|
テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分育て
9月からの3連休連続がようやく終了。 いつもは、私のペースと、子供のペースの2つの独楽が回る暮らしの中に、夫の独楽が24時間入ってくると、徐々にペースが狂いだします・・・。 私の自己管理能力は、自分自身+子供でいっぱいいっぱい。 3歳児ともなれば子供も自分で独楽を回しだし、私の作るペースとは微妙な狂いが生まれて来ています。 もちろん、これは自己の確立と言う意味ではとっても大切なことだけど、まだまだ子供の活動する世界が私と24時間一緒なので、微妙はズレがお互いにストレスに感じられることも・・・・。 そこを何とかお互いに譲り愛、かばい愛、支え愛で作り上げてきた時間の中に、ピョンと飛び込んでくる別のリズムを持った独楽。 その上、マイペースは絶対に譲らない!かといって一人でいるのは苦手・・・、子供と遊ぶのはもっと苦手・・・・な困った独楽。 己育て、子育て、夫育ては、中々時間がかかるものです・・・・。 しかし、『「人を変えようとする」のではなく「自分が変わる事で回りが変わる」ように心がける事』の効果を、この数ヶ月で学んだ身としては、まず出来る事を見つけて調整していく方法を模索しなくっちゃ!何事も苦しみながらではなく、楽しみの中から生み出さなくてはね。 今週末から遅れてきた夏休みを過ごす我が家なので、これは早急の課題です。 この週末、私の机の前に張っていた言葉は・・・・。 『はたらくために遊びます』 私は私を上手に遊ばせて、しっかり働いてもらわなくっちゃね。 そういえば、『暮らしの手帳』の松浦弥太郎さんのエッセイにも書いてありました。 『自分が何を感じて、何を考えているのかわからないまま人生を生きる。結構こういう人は大人になっても多いと聞きます。自分の事がわからないから、他人ともうまくコミュニケーションが取れない。コミュニケーション能力が弱い人は、大抵自分の事がわからないことが原因です。ともかく、自分が何を感じて、何を考えているかに意識を集中させること。人生、そして暮らしを豊かにするヒントはそこに見つかります。』 確かに、書く事を続けるようになってからというもの、自分を感じ、自分を見つめる事が少しずつ上手に出来るようになってきました。 自分に意識を集中させることは、とっても大切だと痛切に感じます。 さて、我が家を笑顔で保つコツも、やはりこのエッセイから見つけました。 『人と人、人と物、人と事、人と街、人と自然、人と組織、人と社会、人と国、国と国。 生かしあうことって大切だと思いませんか。生かしあえれば、戦争もなくなるし、くだらない騙しあいもなくなるし、小さないざこざだってなくなるでしょう。 生かしあう事で、お互いがもっと成長しあっていけるでしょう。しかも生かしあう喜びだって生まれるはずです。 生かしあうヒントって何でしょうね。 それは、自分以外の人や物や事を生かすことができれば、初めて自分もこの世で生かされるということです。生かされるって嬉しいはず。生かしあう事をせずに、この世に一人きりになってしまったら、自分一人で生きていけるわけがないのですから。 今、何からも満たされず、思い通りにもいかずに、暮らしや仕事に悩んでいる人は多いと思います。 もしくはいらいらしたり、怒ってばっかりの人。 ここはひとつ、生かしあうと言う考えを広く持ってみませんか。 そして、「自分が、自分が」と言う考えは捨ててみませんか。 今日一日からはじめてみましょう。 生かしあうことです。そうしtら、いつか必ず自分が生かされるときが来るはずです。 生かしあう事のヒント。それは許すことと、許し続けることです。 人は誰かと人間的な深い繋がりを持てたときこそ、しあわせを味わうのです。それは友達や家族、恋人や同僚と、深い絆を感じたときに得る宝物です。』 (「暮らしの手帖 29号」より) 生かしあうこと、それが一番大切な事。 今までにも、様々な本の中でも、お友達との会話の中にも、何度でも何度でも出てきた事。 でも、今回ちょうどまさに今の私のために用意されたのでは?と感じることができるタイミングで目の前にまた現れてくれました。 血縁によって結ばれた家族とも、私が自分で選びとって作った家族とも、「生かし愛」ながら生きていく。 そのためには、まずは私自身が「生かし愛」の心を持ち続ける事。 きっと、また事態は好転する予感。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|