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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:まいにちのきろく
午前中、加入している団体での勉強会に参加。 その団体では、学校のように上から学ぶことがやってきてそれを受身で学ぶのではなく、団体内のいろいろな活動の中から自己啓発して学んだり、自ら学びたい事を見つけ出し自ら学ぶという事を重要としています。 その会で、私は今年度ある「係り」を受け持っていました。 その係りを一年やって、退任するときの私の挨拶。 「まだ入会3ヶ月ほどで受けたこの係りは、右も左も分からない状態でやっていく事が、お引き受けした時にはとても大変でした。しかし、自分なりに方法を考えたり、回りの先輩の方々のお力添えを頂いたりして困難を乗り越えたことで、1年間で自分なりにとても成長したと実感できるようになりました。もちろん活動はボランティアですから、労力や時間を費やしても金銭的には何も報酬はありません。しかしここで得たものは、金銭的な物以上に大きな物でした。」 午後、母との会話。 「自分が傷つけられたり、自分にデメリットがあったりした事は良く覚えていて、相手を非難したり攻撃したりするけれど、自分が相手を傷つけた事はすっかり忘れている人が多いなぁ。でも、そんな人に対してなかなか許すことができないし、優しくできない自分がいて嫌なんだよね。」 という私の言葉に対して、母の答え。 「そんな人にめぐり合って今は自分が損したと思う事があっても、その傷を乗り越えて行く事、それに対抗できる自分にする事という得を得てるのよ。」 「困難な事とか、人がやりたがらない事なんかは、率先してやりなさい。他人が、『何の得にもならない』と思うことでも、それを引き受ける人がいなければ動き出さない事であれば、どんどん自分で引き受けて、それを乗り越えて行きなさい。」 「そうすれば、どんな小さな事でも自分の中に実力の積み重ねがされていくし、そこで人徳を積むというおまけまで貰える。他人は損だと思っていても、実はものすごく得をしてるのよ。」 うーんお母さん、そうです! まだまだ修行が足りないなぁ。 大変な事、損だと思うことにこそ得と徳があるなんて、分かっているようで分かっていなかったみたい。 得ではなく、徳を求めて生きて行かなきゃ大人じゃないよね。 大人になるんだった。忘れてた。午前中に言った私の言葉は、何の心も魂もこもっていなかったなぁ。いかん、いかん。今日の心得を明日には忘れるような心構えでは! さぁ、明日もびしっと心にカツを入れて、一日笑顔で頑張りましょう。 あ、そこに幸せの種が。ほらあなたの回りにも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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