初めの一歩

私の生きかた、私の考え方・・・・・、全てが転換期を迎えていると感じる今日この頃・・・。

この10年余りは、自分の生きるペースを見つける歳月でした。ゆっくりというよりも、蝸牛の歩みのようにペースダウンして、それまで走り続けていたときには見えなかった道端の小さな蟻にまでも目を向けるような日々。

でもこの日々があったから、小さな幸せを拾い上げる事を思いだすことができたのかもしれません。

昔は、何の変化もない日々の暮らしに辟易した事もあったけど、今は、もちろんこの暮らし方、生き方に自分らしさを見つけ、作り、感じる事ができるようになりました。

それはとっても幸せな事・・・・。

そして、土台がちょっとずつ固まって来ている事も感じます。

では次の10年、やっと築いた土台の上に何を建てようか？

ちょっとずつ模索する心が生まれてきました。

10年後の私は、何をして、何を感じて、微笑んでいるか？

そんな事に思いを馳せる自分になれたことに、まずは感謝です。

まだまだ想いの段階で、スタートラインにすら立っていないけれど・・・・・。

でも、自ら立つ事を望めるようになった事すら、よく考えれば感謝なんだもの。

5年ほど前は歩くことすら困難で、障害者認定を受けるかどうかで悩んでいた事を思えば、なんという幸せでしょう！

まずは、まずは、自らの足で立つこと。

そして、スタートラインまで歩いていく事。

それから、よーいどん！

テレビのコマーシャルに、『勝ち組、負け組って言ってるけど、スタートラインに立ってるのか？』みたいな台詞があったけど、まずはスタートラインに立つことが最初の目標。

そして、『決めたからには逃げない』ことが次の目標。

例えどんな道を選択したにせよ、私は私の道のプロフェッショナルになってみせる。プロフェッショナルで生きて見せる。

揺るぎない決心が大事なこと。