|
テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:まいにちのきろく
昨夜、命の授業の講演を続けていらっしゃる方のドキュメント番組を拝見しました。 その方は今から一年8ヶ月前、肺がんのため余命一年半と宣告され、絶望の淵を覗かれたそうです。 婦人服にアイロンをかける工場を、奥様と一緒に何十年も続けてこられました。月60万も70万も借金を返しながら、必死に真面目に暮らしてこられ、60歳を迎えてこれからやっと楽しい事でもと思っていた矢先の宣告だったそうです。 宣告後、奥様と二人で朝まで泣きあかされ、自らの人生に自らの手でピリオドを打つことも考えられたそうですが、その時新聞で「小中学校で行なわれている命の授業」の記事を目にされ、自分の命を懸けた戦いを話したいと思い立たれて、各地の学校で講演を行なうことを決心されたそうです。 その後、たくさんの学校で講演され、今日を迎えていらっしゃいます。余命のタイムリミットを3ヶ月も過ぎた今、ご本人は胸痛があられるそうですが、まだまだたくさんの人に伝えたい生き続けたいと願われる反面、自分が亡き後の奥様やお母様の暮らし、大切に守り続けてきた工場の行く末など、今後の事を思うこともしばしばだそうです。 多くの子供達に生きる大切さを訴えかける力は、子供達を正気に引き戻し、何故ここに居るのかを真面目に考える心を生き返らせるようです。 番組のコメンテーターの一人も言っていましたが、生きるということ、命ということ、自分ということを話すことは、本来無骨でかっこ悪いことだけれど、それを語れる大人がいなくなってしまったから、こんな世の中になってしまったのではないでしょうか? 真面目に、正直に、一生懸命に、謙虚に・・・。 今の時代、どれも、スマートでおしゃれな感じではなく、無骨でかっこ悪いイメージ。 でも、本来生きるってそんなもの。 かっこうばかりつけていても、中身が伴わなければ意味が無い。 未来を育て導くためにも、今日からかっこ悪い大人で行こう。 きっと、世の中変わるはず。 ほら、わかるでしょ!幸せ草は、ほんの少し伸びてる。 うふふの種 朝一番で、お友達から嬉しい電話をいただきました。 今日もこうして、日記を書き自分を振り返る時間が持てました。 お部屋の模様替えが着々と進行中。心地よいと思える部分が、少しずつ増えてます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[まいにちのきろく] カテゴリの最新記事
|