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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:良質な生活
「はいという素直な心」 これは、よく通る通学路に掲げてある標語です。 そうそう! 心にわだかまりがあるときは、素直に「はい」って返事できないものね。 「お返事は『はい』でしょ」そう言われている子供達は、素直に『はい』と元気良くお返事してくれるけれど、どんどん成長してくるに従って、笑顔で『はい』が少なくなってくる。 「うん」だとか・・・。 「・・・・」だとか・・・・。 でも、「はい」って大事なこと。 そう、幼い子供の返事から気づかされます。 聞くほうも、言うほうも、「はい」で心が清められるような気がして・・・。 背負うた子に教えられ・・・って、まさにその通りだなと思う日々。 そんな時ちょうど、「はい」の意味が描いてあるエッセイに出会いました。 「ハイ」の意味を知る女、知らない女。 私のエッセイを読み、自分なりに実行し、突然の出逢い、そして結ばれたという事例が編集部にどんどん舞い込んでいると聞く。 そう、素直が赤い糸を輝かせる一番の方法なのだ。 素直は、「はい」と言える心。 ハイは、「拝」と書く。 いわゆる「拝む」の拝である。 拝むとは感謝の心。ありがとうと同義語だ。「ハイ」を素直に、たくさん言えるということは、言葉すなわち言霊の中で一番霊力が強いと言われる「ありがとう」を誰彼となく返していく事。 つまり、人に感謝することで、その感謝が形になって自分に必ず返ってくるというもの。 ~中略~ 素直の「拝」は間髪入れずの「ハイ」であり、心の奥底から出てくる「拝」の表れ。「ハイ」の出てくるシチュエーションを考えればすぐ分かる事。 それは、人から物を頼まれたり、人が何かを教えたり、注意してくれたときに返す言葉。 ~中略~ 人から好かれ、幸せそうにしている女性を観察してみよう。「ハイ」を素直に口に出す人に他ならない。口答えの名人に天は幸せを与えたくないのかもしれない。 今年、赤い糸を手繰り寄せたいなら、全てを「はい」からはじめてみるがいい。ほら、相手は貴女の事がもっと好きになる。 新しい年、貴女が一番気を付けなければならないこと、それは、笑顔で「ハイ」を返すこそだ。 (「リセット 2月号」 リセットessay赤い糸 風水師バンコラン藤崎氏著より) 自分が嫌だと思っている自分を正当化するためには、いいえとかだってとか・・・、否定の言葉がついつい口をついて出てきてしまうけれど・・・・。 春節をすぎて、新暦も旧暦も新年を迎えた今日からは、まず笑顔で「拝」がたくさん言える女性を目指そう。 「ハイ」が「拝」で・・・・、言霊の中でも一番霊格の高い「ありがとう」に次ぐ言葉だったなんて、今まで知らずにいた事に赤面です。 言葉を大切に使うために、この方面もまだまだお勉強が足りませぬ。 自分の口から出る言葉に、きちんと責任の取れる人になるために。そのために、一つ一つの言霊を大切にする事を心がける。 言の根から出た言の葉は、言霊となって宙をまう。 そう思うと、一つ一つ口から出る言葉も、声音も表情も、どれひとつおろそかにはできません。
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