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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
先日伯父が、硫黄島で戦死した祖父の手紙の一文を送ってくれました。 この一文は、硫黄島で「生」の極限に追い詰められ、「死」への断崖絶壁に立つ祖父からの手紙の中にあったものです。 「人間が偉いか、駄目な人間かが別れるところには、ただ自己の理想のため雑念を廃して努力するとこにあります。」 どんな理想を思い描き、その理想のために沸き起こってくる雑念を廃して、ひたすらにひたむきに努力することが出来るか? ただそれのみが、「生きていく意味」なのかもしれません。 ちなみに私の生きるための理想は、「誰かの居場所でいられる自分になること」。 掃除学、アロマテラピー、ワンネス整体、暮らし等など、私を幸せに育ててくれるすべてのことがこの理想の山を登るために必要な道具たち。 どんな高い山だろうと、まずはこれらの「道具」を使って一歩ずつ歩み進めていく。 もっと高いところまで登ったならば、また違う道具が必要になってくるかもしれないけれど、そのときにはまた必要なものが必要なだけ与えれるはず。 山登りや修行など、人生は辛いものに例えられがちだけれど、私がこれから先も登り続けるこの山は、例え苦しい坂道でもその傍らには花や鳥が楽しませてくれ、清流が喉を潤してくれる。 雪だろうが、嵐だろうが、その身を暖め、守り支えてくれる、友や家族という大きな力がいつも側にいてくれる。 ゆっくりでもいい。 1ミリずつでもいい。 自分の山を登り続ける力を、いつも持ち続けていたいと思うのです。 そして、この山を登る原動力になるのが「祈り働け」という言葉です。 「祈り」には感謝と愛が含まれます。 祖母の遺言の「みんなありがとうございます」を忘れずに、全ての事に感謝と愛の祈りを捧げ、全ての事にありがとうございますの気持ちを贈る。 私の出来るささやかなギフト。 「働け」は、生きていく力。 周りの人が楽に動けるように、傍が楽になるように・・・・、はたらく。 こうして、誰かが楽に、楽しくなるような何かを、自分ができることに感謝して。 そういう自分に喜んで・・・・。 働かせていただく。 全てが、「ありがとうございます」の輪を循環して、「あるがままの自分」を上に向けて押し上げてくれる力。 「理想の自分」に近づくために、「今あるがまま」の自分を少しずつ大きくし、力を付けよう。 愛と感謝と喜びである「祈り働け」を魂に強く抱き、天職として与えられたのであろう「魂の豊かさを創り伝える私」、「暮らしの楽しさを生み出し伝える私」「全てが一つに繋がる道を歩み照らし出す私」という3つの道具を駆使して、理想の山を少しずつ登る。 道は果てしなく遠いけれど、空は抜けるように青く、風は爽やかに心地よく、日差しは柔らかに包み込み、せせらぎは澄み渡る音を奏でる。 たとえどんな試練に向かおうとも、私の魂は揺るがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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