初めの一歩

クリスマスが一歩一歩近づいてきて、まぁちゃんにもたくさんのプレゼントが届きつつあります。

小さなクリスマスツリーを一緒に飾り付けして、その木の根元に頂いたプレゼントを並べています。「包装紙は、クリスマスの日に開けようね。」とお約束をしているので、自分が飾り付けしたツリーの前に座っては、プレゼントを眺めて幸せに浸っている顔を見ていると、そういえば私が子供の頃は、お誕生日やクリスマスやそして特別なイベントの時以外はプレゼントなんかもらえなかったし、ケーキも今では見かけないバタークリームのケーキを喜んで食べてたなぁなんて回想してみたり・・・・、子供の幸せそうな顔を親もこういう思いで見ていたんだろうなと感慨にふけってみたり・・・と、こっちまで心が暖かになってきます。

でも、大人になったら！

プレゼントな日々は、毎日やってくるようになりました。

先週末の、立て続けに届いたプレゼントは・・・・・。

「お友達と一緒に、来年から歳時記や室礼や年中行事などに取り組むことができるようになったこと。」

その日一緒に行った喫茶店のオーナーが、「テレビや本で覚えたんです。教室に通う時間は中々持てなかったけど、それらを教科書にしてできるようになったんですよ」とプロ級の腕前のハワイアンキルトを見せてくれた事で、心がポールポジションを得た気がします。

まずは二人で・・・。出来る事から始めてみよう。学ぼうと思えば、本やテレビやネットを使って、どれだけでも学べるはず。ワクワク心がさらにときめきを覚えます。

「土曜日の、子供のクリスマス会」

来年入園予定の幼稚園で、クリスマス会がありました。総勢20名ほどの園児さんが、一生懸命「クリスマスページェント」のミュージカルを演じて下さって、子供の才能の無限の輝きに心と体を洗われた様な想いがしました。そして、来年入園者としてサンタさんから名前を呼ばれ、壇上に上がっていくまぁちゃんの後姿にも・・・・。

年末に心が洗われるなんて、来年もきっと良い年になることでしょう。

「日曜日の食卓で・・・・。」

毎週末の夜は、土曜日が夫の実家、日曜日が私の実家で過ごします。『家族は、創る物』が持論の私が、結婚して以来ずっと続けている習慣です。

その食卓で、父が言った事。

「何も変わらなくても、問題点を解決しなくても、波風立てずに何もせず・・・・で現況に甘んじるのは下。」

「今の問題点を見据えて、何とか今を変えよう！とするのは中。」

「将来を○○にしたい、未来は○○でありたいと先のビジョンを見据えて、そこから『今』自分は何をするべきか？どう動くべきか？を考えられてこそ、そして実行に移せてこそ、人としてのあるべき姿」

というずしっと重たい言葉。

私の心に、ひとつ喝をいれ筋道を付けてくれました。

「サンタクロースについては、大きくなるとその現実を知ってしまう」そう思っていたけれど、日々こうして有形無形の幸せな贈り物を頂けるようになったら、逆に「天」だったり「宇宙」だったり、「神」だったり「仏だったり」、はたまた「サンタクロース」だったりの存在を感じずにはいられないのです。

毎日がプレゼントな日々。

感謝に溢れる年末を過ごすことが出来るなんて、それだけでも素敵な事。

今までは、ただ気ぜわしく追い詰められたような気がする年末だったから。

ワクワクをたくさん届けて頂けるように、励む事を楽しみましょ。

今日も楽しみ。