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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:室礼
先日の結婚式で、何を着ようか? そう考えているときに、ふと目に映った松の緑。 常緑樹の緑の美しさに目を奪われ、見つめているうちに、『松葉色の着物を』と思いつきました。 松竹梅に代表されるように松は一番格が高く御めでたい木のようだし、何よりも常に緑の葉を茂らせるというところが、これから新生活を向かえる新郎新婦のお祝いの席に相応しい気がして、早速準備をいたしました。 こんな感じの色無地です。 帯には、やはりカップルを祝しておしどりを・・・。 御めでたい柄です。 帯締めや帯揚げなど小物で遊んで・・・・。 日本人っていいなぁと思う時間を過ごしました。 結婚式でも好評で、嬉しい時間を過ごす事ができました。 その余韻が消えないうちに・・・・。 今年の暮らしのテーマの一つである、『室礼を大切に』を実行。 部屋の一隅に室礼のコーナーを作り、今年一年いろいろな飾り付けを行なう事にしました。 まずは骨董市で買ってきたお膳を床に置いて、その後ろにはこれまたアンティークの波柄の帯を壁にかけて・・・。 その上に節分の張子のお人形を飾りつけました。 『鬼は外!って追い出された鬼さんが、可愛そうだからお家にいれてあげて!』とまぁ姫に懇願され、お福さんのお面だけでなく、鬼さんもおうちに鎮座なさっていらっしゃいます。 きっと優しいまぁちゃんに免じて、鬼さんもいたずらしないはず。 優しい気持ちで日本の情緒を飾りつけ、節分までが待ち遠しい楽しみです。 ちなみに『鬼はうちに逃げておいで!福はうちにおいで!』と呼びかけるのだそう。感性を育てる意味でも、室礼第一弾成功です。日本っていいなぁと思う瞬間です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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