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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
今日は朝から、天気予報とにらめっこ。 台風の行方が気になります。 まずは、家族それぞれに元気に登園、出勤してもらい、家事をバンバンこなします。 風があるので、洗濯物を午前中のうちに取り込めるように干して・・・とか、ベランダの整理とか、片付け物などなど、考え付く限りの家事を一人の時間に急ピッチで終わらせ、雨が降るだろう午後からは、お勉強タイムに当てたいと目論んでおります。 BGMにはお気に入りの曲。 お気に入りの香りを部屋に燻らせて。 自分で立てたカリキュラムに沿って、集中して楽しむ数時間。 週に一度の楽しみです。 「求めよ、さらば与えられん」の教え通り、自分のビジョンを掲げて歩き始めた刹那から、様々な教えが降り注ぐようにやってきます。 時に本だったり、時に訓話だったり、時に会話の中だったり、時に体験の中にと・・・。 そして、その教えを自分の中に落とし込むための数時間。 むさぼる様に過ごしたい至福の時間でもあります。 今朝読んだ『菜根譚に学ぶ人間学』(境野勝吾氏著)の一章には、次のようなことが書かれていました。 『菜根譚を日本で有名にした五島慶太(東急の創始者)氏は、70歳の後半に、「『菜根譚』は50歳前後に読むより、青年時代からこれを読ませておかなくては駄目だ。おれみたいに55歳で気がついたものは良いけれども、気がつかない者はそのまま、ただ稼ぐだけで死んでしまう」と言いました。 50代までは稼いでいいのです。預金のゼロの数が増えるのは、快楽です。ところが、人によっては65歳とか70歳になると、ゼロの数が増えても使えないではないですか。金を使うには体力がいります。お金を使うには、儲けるのと同じくらいの体力と能力と勇気が必要です。 若いうちから無欲で稼がない人はだめなのです。若いうちに稼がない人は、一生「菜根譚」など読まないし、読んでもその良さは分かりません。 若いうちにバンバン稼いで、稼いで、働いて、働いて、動いて、動いて、動き回った人が、ふと「稼ぎとは何か、動くとは何か、人生とは何か」と思うことがあります。 動き回ってみないと、静かにしているありがたさは分からない。 五島さんはそういうことで、若いころから「菜根譚」を中心にして東洋思想を勉強する癖を付けておきなさいといいました。なぜなら、55歳くらいになって、幸運にも自分のように勉強する人はいいけれど、うっかりすると、東洋の素晴らしい思想にも触れないで一生を終わってしまうことになる。そうなったら大変なことだ。 「これを読まずして人生を終わってはならない」 五島慶太はそれほど、「菜根譚」にほれ込んでいたわけです。』 今日は、私の残りの人生で一番若い日。 人生120年を考えたら、まだまだ青二才です。 貪欲になって、学び、稼ぎ、働き、動き、生命力溢れる生き方をする。 残りまだまだ何十年。 でも、生まれてから死ぬまで、どんなにがんばっても120年。 うかうかしていると、あっという間に終わってしまいます。 「私」というこの身は、二度とは得られないもの。 だったら、この人生を満喫して終わらねば。 さぁ、まだまだやることはたーくさん! 今日もゆっくり穏やかに、一日を走り抜けましょう。
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