある時期スランプになり結果を出せずに悩んでいました。　そんなとき、コーチが「スタートしたら笑いながら走れ！」、とアドバイス　したのです。すると、ルイスは期待に応える記録を出せたのです。　オリンピックで３連覇した、ウサイン・ボルトも笑いながら走るという走法　を用いています。　これはスポーツ心理学の研究による成果といえるでしょう。　朝起きたら、鏡を見て笑うことから一日をはじめましょう。　にこやかな表情で朝食をとり、笑顔で仕事に取り組む。　笑顔で人と会話し、笑顔で生きていく。　このライフスタイルが、幸せな人生を与えてくれるに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月22日

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• 【人に何かを教えると、自分も成長する】

  【人に何かを教えると、自分も成長する】　学校の先生や、塾の先生は生徒に教えることが仕事です。　だからといって、教える先生がその教えるという一日の仕事が終わったとき、　疲れているかというとそうではありません。　たしかに疲れていないというとウソのように聞こえるかもしれませんが、ある　とすれば心地よい疲れだと思います。　「先生たちは今、疲れている」という実態はネットなどでよく知ることがあり　ます。　これは、授業以外の雑用が多すぎて、それが原因で疲れが溜まっているという　のが本当かもしれません。　知人に、中学校の先生がいますがとてもバイタリティにあふれています。　生徒に教えるのが楽しいとも言っていました。　つまり、教える人というのは、人に何かを教えるとますます頭がよくなり、人　としても成長していくのではないかと思います。　あるシングルマザーと息子さんの話を紹介しましょう。　お母さんは働いていますが、子どもを塾に通わせるだけのお金がありません。　それで、そのお母さんはあることを実行しました。　子どもが帰ってくると、毎晩聞くのです。　「今日は、学校でどんな勉強したの？　　お母さんは子どものころ、あまり勉強しなかったからいろんなことをもっと　　知りたい。　　だから、お母さんにもわかるように教えてほしい」　このように、自分の子どもに頼んだのです。　すると、子どもはとても素直な性格だったのでしょう。　お母さんに教えようと思って、学校で習ったことを必死で覚えるようになった　のです。そして、その子どもはクラスで一番になったそうです。　お母さんに教えるために覚えようとしたこと、そしてお母さんに教えることが　復習になっていたのです。　また、子どもはお母さんに教えるには、自分が勉強しなくては、という気持ち　になり、自分自身の成績も上がっていったのです。　教えるという立場は、自分の能力をさらに伸ばしてくれます。　これは、大人の社会でもいえることで、経験の浅い人に仕事を教えると、教え　る側も成長し、そこからまたよい人間関係が生まれたりするものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月21日

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• 【運を上げるには、表情を変えてみる】

  【運を上げるには、表情を変えてみる】　人間の顔つきというのは、生きていくうえでも大切なものです。　いつもしかめた表情より、にこやかで明るい表情の人を見るとこちらも気持ち　よくなれます。　観相学の大家である、藤木相元さんが悩みの相談に来る人に、よくアドバイス　をしていたそうです。　「そんな“しけた顔”をしないほうがいいですよ」というものです。　『しけた』というのは『湿気た』と書くのだそうです。　つまり、湿っぽいということです。　しけた顔、つまり顔色がよくない、血色が悪いという状態です。　顔の筋肉や皮膚の血液の循環がよくないので、顔色が悪いのです。　なぜかといいますと、気持ちが湿っているために顔つきも同じようになって　いるからです。　そこで、藤木さんは「しけた顔」を治すには、一日何度も感動しなさい、と　教えていました。　小さなことでもいいので、感動すること。　しかし、これは簡単なようですが、そうではないのです。　とくに、今の時代はネガティブな情報であふれています。　それでも、嬉しいことや楽しいことで感情に刺激を与えるような気持ちになる　ことが大切です。　たとえば、心が不調な人の治療の一つに、行動療法というのがあります。　これは、体を動かすということが基本ですが、「形」を重要視します。　顔の表情も、一つの形ですからそこから改善していくと、効果は出てきます。　心が湿ってくると、うつむいていることが多くなり猫背にもなり、呼吸は浅く　なり、血液の循環も悪くなる、という悪循環に陥ってしまいます。　そんなときは、背筋をのばして前を向く、表情を明るくするために感動する。　楽しいことがあったら「よかった、ありがたいな」と思うようにするのです。　このような生活スタイルに変えていくことで、「しけた顔」から「明るい顔」　に変わっていくようになります。　運をよくするには、まず自分の表情をよくしていきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月20日

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• 【どんな出来事も、いいことだと受けとめる】

  【どんな出来事も、いいことだと受けとめる】　ある作家の人が、新車を購入しました。　やはり、新車を買って初めて乗るときの気分は、なんともいいものです。　新車を買ってから一週間がたちました。　ところが、ようやく車にも慣れてきたなと思いながら運転をしていたある日、　事故を起こしてしまいました。　ただ正面衝突の事故でしたが、幸いに両方ともにケガはありませんでした。　しかし、自分の車は廃車になってしまいました。　ふつうなら、買ったばっかりの車が廃車になれば、いい気持ちはしません。　また、原因は両方に過失があり、金銭的な負担は避けられないとのこと。　ですが、この作家の人はもともとの考え方が、ポジティブなタイプの人だった　こともあって、つぎのように思ったそうです。　「この事故で、正面衝突していなかったら、次の交差点で歩行者をはねていた　　かもしれない。自分はなんて幸運なんだろう」　このような考え方ができたのには、理由があったのです。　自分が楽天家であること以上に、父親から以前に教わった言葉のおかげだと　いいます。　「人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択している」という言葉です。　「挫折や、失敗をするような判断をしたとしても、それは、そのときには必要　　なものであって、長い目で見たとき、じつは光の方向に進んでいるのだ」　これが、父親から聞かされた言葉の意味するものでした。　また、こんな話があります。　アメリカで実際あったことですが、あるビジネスマンが仕事中に、車の事故を　起こしました。　事故は片足をなくすという悲しいものでした。　知らせを聞いた妻が、病院に駆けつけたときすでに手術は終わっていました。　片足をなくした夫は、これからどうすればいいのか、とベッドの上で落胆して　います。　そして、妻が夫のいる病室に入り、夫の顔を見るなり言いました。　「あなた、片足なくなったけど、片方はちゃんとあるじゃない。よかったね」　妻は、涙を流していましたが笑い顔でした。　この妻の言葉と、表情に夫は救われたといいます。　もちろん、妻にとって夫が足をなくすのはとても悲しい出来事で、これから　のことを考えれば不安だったに違いありません。　しかし、それでも夫を励まそうという彼女なりの精一杯の言葉だったのです。　そうした、妻の思いを夫も理解していたのです。　どんな状況であれ、「起きたことはよかったことだ」、と受けとめるとき、　そこから先の展開は大きく違うものになるはずです。　現実を嘆き悲しむのではなく、光のほうに向かっていこうとする人生であり　たいものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月19日

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• 【いい出来事に関心を持つと運が向く】

  【いい出来事に関心を持つと運が向く】　人間の一生では、いいことも悪いことも同じくらいの数が起きるそうです。　中には、『いや、私にはいいことより、悪いことが多かった』と思う人がいる　かもしれません。　しかし、実際はいいことがあったのに、気づかなかっただけのことなのです。　つまり、人はいいことには気づきにくく、悪いことをより強く感じたり、記憶　しがちです。　ある精神科医が、「自分は今スランプで調子が悪い」と思う人たちを集めて、　ゲームをしたそうです。　どんなことかというと、24時間以内に起きたよかった出来事や、よかったと　思うニュースをみんなと共有するゲームです。　各人が、１分だけみんなの前で、立ってそれらのことを発表するのです。　「昨日、家の近所にコンビニができました！」　「庭に美味しいトマトがなりました！」　「友人に、肌がきれいだね、と言われました！」などです。　発表した人には、みんなで拍手をします。　このことで、今まで日常気づかなかったことにも、いいことがあったんだ、と　思うようになり、参加者の多くは、いい出来事に敏感になったそうです。　この先生が、なぜこのようなゲームを思いついたかというと、自閉症の子ども　をもつお母さんたちの集まりで、あることに気づいたのです。　その集まりでは、お母さんたちは集まったとき、暗い顔をしてそれぞれの悩み　を話していました。　その雰囲気があまりにも暗かったので、何かいい方法はないかと思いついたの　がこのゲームだったのです。　最初は馴れなかったそうですが、しだいに明るいムードになっていきました。　そのうち、ラッキーな出来事の話もしだいに多くなっていったそうです。　「商店街のくじ引きで２等が当った」　「宝くじで１万円当たった」などの話がポンポン出るようになったのです。　このような雰囲気を味わうことは、大切なことです。　「私は、ツイている。ラッキーだ」という意識が、少しずつ浸透していくから　です。　よかったことに、意識を向けていくと、運もその方向に向いていく。　人の心には、このような不思議な力があるのは間違いないようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月18日

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• 【不動心とは引きずらない心のこと】

  【不動心とは引きずらない心のこと】　不動心とは、物事の変化に動じない心。　文字の通りに解釈すれば、このような意味になるのではないでしょうか。　しかし、現実的に人の心というのは、物事の変化に同じように対応して変化　しているのが実態です。　心の動きを脳波の動きとして測定したある実験が行われました。　禅寺で長年にわたり、坐禅をした禅師の方と、ごく最近から坐禅を始めた若者　がいます。　最初に、二人とも坐禅をしてもらいました。　しばらくすると、二人の脳波は同じように落ちついた「アルファ波」という　状態で推移していました。　そして、突然、大きな音を立てます。　二人の脳波には、いずれも大きく乱れた波形が示されました。　この結果だけをみると、長い期間にわたり坐禅をしてこられた禅師といえども　不動心とはいえません。　しかし、この後の状態に大きな違いが見られました。　若者の脳波は、ずっと乱れたままですが、禅師の脳波は時間を置かずに、前の　アルファ波に戻ったのです。　この事例から、「不動心は乱れない心」ではなく、「引きずらない心」のことを　意味するもの、ということになります。　昔あるとき、禅の修行僧の二人が托鉢の旅をしていました。　山を下りると、そこには大きな浅瀬の川が流れています。　二人の僧は、その川を歩いて渡ろうとしました。　その川には、渡し船がありますが船は、あと何時間もしないとやってこない　状況でした。　そこに、何か急いで川を渡らなければならない若い娘が立ちすくんでいたの　です。　着物の裾をあげれば渡れそうですが、どうしようかとオロオロとしています。　すると、修行僧の一人は、その若い娘にひと言ふた言、声をかけ娘を背中に　負ぶって川を渡りはじめました。　無事に、向こう岸までたどり着き、娘は修行僧に何度も頭を下げて去っていき　ました。　人助けをした、修行僧は何事もなかったように、今まで通り次の目的地を目指　して歩きはじめました。　少し休憩しようと腰を下ろすと、もう一人の僧が強い口調で話かけます。　「あなたは、修行僧の立場でありながら、なぜ若い娘を負ぶったのですか？　　あのような行為は、仏の道を踏みはずしているのではありませんか？」　つまり、娘を負ぶって女人の体に触れたのは、乱らなことだと責めたのです。　すると、娘を負ぶった修行僧は涼しい表情で答えました。　「あなたは、まだあの娘のことを考えていたのですか？　　私は、そのことにはすでに心から離れて、念仏を唱えながら歩いている。　　若い娘を負ぶったのは、困っている人を助ける。ただそれだけのことです。　　それが終われば、また念仏を唱える、それが私たち修行です」　つまり、心が乱れ続けないこと。　これを本当の意味での「不動心」といいます。　イヤな出来事に日々出会ったりするのが、現代に生きる私たちの姿です。　引きずらない心で、生きていくライフスタイルを身につけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月17日

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• 【笑いは笑いを誘う】

  【笑いは笑いを誘う】　ある心理学者が40名ほどの人を集めて、ヘッドホンをつけてもらいました。　どんなことをしたかといいますと、コントや漫才のような面白い話ではなく、　ちょっとした小話を聞いてもらいました。　20名の人が聞くA班の小話には、途中で人の「アハハハハ」という笑い声が　聞こえるような仕組みになっています。　しかも、その小話の内容は、とくに面白い何かの話しているのではなく、ただ　笑い声が聞こえるだけなのです。　すると、A班の人は途中の人の笑い声が聞こえると、自分もつられて笑うこと　がわかりました。　別の20名が聞くB班の小話は、A班とまったく同じ話ですが、人の笑い声は　ありません。　さらに、もっと興味あることも判明しました。　B班には、人の笑い声は仕組まれていないのですが、A班の人が笑ったことに　つられて、B班の人も笑うということもわかったのです。　これは、何かといいますと「感情伝染」というものです。　つまり、人の感情は伝染するという性質があるのです。　人間の脳には、ミラーニューロンという共感を呼び起こす、神経伝達物質が　あるといわれています。　このミラーニューロンには、他人の感情をコピーする役割もあるのです。　つまり、明るい感情は伝染しますが、一方、同じように暗い重苦しい感情も　伝染するということになります。　このことが理解できれば、人と人との関係をよくするために活用できます。　　ちなみに、あくびも伝染するとよくいわれます。　これも、感情伝染、感情の転移のようなものです。　ただし、あくびについては身近な人や、関係性の違いによって伝染の度合い　が違うという考えもあります。　たとえば、10人程度の人数でミーティングをしているとき、自分の嫌いな人　があくびをしても反応せず、自分の上司や信頼できる人があくびをすると、　その人もあくびをする、というデータもあるようです。　このことから、それぞれの人間関係を観察することも可能になりますね。　一人の明るい笑いが、周りの人をにこやかにする。　いつもいい感情が伝わるように、自分から笑顔をつくりましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月16日

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• 【人生はトライ・アンド・エラーのくり返し】

  【人生はトライ・アンド・エラーのくり返し】　ある美術学校にとてもユニークな先生がいました。　陶芸の授業で、生徒たちに作品を作ってもらうように言いました。　ただ、作品のつくり方を二つ示して、採点の方法を説明しました。　まず、作業場を右と左の二つのグループに分けます。　そして、右側の生徒には、作った作品の質が高いかどうかを基準に採点する。　さらに、左側の生徒には、作った作品の量が多いか少ないかを基準にする。　採点の日が来て、先生は作品を一つずつチェックしました。　　採点するときは、右側と左側で作った作品は混ぜて並べているため、先生には　どちらで作った作品であるかは分からないようにしています。　すると、とても興味深い結果が出たのです。　優秀な作品は、すべて「作った作品の量が多い」ことを基準にしたグループの　ものでした。　さて、どうしてこのような結果が生まれたのでしょう。　多くの作品を作る「量」を重視したグループでは、作品を作っていくときに　失敗しながら、また新しく作品を作るという作業です。　つまり、失敗したなと思う作品があっても、すぐに新しい作品を作ることに　とりかかったのです。　その結果、いい作品ができ上がったというわけです。　いっぽう、「質」を重視したグループでは、いい作品を作るために考える時間　ばかりを費やし、あまり手を動かすことがなかったのです。　この、例が教えてくれることは、仕事や人間関係を含めて分野に関係なく、　「トライ・アンド・エラー」をくり返すことの重要性です。　まず、目標が決まれば「行動」し、そして「失敗」するのは当然のことです。　ただ、行動と失敗をくり返しながら、失敗が財産に変わっていくことも事実な　のです。　人は、「失敗して学ぶこと」、これを一つのサイクルとして身につけていくこと　で成長していきます。　行動と失敗、行動と挫折によって、人間は進歩してきました。　仕事も恋愛も、また人生の諸事全般はこのくり返しだといえるでしょう。　このくり返しを通して、人生を味わい楽しむことができるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月15日

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• 【チャンスをものにする人の共通点】

  【チャンスをものにする人の共通点】　チャンスは、誰にも平等に与えられているものです。　たとえば、今の日本の国では、ほぼすべての人が義務教育を受けることができ　ます。　この義務教育を受けることができること、すなわち、これが誰にでも与えられ　ているチャンスだと考えることができます。　つまり、成功者という立場にある人は、わずかなチャンスにめぐりあって偶然　に成功したわけではなく、一つのチャンスを逃さなかったのです。　一つのチャンスに挑み、成功した人の中に橋下徹さんがいます。　橋下さんは、弁護士から、政治家になり政党を立ち上げた人です。　最初のチャンスとは、今から25年前にやってきました。　高校時代のラグビー部の先輩から、電話がかかってきました。　その先輩は、ラジオのディレクターで、ある深夜番組を担当していました。　番組に出る予定の弁護士が急に出られなくなり、ピンチヒッターで出てくれと　依頼されたのです。　番組のテーマは、神戸で起きた連続児童殺傷事件でした。　依頼の内容は、「いいことを話さなくていい、そこに座ってくれていることが　必要だから、あとはパーソナリティの振りに答えてくれ」というものでした。　橋下さんは生放送で話すことができるだろうか、ととても不安でした。　しかし、チャレンジしてみようと、心を決めました。　この事件の犯人は14歳の少年でした。　当時は、少年犯罪については未成年の加害者は守られるべき、という論調が　多数でした。　しかし、橋下さんは未成年でも凶悪犯罪には、厳罰に処すべきではないか、　という自説を述べたのです。　当時そのような意見を言う人がいなかったこともあり、反響がありました。　このことを聞きつけた大阪のテレビ局から、「うちの番組にも出演してくれな　いか」というオファーがきて出演することにしました。　その番組に、出演したときレギュラーで出ていた、デープ・スペクターさんが　今度は東京のテレビ局に紹介してくれたのです。　そして、多くの番組に出演していくうちに、1970年の大阪万博を企画し成功　させた堺屋太一さんのすすめで大阪知事にチャレンジしました。　橋下さんによると、同じチャンスがありそれを、ものにできる人、できない人　とは明確に分れるといいます。　そして、チャンスをものにしている人の共通点は、みなその時々に、一生懸命　手を抜かず、圧倒的な量で行動していることだ、と述べています。　このように、小さなチャンスを機に成功する人は、高い心の熱量と行動力を　持っている人なのです。　もちろん、その過程では大きな批判もあり、違う意見も述べて論争することも　ありますが、それも自分を鍛えるためであるという考えは必要でしょう。　人が成長するとき、鍛えられていること自体大変ですが、また別のところでは　鍛えられていることが楽しいと感じることもあるのです。　この楽しさが、行動力を生み出してくれます。　そして、心の熱量と行動力は、成功には一番大切な要素です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月14日

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• 【聞く姿勢が聞く力を鍛える】

  【聞く姿勢が聞く力を鍛える】　最近、「聞く力」という言葉が一つのトレンドになっています。　聞くという行為が、一つのコミュニティの中を明るくし、意見の違う人たちを　まとめることができます。　人の意見を聞くというのは、「あなたを認めています」「あなたの話を聞く姿勢　があります」というサインでもあるのです。　人は自分が認められていることがわかると、嬉しくなりそのうえにもっと自分　のことをわかってほしいと思い、自分のことをどんどん話したくなります。　さらに、自分の思いを信頼できる人に離すと、気持ちがスッキリします。　つまり癒されるということです。　聞く力、といえば思い浮かぶのは、阿川佐和子さんです。　「聞く力」という本は、ベストセラーにもなりました。　阿川さんによると、人の話しを聞くにはコツがあるといいます。　その一つは、相手の話を面白そうに、興味深々という表情で聞くということ　です。　相手が喜んで聞いてくれそうなら、ついこちらもそれに応えたいという気持ち　になって本音を話したくなるのです。　また、「人を動かす」という有名な本の著者、カーネギーにも同じようなこと　がいえます。　カーネギーが、あるパーティーに呼ばれていくと、そこで有名な植物学者に　会いました。　カーネギーは、その植物学者の話に興味があったのか、何時間も話を聞いて　いたそうです。　やがて、パーティーも終わって参加者がそれぞれ帰っていきます。　すると、その植物学者はパーティーの主催者に声をかけて言いました。　「カーネギーはとても素晴らしい人物だ、世にも珍しい話し上手だ」　とカーネギーをほめちぎったのです。　ところが、実際のところカーネギーは熱心に話を聞いてはいましたが、大部分　は話してはいなかったのです。　カーネギーは、相手が話しているときには、驚いた表情をしたり、うなずいた　り、相づちをうつしぐさをしていただけで、８割は相手の話を聞いていただけ　なのです。　聞く力の名人は、相手からは「話し上手な人だ」と思われるのです。　聞く力のある人は、まず話を聞きたいという体制を整えます。　結果として、それが多くの人から好感をもたれ、また人とのつながりを広げて　ていくのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月13日

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• 【目標を決めたら、小さくても一歩踏み出そう】

  【目標を決めたら、小さくても一歩踏み出そう】　夢は人を本気にさせます。　とくに好きなことを仕事にできるなら、少しくらい大変なことがあっても、　チャレンジできます。　ところが、いったんやろうと決めても、なかなか気持ちの踏ん切りがつかない　人がいます。　やはり、「失敗したらどうしよう？」という不安が心の中に起きてしまうから　です。　そういうときは、まず小さな一歩から踏み出してみることです。　一度、前に足を出したら、自然に次の一歩を踏み出さなければならなくなり、　そこから徐々に勢いがついてきます。　こんな話があります。　ある、洗車場で二種類のサービスカードを用意しました。　どちらのサービスカードに人気があるかを試してみたのです。　一つは、８個のスタンプが押されたら、１回分の洗車代が無料になるカード。　もう一つは、10個のスタンプで１回分が無料になりますが、これには最初　から２個のスタンプが押されているというカードです。　どちらも８回の洗車をすると、１回分が無料になるという点では同じです。　結果は、10個のスタンプのカードのほうが、人気があり回収される率も高い　というものでした。　この結果から言えるのは、最初から２個のスタンプを押してあったほうが、　「あと、８個埋めてやろう」という気持ちを強くさせたことになります。　つまり、人間の行動心理には、すでに一歩踏み出しているほうが、次の行動を　起こしやすいという特徴があるということです。　２個のスタンプを見たとき、ラッキーと感じたことが、「一歩踏み出している」　という、やる気にスイッチが入ったのです。　さらに、越えるべきハードルを下げて、手の届くところに目標を定めると、　人は動きやすくなるということがわかります。　「目標を立ててはみたけど、まだ実行できないでいる」という人がいたら、　とりあえず、小さなことから踏み出すことにトライしてみましょう。　自分をやる気にさせるにはどうすればいいか、などを考えてみると、自分を　俯瞰することにもなり、考え方を柔らかくするトレーニングにもなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月12日

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• 【失敗から学ぶ人は幸運を呼ぶ】

  【失敗から学ぶ人は幸運を呼ぶ】　失敗することは恥ずかしい、という考えやとらえ方は私たちの意識からなく　なることはないかもしれません。　「失敗しないために、勉強しなさい」という教育が行われたことも原因の　一つです。　他方、失敗は恥ずかしいことではない、という考え方もあるのです。　その代表的な人物が、エジソンです。　エジソンという名前を聞くと、「失敗は成功の母」という言葉が自然に思い浮　かびます。　「成功に必要なものは失敗」という考え方がすでに広がりつつあります。　投資会社の役員を務めているある人は、不安に強くなるために実践している　ことがあるといい、それを習慣にしているそうです。　それは、「失敗ノート」を作ることです。　しかも、そのノートには自分の失敗したことは書かずに、人の失敗したことを　記録していくというものです。　自分が失敗したことは、しっかりと覚えているから記録する必要はないといい　ます。　歴史上の人物や、投資家、実業家、スポーツ選手などを含めて、一般の人たち　が失敗した情報も集めていくのです。　成功者の要因は、複雑で特有の事情があることが多くわかりにくいが、失敗し　た人の要因を、第三者の目で見ると意外とわかりやすい、とこの人は考えてい　ます。　たとえば、ソニーがなぜiPhoneを作ることができなかったか、について　社内のデジカメ部門から、「ケータイにカメラをつけると、デジカメが売れ　なくなる」という反発がありました。　この意見を説得できなかったのは、組織内での対立構造があったから、と分析　しています。　こうした失敗ノートを作っていくうちに、自分も同じような結果になりそうだ　と感じたら、自分の仕事のやり方を修正していく。　これを繰り返していくうちに、幸運な結果により近づくことができるように　なったのだそうです。　失敗から何かを学ぼうとするのは、自分が成功したいという成長意欲がある　からです。　このような習慣を身につけるのも、運を強めるコツです。　メモアプリなどを活用すれば、いつでもどこでもノートは作れます。　人の失敗の中に、自分の成功の種があると思うことで、そこにありがたさも　生まれ、人間としての成長も得られるでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月11日

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• 【仕事を通して学ぶこと】

  【仕事を通して学ぶこと】　いまから３５年ほど前、日本はバブルの時代でした。　その頃、志摩半島に380億円ほどのお金をかけて、豪華なホテルが建てられ　ました。　ところが、バブルが崩壊して売却されますが、赤字続きの苦しい状態が続き　経営者は何人も交代しました。　そのようなとき、東北で小さなエステサロンを経営していた女性が社長になり　再建を目ざすことになったのです。　150人の社員は新社長に、なぜか反抗的な視線を向ける人がほとんどです。　「また違う社長が来た、いずれ辞めるだろう」という雰囲気です。　新社長は、どうすれば再建できるかを考えました。　まず、社員一人ひとりの名前を呼び、あいさつすることからスタートです。　そして、全社員と面接をして各人の要望、不満を聞きました。　そのうえで、しばらく様子を見て次は、全社員を集めてこう話しました。　「みなさんが、ここで働いているのは、私のためでも会社のためでもない。　　大切な人生の時間を、このホテルで生きると、自分で決めたからですよね。　　また、会社が悪くなったとみんなが思っている不満や要望は、私や経営陣が　　解決することではなく、実はみんなが解決しなければならない問題です」　こう述べたあと、社長は二つのことを全員に考えてもらうようにしたのです。　「自分は人間として、どう生きたいのか」　「自分がどう働けば、素晴らしい会社になるのか」　そして、「自分を育てる三つのプロセス」を示しました。　それは、　１、笑顔　２、ハイと肯定的な返事ができること　３、人の話しをうなずきながら聞くこと。　このことを徹底して指導し続けました。　社長のこの言葉があってから、少しずつホテルが変わり始めました。　自分の仕事以外はしないという社員が、手があいたら他のスタッフの仕事を　進んで手伝うようになったのです。　それから、２年ほどがたちホテルの利益がでるようになりました。　仕事について、ややもすると単なる生活費を稼ぐためだけのもの、とつい　考えがちです。　　人生という時間のほとんどは、仕事をしている時間ともいえます。　そして、仕事を通して私たちは人間として成長することができます。　社長の三つのプロセスは、社員の主体性を呼び起こし、自分のことだけ考えず　に仕事をすることの喜びを知るきっかけになったのです。　「どんな仕事にも学ぶことがある」、と考えれば自ずとやる気も湧いてくるに　違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月10日

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• 【本気で「ありがとう」と思うと何かが変わる】

  【本気で「ありがとう」と思うと何かが変わる】　人から、「ありがとう」という言葉を言われたとき、誰もが気分はよくなり、　心は軽やかになります。　人間は、他の生き物より高度な知性をもっていますから、自分の心をコント　ロールできる能力があります。　ですから、人から「ありがとう」と言われて気持ちよくなるなら、自分にも　「ありがとう」と言えば同じようにいい気持ちになることができます。　それが、自分の中にプラスエネルギーを生むことになります。　ところが、ありがとうという気持ちをもたないで、「すべて自分の力で生きて　いるのだ、当たり前のことだ」と、たまに勘違いすることがあります。　財務省に長く務めたYさんは、東大にも合格して、司法試験にも通る優秀な　人でした。　ところが、20年以上財務省で仕事を続けていたとき、ストレスで喘息になり　退職しました。３年間、発作に悩まされ苦しい日々を過ごしたといいます。　そんなとき、あるセミナーに参加しました。　そこでは、参加者のみんなが手をつないで輪になり、「お父さんありがとう、　お母さんありがとう」というワークがあったそうです。　Yさんは、「こんなところで、どうして幼稚園みたいなことをしなくちゃいけ　ないんだ」とバカバカしい気持ちになったそうです。　しかし、その夜眠っていると、どういうわけか両親や兄弟、友人たちの顔が　次から次に浮かんできて、その人たちに「ありがとう、ありがとう」と半分　無意識で叫んでいました。　すると、自分の体がスーッと宇宙に広がるような感じになったのです。　それまで、「ありがとう」という言葉を口にしたことなどありませんでした。　ところが、あくる日から病気は快方に向かい、健康をとり戻したそうです。　Yさんは、「ありがとう」という言葉や、思うことの効果を知ることができた　のでした。　今では、言葉や想念にある波動の研究を行い、翻訳家・著述家として活躍して　います。　波動研究家の江本　勝さんが、ある実験をしました。　精製水をボトルに入れて、紙に「ありがとう」という文字をプリントした紙を　貼りました。別のボトルには「愛・感謝」の文字を、もう一つのボトルには　「ばかやろう」の文字をプリントした文字を貼りました。　一晩おいて、3本のボトルの水をそれぞれ、0.5cc滴下して氷結し顕微鏡で　見ました。　「ありがとう」のボトルの水の結晶は６角形の美しい形で、「愛・感謝」の　水の結晶も同じ６角形で「ありがとう」の水とは形状が違いました。　「ばかやろう」の文字の結晶は、形が崩れていて台風の雲のような形状をして　いました。　このように、言葉や想念にはある種のパワーがあるということがわかります。　Yさんの喘息がよくなった理由ですが、人間の体は70％が水です。　自分の言葉で、体の中の水に「ありがとう」という言葉のパワーを与えたため　に、病気の細胞が正常なものに変化したものと思われます。　人間が、本気で感謝すると何かが変わるのは本当のようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月09日

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• 【運のよしあしもとらえ方ひとつ】

  【運のよしあしもとらえ方ひとつ】　運がいいと思うときは、何かいいことがあっただけとはかぎりません。　損をしたり、イヤな出来事にあったことを運がなかったと思うのは、一般的な　ことだといえるでしょう。　“不幸中の幸い”という言葉があります。　不幸なことがありながらも、最悪のことにならなくてよかったときに、この　言葉が使われます。　これも、運がよかったことになります。　つまり、運のよしあしでさえ、とらえ方しだいで変わるのです。　こんな話があります。　仏像が好きな、あるご主人がいました。　とくに信仰心があついからという理由ではないのだそうです。　休みの日には、京都などに行き仏像めぐりをして、気にいれば小さな仏像を買　って家に飾っていました。　ある日、飾っていた仏像の一つにひびがはいっていました。　家族の人からは、気味が悪いといわれますが、捨てるにしても簡単ではないと　気になっていたそうです。　すると、子どもさんが自転車で転んでけがをしたり、奥さんが急な腹痛で病院　に行くなどと、よくないことが続いたのです。　そこで、ご主人は知り合いの住職を訪ねて、このいきさつを話してどうすれば　いいかと相談をしました。　住職はつぎのように言ったのでした。　「それは、不幸中の幸いでしたね」と。　その人は、住職の言葉に安心することができ、その後、お子さんのケガもよく　なり、奥さんのほうもただの腹痛だったそうです。　仏像とはいえ、木片ですから乾燥すればヒビがはいることもあると、住職は　思っていたのでした。　仮に、縁起の悪い出来事でも、いいこととして考えることはできます。　つまり、ひびのはいった仏像が、家族に起こるよくない出来事を最小限度に抑　えてくれた、と考えることもできるのです。　「自分は運がいい」と日頃から思っていると、自分にとって不都合なことも、　すべてよいことに考えるようになれるはずです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月08日

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• 【自分を大切にする人ほど運がいい】

  【自分を大切にする人ほど運がいい】　運がよくなるにはどうすればいいのだろうか？　多くの人が気になるところです。　しかし、じっさい幸運な人は、運をよくしようと思って何か特別なことをして　いるわけではないのです。　それは、自分を大切にする考え方、生活をしているため結果として、幸運を　手にしています。　では、自分を大切にするとは、具体的にどんなことなのでしょうか。　一つは、自分に自信をもつ、ということがあげられます。　これは自分を過大評価しているという意味ではなく、自分らしさや自分の個性　を大事にしているということです。　さらに、自分を粗末に扱わないということともいえます。　世界の大富豪のロスチャイルド家に嫁いだ、ナディーヌ・ロスチャイルドは　貧しい家で育ち、町工場や印刷所で働きながら、演技を学びやがて小さな劇場　の女優となりました。　ところがある日、ロスチャイルド家のエドモン・ロスチャイルド男爵と出会い　結婚することになったのです。　その彼女が、次のようなことを語っています。　「もし、あなたが一人暮らしなら、部屋は常にきれいに片づけるべきです。　　一人でお茶を飲むときも、ふちの欠けたカップではなく、一番上等なカップ　　を使いましょう。　　家で一人で夕食をとるなら、帰りにお花とおいしいデザートを自分に買って　　あげましょう」　この生活を彼女自らが実践し、大富豪の家に嫁ぎ幸せな人生を送ったのです。　つまり、自分を好きになるような心をもち、自分に気を使うことが自分を大切　にするということなのです。　さらに、自分の強みをどれくらい自分で理解しているかを知っておくのもよい　でしょう。　自分の強みは自信につながります。　いくつかあげると、慎重だ・継続できる・考え方にバランスがある・社交的・　柔軟性がある・独創性がある・感受性がある・包容力がある・挑戦心がある・　自立心がある・・・などもっとあるかもしれません。　自分の強みをよく見直してみると、意外とたくさんあることがわかります。　自分の強みが分かれば自信がわき、自分を大切にするのが人間本来の姿です。　自分に自信をもつと、他人を大事にして相手のことを先に考えるようになり、　周囲からも好かれて、しだいに運が向いてくるようになるのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月07日

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• 【小さなチャンスを大切にしよう】

  【小さなチャンスを大切にしよう】　私たちがよく使う、“チャンス”という言葉には、一攫千金に近いイメージを　持つことがよくあります。　「自分はチャンスに恵まれない、不幸な人間だ」と、内心では自分で自分を　慰めたりすることもあります。　しかし、最初から大きなチャンスを手にしようとすると、小さなチャンスさえ　逃げていくものです。　映画俳優としてビッグスターだった、高倉　健さんも最初は小さなきっかけ　から始まっています。　大学を卒業したあと、友人の紹介で芸能プロダクションのマネージャーになる　ために、面接を受けました。　ところが、そこに居合わせた撮影所の所長さんにスカウトされたのが最初の　きっかけです。　そして、映画俳優になるために演技研究所で６か月間の教育を受けることに　なりました。　しかし、そこでは演技があまり上手ではなかったので、　「他の人の邪魔になるから見学していてください」と言われたそうです。　しかし、それでも努力を重ねていき、出演できるようになっていきました。　よく聞くのは、はじめは通行人から始まり、次はひと言だけのセリフを言い、　しだいに、役が広がっていくのだそうです。　高倉さんが転機となったのは、当時有名な俳優がある映画の主演を演じること　になっていたのですが事情があり、降板するという事態になりました。　その代役に、高倉さんが選ばれそれが大きなチャンスになって、それ以後の　映画がヒットしたといわれています。　小さな出演というチャンスをたくさん受け、その都度精一杯の努力を続ける　ことがビッグチャンスになったのです。　大きなチャンスとは、小さなチャンスにどれだけ真剣に取り組んだかによって　生まれるものだといえるでしょう。　しかも、小さなチャンスはいろんな形でやってきます。　自分が求めていないことや、やりたくないことも含めてやってくるものです。　目の前に、やるべきことがあるなら、それもチャンスと考えましょう。　やるべきことから逃げるのは、チャンスを逃していることかもしれません。　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月06日

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• 【前向きな人とつきあうと運が向く】

  【前向きな人とつきあうと運が向く】　仕事上での人間関係は、思い通りにはいかないものです。　それは、会社という組織の中にいる以上、与えられた環境だからです。　つまり、自分の考え方にあう人であるかどうかは関係ないのです。　取引先や顧客であればなおさらです。　苦手なタイプの人でも、イヤな顔はできません。　しかし、仕事以外であれば、気の合った人と交流することはできます。　　アメリカの思想家、ジェームズ・スベンソンという人がどんな人とつきあえば　運が向き、充実した人生になるか、について次のように話しています。　つきあったほうがいい人の１０のタイプをあげています。　１、約束を守る誠実な人　２、他人をほめる温かい人　３、他人の秘密を守る慎重な人　４、もらうことより、与えることを優先する利他的な人　５、いつも楽観的な見方をする明るい人　６、相手の気持ちを大切にする優しい人　７、性格や態度に裏表のない人　８、他人の幸せを喜ぶ寛大な人　９、自分の感情をコントロールできる冷静な人　１０、自分が間違っていれば素直に反省する謙虚な人　そこで、現実的なこととしてこれら１０のすべてを備えている人が自分の友人　や知り合いにどれくらいいるか、これが問題です。　実際は、ほとんどいないといったほうがいいかもしれません。　かといって、あきらめる必要はありません。　相手と自分と、両方合わせれば１０になればいい、と考えてもいいのです。　もちろん、できればつきあわないほうがいい人は、これらの逆のタイプの人に　なるのですが、もしかすると、自分にもこのタイプのいくつかが当てはまる　かもしれないのです。　大切なのは、お互いを高めあえる関係であるかどうかです。　とくに、恋人やパートナーとの関係であれば、相手のいいところもよくない　ところも理解できなければ、長くは続きません。　まずは、自分の存在が、相手にとって大切なものになるよう気をつけて、自分　を成長させていきましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（by　ハートリンクス）　　　　　

  2021年11月05日

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