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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
ここひと月ほど、自分でもなんだか訳のわからない「もやもや」感が常に付きまとっていました。 自分という「核」が、ちょうど「蚊帳」の中から外をみているような感じです。 外界に紗がかかったようで、外に対する視界も不良。 とってもせまい「内」の部分は、劣等感にさいなまれ、自分を肯定することや信じることができず、何もかもを放り出して元の殻の中にこもってしまったほうがきっと楽だと思えるような最悪の気分。 それに外的環境も手伝って、「蚊帳の中」の私の心風景は、どん底に落ちるだけ落ちて超ナーバス・・・・。 去年暮れから、ずーっと「とにかく高揚感、何が起きても高揚感」的な状態が続いていたので、こんな状態の自分になるのも久しぶり!でした。 「何故だろう」「どうしたらいいんだろう」だけが心の中にあり、かといって解決策が見つけられない状態・・・。不安と疑心暗鬼にとらわれて行く自分に対する嫌悪感。 そんな日々を一月あまり・・・・。 とことんその状態を味わい尽くして、何故だか今週になって急にその曇り具合が晴れてきたようです。 「紗」のかかった状態も美しいじゃない?と思えた瞬間から、檻のように感じていた蚊帳の中が、急速に「美」の世界へと変化してきました。 と同時に、手にする本やお友達との会話から、自分の「今」に対するヒントが次々と与えられるようになりました。 実りの秋を先に控えて、「今」自分という「駒」を先に進めるときが来たようです。 まずは次の一ヶ月。 自分を改めることを楽しんでみようと思います。名づけて「自己改楽」。 一滴一滴、魂の中に確実に雫を落としていって、瑞々しさを取り戻すことにいたしましょう。 禅語のなかにも今日の決心に相応しい言葉が見つかりました。 「宇宙無双日 乾坤只一人」~天地に我一人、自信を持って生きていこう~ 宇宙無双日・・・・宇宙に太陽は二つとないということ。乾坤只一人・・・・天と地との間に自分はただ一人であるということ つまり、ひとつしかない太陽がすべての自然に恵みをもたらしているように、自分も慈悲の心をすべてのものに注ぐことができる存在であるという意味です。天地に我一人、自信をもって生きなされ、という解釈でもいいでしょう。 うまく生きられない、生き方が分からない・・・・。もしそんな風に迷ったときは、自分を見つめすぎるのをやめて、無我無心で万物を慈しんでみましょう。空がきれいだ、風が爽やかだ、子供たちの笑顔が素敵だ、そんな風に世界を素直に感じとるだけで、心というのは少しずつ満たされてきます。 (ふっと心がかるくなる 禅の言葉 永井政之氏監修より) 高校野球やオリンピックのように、私も私に宣誓してみる。 今日から、一つずつ自分を育ててみることを。魂を潤すことを。 何事も自らが動かない限り、自らが開かない限り、自らが決断しない限り、決して手に入れることはできない・・・。 私は、私に自信を持って生きられるように、改めることを楽しみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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