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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:火曜日:禅語
最近、朝夕と日中の温度差、昨日と今日の温度差等など、ますます体調管理に難しい日々です。 まぁちゃんの幼稚園でも『夏風邪』にノックアウトされる子が増え、お休みする子がちらほら見えます。 湿度と温度変化は呼吸器の正常な働きを妨げるし、日本の夏は湿邪対策をしてすごさなくては!と思っていた矢先、幼稚園の先生からのお電話・・・。 「まぁちゃんが発熱して、39℃熱があります。お迎えお願いします。」 あらら・・・・。 ということで今日の予定の実家の手伝いを、予定の時刻よりも早めに切り上げてお迎え。第六感とでもいいましょうか?何だか今日は車で行ったほうが良い気がして、いつもの電車をやめにして、車で実家まで行った事で助かりました。 お迎えに行った後病院で診察を受けた結果は、夏風邪。 今流行しているそうです。 4月5月と気を張って、ふと気が緩む6月なのかもしれません。(現に昨日はタオル、今日はお箸と、私も忘れ物大魔王になっているし・・・・・。) うわー、今日も予定が狂って、きっと明日もメタメタだろうなぁ・・・・。 病気のまぁちゃんには悪いけれど、ついつい自分の計画が狂った事に凹みつつ車を走らせていると、ことごとく信号に捕まってしまいます。 何だかなぁ・・・。ついてないなぁと、ナーバスな気分になってしまいます。 いつもはおしゃべりなまぁちゃんも、今日は後部座席で眠っているし・・・・。 そうだ!こんな時こそ『ワンネス』の復習!とふと思い付きました。 習った事を思い出しながら運転して帰宅。その後まぁちゃんを寝かしつけ、ふと開いた↓の本の項が、「流水無心にして落花を送る」でした。 意味は、「無為自然に身を任せ合える関係を」というもの。 散る花とそれを運んでいく流水(川)の関係のように、人との交わりにおいても無心・あるがままであれという意味。 花は、流れに運ばれようとして落ちてきたのではなく、川は花が散るのを待っていたわけではありません。花はただ自然に散り、川はただ無心に流れていくだけです。無心だからこそ美しいのです。 主張せず、見返りを求めず、相手の心をかき乱すこともない。互いを信頼して自然に身を任せあう。 人と人との関係もこうありたいものです。 (ふっと心がかるくなる禅の言葉 永井政之氏監修より) そうだった! 今日会った母も、無心の心で私を受け止めてくれる大事な人。 明日パンを焼いてくれるTちゃんも、やはり私を無心の心で受け容れてくれる。 セミナーの受講仲間も花や川と同じ。 そして、心配して何度もお電話を下さった、まぁちゃんの担任の先生もまたしかり。親と同じ「この子が可愛いから」という気持ちでしっかり叱ってくださるこの先生は、心温まるご指導や、園でのエピソードをお話くださり、治って園に出てきたら思いっきり抱きしめますとおっしゃってくださいました。 ほら!こうやって今日一日を振り返っても、私の周りを「花の人」「川の人」がたくさん支えて下さっている。 理想の人間関係を紡ぐことができる方々に囲まれて暮らしている幸せ。 流水、無心にして落花を送る。私もそんな人になりたく候。
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