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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:24節気
一日一日と秋が深まり、空気の中に凛としたものを感じるようになってきました。 手帖をチェックしていたら、明日は初冬・・・・。 冬が始まるんですね。 身も心も暖かにする冬にするために、少しずつ準備しています。 こういう冬支度をする楽しみは、季節と共に生きる暮らしならではです。 心穏やかに身も心も満ちてくる暮らしをするために、冬の心構えをもう一度おさらいしておかなくっちゃ。 冬・・・・志深く内に秘め、静かに思索するとき 「気」を体内にしまいこむ冬 日が更に短くなり、木枯らしが落ち葉を舞い上げ、冬将軍が支配する季節。厳しいこの三ヶ月を「気の閉塞」といいます。人もこの時期には早く寝て、日が出てからゆっくり起き、寒さを避け、とくに下半身を冷やさないようにして、隙間風に当たらないようにしましょう。 そして志を深く秘め、思索し、生かされている恩恵への感謝の心を持ち、こっそりと人の為になる事をするように務めます。 こうして気を体内にしまいこむのが、冬に応じた「養蔵の道」とされていました。 春と夏に陽を育み、秋と冬に陰を育てるのが、四季に順応した生き方なのです。 でも寒いからといって厚着しすぎると体の抵抗力を失い、風邪をひきやすくなります。毛皮は寒さを防ぐ程度にしましょう。特に子供にはできるだけ毛皮を着せないようにしないと、虚弱体質になってしまいます。 冬の牡蠣は美肌のもと 海のミルクと言われる牡蠣は、縄文時代にも食用にされ、「梁塵秘抄」では、妊婦の栄養食品としてうたわれていました。特に冬のものが優れており、肌理細やかな潤いのある美肌になると、隋代以前の医書も認めています。また「古事記」に登場するなまこは、効能が薬用人参に匹敵するため、海の人参すなわち海参といい、昔から乾燥して中国に輸出されていました。腎臓の機能を補い、衰弱や下痢、黄疸の治療や育毛の効能があると言われています。 頭寒足熱の心がけを また暖房を頭に受けていると目が充血したり鼻が乾き、頭が重くなるので、頭寒足熱を心がけましょう。冬は質問されてから答え、自分からおしゃべりするのは慎み、屋外で歩きながら話してはいけないと諫めています。 秋と冬は風邪や頭痛を防ぐために、乾浴をしましょう。乾浴は、手の平をこすり合わせて熱くし、体の上から下に向かって摩擦するのです。両親が幼い子供さんにやってあげれば素敵なスキンシップになります。血の巡りがよくなり、入浴したようにポカポカするので、乾浴というのでしょう。ご夫婦でもなさって、外の寒さをよそに暖かい家庭を作ってください。 (古典医学研究家 槙 佐知子 著より)
今日は朝から、お友達のお電話・・・・。風邪気味で寝込んでいた彼女のちょっぴり元気になった声を聞いて、ホッとしました。 その後、母からの電話・・・・。 こうしてお話できるのも、電話のこっちと向こう側が元気でいるから。お互いに相手とおしゃべりしようと思う気持ちがあるから。 お互いが元気でいられる幸せ。おしゃべりの相手に選んでもらえた幸せ。 今日もなんて幸せなんでしょう!!! これからの冬も元気で過ごして、「あなたといると楽しいわ!」そう言って頂けるように、励まなくっちゃ! こんな時間を過ごさせていただける事に、感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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