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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分育て
今日は、まぁちゃんの初めての幼稚園体験入園です。 前回の幼稚園参観では、結構本人も気に入った様子で、次はいつ行くのか?と催促気味だったため、さぞかし喜ぶと思いきや・・・・。 あれあれあれ? 何だか様子が変です。 いっつも大人の中にいたから、子供がたくさんいる中で圧倒されたのかしら? 体調でも悪いのかしら? ちょっと遠目に様子を見ていても、あきらかに回りになじんで行けない様子がありありと分かります。表情も硬く、緊張しているのも見え見え・・・・。 小さな幼稚園ですから先生も気づいて、それとなく上手に引き立てて下さるのですが、中々気分が乗らない様子・・・・。 ちなみにまぁちゃんに対する周囲の大人の評はというと、ひょうきん、お調子者、活発、元気、楽しい子・・・・。 どこに連れて行っても物おじせずに、結構それなりに楽しんでいる子という評が多いのですが・・・・。 お友達の先輩ママからは、「こうしていても、幼稚園に慣れるまではやっぱり緊張すると思うよ。親という大きな羽の中から社会に出て行く第一歩だもの。何もないほうがおかしいよ。」と言われていたので、私もそういう目で子供の姿をしばらく見つめていました。 子供の性格を生まれたときから思い返して見ると・・・・・、といっても4年弱ですが、初めての食べ物、初めてのおもちゃ、初めての人・・・・・等など、初めてが苦手な子でした。 慣れるのも早く、慣れてしまえばすぐにまぁちゃんワールドを展開して行くので、忘れっぽい母はその事をすぐ忘れてしまうのですが・・・・。 魂ちゃんの声が、「ここが親を問われるところ!!!」と警告音をしきりに発しています。 そう!今、私の『人』としてのあり方、姿、これまでの集大成を、全て試験されている!しかも、試験官は全て覆面! こりゃぁ、腹据えて向かい合わなきゃ!!!! ということで、もしも私が苦手に向かい合わなきゃいけなくなったら・・・? 人には上手にできないこと、躊躇してしまう気持ちを、絶対に貶されたくはない。 一歩を踏み出すために、背中を一押ししてもらうためには・・・・? 絶対に安全地帯があるから、何かあったらすぐに戻ってきていいから、ちょっとだけ踏み出してごらんと励ます目が欲しい。 もしも、もしも駄目でも・・・・・。 良く頑張ったねと認めてくれる温かい腕と、もう一回やってごらんと励ます声が欲しい。 うーん、甘ちゃんかもしれないけれど・・・・・。 でも、私だったらこうして欲しいなぁ・・・・・。 今の私でOKと認めてくれる心と、更に階段を一つ登る勇気を思いだし、奮い起こすための着火剤があれば、苦手の波を越えていく事ができるかも・・・・。 これは私に対して・・・・。 問1.今目の前にいる、他人である娘のまぁちゃんにどう接するか?という問題。 問2.これから起こるであろう、他人である家族や友人や知人に対する私の対処の仕方や考え方をどうするかというシュミレーションとしての問題。 問3.自分が今後かぶるであろう苦手の荒波を自分でどう越えていくか?という問題 の3つの課題を問われているんだ!! そこで、今目の前にいる小さな試験官さんに対して、私が思いつく限り、出来うる限りの「貴女を認めているよ」光線と、「大丈夫!ここにいるよ!」パワーを発して、全エネルギーで応援しました。 さぁ、合格点を頂けるかどうか分かりませんが・・・・・。(きっと結果はすごく後になってからしか分からないでしょうから) 帰宅した後の彼女は結構疲れた様子で、何かにつけて甘えてきました。 「うんうん、それなら思いっきり甘えなさい!ぎゅーっと抱いてて上げるからね!!」 足はしびれて、疲れ果てたけれど、ぐっすりと眠りについた、まぁちゃんの顔を見てちょっと安心。 毎日が、試験!試験官は無数!わぁ!ちょっと緊張。これも必要ね。
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