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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
自分を変えよう! そう決意して一ヶ月余り。 自分の中にピンときた「何か」を元に、手持ちの本や資料を紐解き今の自分に必要だと思われる言葉や、お友達から教えていただいた話を元に自分自身を内観することを深めたこの一ヶ月。 随分、今の自分が何を求めていて、今の自分に何が必要なのかが、見えてくるようになりました。 自分の中にある物を整理整頓する。 その大切さを、身をもって経験しました。 まずはテーマを決めて、各31回続けてみよう。 最初はそんな軽い気持ちで始めた事だけど、自分でも思いがけないくらいの効果が出て驚いています。 このテーマでは、残りあと5回。 次に掘り下げたいテーマも、しっかり見えてきました。 学べるってありがたいことです。 今朝得た学びは、「あなたはいつも守られている」(鈴木秀子氏著)からです。 「愛と受容」が、私が生きるためのテーマ。 その本質を理解するために、今学びの時を与えてくださっている。 得られる試練の数々も、『愛』と『受容』を考えさせられるもの。そして、自分の中の『愛』と『受容』の容量を試されるもの。 じゃあ、愛って何? そんな質問をして、得た答えがこの本にありました。 『相手がいないと生きられないのは、本当の愛ではありません』 自立するのは結構難しいことだ、と日ごろから感じている方がいらっしゃるかもしれません。 確かに、精神的に自立しているつもりでも、あるいは自立に向かおうとしている人でも、つい誰かに「依存」してしまうということは誰しも少なからずあります。 例えば、もっとも依存しやすいのが夫婦や恋人関係です。非常に仲の良い夫婦であっても、「その人がいないと生きていかれない」という思いが強すぎると、執着と依存になってしまいます。 実際、夫婦の一方が亡くなった後自殺する方も少なくないし、とたんに元気を無くして病んでしまうケースは多くあります。最愛の人を亡くせば辛いのは当然ですが、だからこそ、健康なうちに「人間は一人一人別である」ということ、「互いに自立してこそ相手も輝く」のだということを自覚し、自立関係を築いていく必要があるのです。 相手がいないと生きられないというのは、本当の愛とは違います。 愛の中には「自立」ということも含まれます。夫婦の愛でいえば、お互いの自立を助け、一緒にいるときに共に「愛のソナタ」を奏でられるような関係になる事が望ましいでしょう。お互いが自立したところで、助けられたり助けたり、頼られたり頼ったりして、喜びが広がっていく関係です。 たとえ「生涯共に過ごす」と誓い合った関係でも、個々に性格も違えば、育った環境も違います。まさにお互いが違う楽器です。その楽器は、ソロで弾いても美しいし、ソナタ(2重奏としてのソナタ)で弾いても美しい。もし、一方が故障したら、もう一方も使えなくなってしまうような関係になれば、依存になります。一方が故障したら、もう一方がソロで癒せる、それこそが、自立した夫婦関係と言えるでしょう。 では、ソナタも奏でられるけど、ソロも素晴らしい、という関係になるためにはどうしたらいいでしょう? それには、もちろん訓練が必要です。具体的には、互いにありのままをさらけ出せる関係になるためのコミュニケーションの訓練です。 例えば、夫の会社が倒産しそうになったり、今リストラの対象になって非常に危機感を感じているとしましょう。そんなとき、夫が「妻に言ったら心配かけて悪いな」とか「もっとがんばれと発破をかけられるのではないか」と気をもんで言えなくなってしまうのは、自立した関係とは言えません。 弱い部分も包み隠さず話が出来、妻のほうは「危機的な状況ではあるけれど、一緒に乗り切って行きましょう」と相手の立場を受け入れ、互いに話し合って新しい方向性を見出していけるようになったときこそ、自立関係が成就したといえます。 そこで、日ごろから自分の弱い部分も含めて話し合う訓練をすることがとても大切なのです。 (あなたはとても守られている 鈴木秀子氏著より) ここで言う自立とは、経済的なことではありません。 内面的な自立です。内面的な自立とは、「規律を守りながら、自由を人間らしく楽しめること」です。もっとも、心満たすものは何かを知り、そこに向かう道に外れていないかどうかを規律に基づいてチェックできることこそ、本当の意味での「自立」です。 今後生きていくに当たって、さまざまなグループに所属することになると思います。 今は、『家庭』だったり『家族』だったり、『母』だったり、『一人の人間』だったり、『女性』だったり、『仕事人』だったり・・・。 そのどのグループにおいても『本物の愛』で人間関係を結ぶことができるように、まだまだ道のりは長いけど、やりがい学びがいのあるすばらしい道。 一生かけて学ぶ道。 『愛』が溢れる人を目指して。
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