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Flatのガンプラ製作日記

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2024.08.16
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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「六の宮の姫君」です。


六の宮の姫君 (創元推理文庫) [ 北村薫 ]

何に興味を持ったのか忘れてしまいましたが、
この本を手に取りました。
あらすじの探偵、という言葉に興味を持ったのかな。

なんでこんな事を書いたかと言うと、あまり私が
読まないようなジャンルの本だったからです。

卒論のテーマが芥川龍之介である「私」はバイト
先で芥川が発した言葉を知る機会に恵まれます。
その方によると、六の宮の姫君について、
「あれは玉突きだね。いや、というよりは
キャッチボールだ」とのこと。
何が玉突きで、何がキャッチボールなのか。
「私」の調査が始まります。
芥川龍之介の小説を読み、随筆、手紙の類いまで
読めるものは図書館巡りをしながら、芥川の内面を
理解しようと頑張ります。
しかし、キャッチボールと言うからには相手が
いるはずです。
玉突きだとしても、AからB、そしてBからCと
なるはずで、芥川一人では完結しない。
そこでさらに手を広げ、芥川の交友関係から
容疑者(?)を予想して、彼らの書物を読み進めて
いくのです。

そして「私」が導き出した推理とは・・・

明治、大正、昭和の文学についてまるで知らない
私には少々内容が難しかったです。
芥川龍之介も羅生門と藪の中しか読んだことないし。
菊池寛って日本史の歴史の知識としては知ってたけど
直木賞や芥川賞を創設した人だと知らなかったくらい
何も知らなかったです。

登場人物たちが生き生きと描かれていて
読みやすかったです。





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Last updated  2024.08.16 09:50:38
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