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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
「大丈夫!大丈夫!」 これは、私自身を励ます言葉。 私が新しい何かに向かい合うとき、私が苦手な何かに向かい合うとき・・・・。 「大丈夫!大丈夫!」 そうおまじないの様に唱えて、自分自身を励まし、力づけ、奮い立たせていた言葉。 このおまじないは、私自身には絶大な効果を発揮して・・・・・。 今まで何度と無くやってきたいろんな試練を乗り越えるときもそっと背中を押してくれたし、新しいことにチャレンジするときも逸る心をコントロールしてくれた。 そんな効果絶大なこのおまじない・・・・。 誰にでも効きそうな気がして、ついつい多用していました。 一番の被害者は、我が愛娘。 彼女が何かにチャレンジするとき・・・・。 彼女が恐怖や後悔の念に襲われているとき・・・・。 ついつい口にしていた「大丈夫!大丈夫!」。 でもこのおまじないは「言っている本人」、もしくは「その時と場を共有する者」以外には効かないおまじない。 口癖のように言っていたこのおまじないの効果が無いこと、いや逆効果にすらなることを指摘していただいたのは幼稚園の先生。 『「大丈夫!」と太鼓判を押されても、本人は大丈夫じゃないから不安になったり恐れたりしり込みしたりしているんです。同じ場所同じ時を共有して、その気持ちを共に分かち合える事ができないなら、決して安易に「大丈夫!」なんて使うべきじゃない。声をかけてあげるなら、「○○はできたんだってね。すごいね。」とか「○○できるようにがんばろうね」とか、「応援してるからね」というような言葉にしてください。』 そうご指摘を頂いて、はっと我に返りました。 確かにそう・・・。 「大丈夫!」 そう笑顔で私が言うたびに、まぁちゃんの顔は曇っていっていた。 「大丈夫だから!」 そう追い討ちをかけるたびに、まぁちゃんの顔は泣き顔になった。 言葉はとっても繊細なもの。 時には刃以上に心に突き刺さる。 たとえ「良かれ」と口にしたことでも、それがどれだけのガラスの破片になって人々の心を傷つけることになるか・・・・。 今、知ることができてよかったと思います。 ついつい人は、大人目線、優位目線で話がち・・・・。 どんなときも同じ目線にいるために、今日得た教訓は天からのメッセージ。 「大丈夫」を多用しない・・・。 そう心に決めた今日は、またひとつ歩みを進めた日でもあります。 「大丈夫」は、私だけのおまじない。 さて、あなたにはどんなおまじないを差し上げましょう? とっておきの言葉を捜してプレゼントできたら、それだけで心が近づける気がします。
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