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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:良質な生活
今日から2月。 如月です。着物を更に重ねて着る程寒いから着更着だとか・・・・。 その他の語源はこちらで・・・・。http://gogen-allguide.com/ki/kisaragi.html 今月7日は、旧正月。 新暦の新年を、あちこちの実家や親族めぐりで終わってしまった我が家は、旧暦のお正月をお正月らしくすごしてみようかなぁと各策中です。 とはいっても、あらためておせち料理をつくるとかではなく、新春を芽出度く祝う気持ちを大事にするだけなんですが・・・・。 新年だと思って掃除をしたり室礼をするのは、また気分が引き締まって良いような気がします。 そうやって、お部屋の片付けをしていたら、数年前に買った雑誌が出てきました。 その中のある特集に、今年の私の進む方向!を見出しました。 世間では中国産の餃子の問題で、食の安全安心が揺らいでおります。当の中国は、日本人は虚弱体質だと言っていらっしゃるそうで・・・。 でもこういう時代だからこそ、やっぱり暮らし方生き方を変換させなさい!という神様のお告げなのかもと、気を一層引き締めております。 いろいろな物の価格がどんどん値上がりしていて家計を圧迫してくるし、今回の事件で変な物は買えないし・・・・。 「困ったわね~。」が挨拶のような日々。 本棚の隙間から出てきた2005年2月5日号のクロワッサンという雑誌の特集は、「発想を変えれば、ちょっとゆとりができます。生活の中のあらゆる無駄を省く。」というのものです。 この本は、今日見るために買ったんだ!と、妙に納得しながら読み進めていたら、その中の吉沢久子さん(評論家)の方の記事に目をひかれました。 「入るを計って出るを制す、そのバランスが肝心なんですよ。」 最近みなさん、お金を使うことばかりに関心があるようですが、昔は収入にも気を使ったものです。入るを計って出るを制すと言ってね。始末のいい暮らしというのは、この家計の原則と同じ。必要なところにはお金を使い、不要なところには使わない。ケチとは違うんですよ。」 始末と言葉には、整理をつける、倹約する、といった意味がある。吉沢さん言うの始末とは、ただ倹約するのではなく、収支を整理し、バランスを保つということ。贅沢に憧れるのではなく、足元を見て自分の生活を考えるという事でもある。 「好きな物、心を豊かにする物には、むしろお金を使うべきです。私もいい食材で料理を作りたい。いい器で食事をしたいと思い、そこには惜しみなく使ってきました。」 では、収支のバランスを取って、始末良く暮らす方法。 「スペインにはこんな言い伝えがあるんですよ。美味しいドレッシングを作るには、頭のいい人、浪費家、倹約家、夢中になって働く人が必要だと。頭のいい人はお酢の加減をして、浪費家は油をたっぷり注ぎ、倹約家は塩を控え、良く働く人が夢中になってかき回すのです」 この4役を一人でこなすことが、始末のいい暮らしにつながる。 好いドレッシングを作るため、私もこれから目先を変えていかなくちゃ。 心を豊に、始末ある暮らし。 これも一つの自分を創る方法だと思えば、何だかやりがいが湧いてきます。 無いものねだりをするばかりでなく、自らを改革して視点ややり方を変革することで、随分将来が違ってくるはず。 今日が分岐点。その道標を頂いたと思うと、なんだかワクワク。 やっぱり誰にも変わってもらう事ができない人生道ですもの。一歩一歩確実に、しっかり味わって進んでいかなくっちゃ。 一度しかない今生。面白くするのも、つまらなくするのも、結局は私次第。
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