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カテゴリ:自分を育てる
今日は、朝からまぁちゃんの幼稚園では「英語で遊ぼう」の時間。 園児のお母様が、得意の英語を生かしてボランティアで講師を務めて下さいます。 ありがたいこと。 感謝して、レッスン楽しんできてね。 そう思いながらの「いってらっしゃい」セレモニー。 今日は、幼稚園が終わったらそのお母様がご自宅で開かれている英語塾にも行くので、登園後もうダッシュで家事をこなさなくては!と大忙しの午前中でした。 あれもこれもと、やることがたくさん。 だからこそ、「生きてる実感も沸くってもんだ~♪」と、こまねずみのように走り回る自分に惚れ直したりして・・・・。 やっぱり、自分が素敵と思えるのって良いなぁと、一人悦に入っております。 今日のお勉強も、『愛と受容について』。 昨日の続きのお勉強。 テキストも、↓の本。 『相手がいないと生きられないのは、本当の愛ではありません』の続きです。 日々の訓練の中で、特に私が注目しているのは、「聞く」姿勢です。 聞き方は、話しての心を大いに左右します。聞き方次第で、相手は傷つきもするし、心癒されて前向きになることも出来ます。どう聞くかによって、互いの心が離れるときもあるし、ぐっと距離感が縮まる場合もあります。 相手を癒し、二人の距離を近くする利き方のポイントは、相手の言うことを肯定も否定もせず、ありのまま受け入れて聞くということです。この「受容」という聞き方を、専門的には「アクティブ・リスニング」と言います。 「アクティブ・リスニング」は、批判しない、同情しない、教えようとしない、評価しない、ほめようとしない、すべてが受容の聞き方です。 例えば、「会社が倒産しそうですね」と言ったとき、「何でそんなことになったのかしら」「早く次の就職先を見つけなきゃ」というのは、受容の聞き方ではありません。 批判や評価が伴う返答は、相手に「受け入れられなかった」という印象を与えるため、心を閉じさせてしまいます。「がんばって」「やるべきだ」「気をつけなきゃ」「賛成できない」なども、非受容の聞き方です。 逆に受容の聞き方をすれば、相手の反応は変わります。ただ「そうなの」「なるほど」「辛いんですね」とあいづちだけを打つ。あるいは、「あなたはどう思う?」「もっと話して」と相手の話を促すのもアクティブ・リスニングのコツで、これによって相手は心を開きやすくなるのです。 肯定も否定もしないという聞き方は、相手を自由な気持ちにさせます。そして、開かれた心の扉を長く開けておくことが出来れば、その人自身が自分で問題を解決する方向へ自然と導くことができるのです。 みなさんも、自分の悩み、心のうちをただ聞いてもらい、胸がすっきりしたり、前向きな気持ちになった経験があるのではないですか?慰めの言葉や励ましの言葉よりも、ただ受け入れてくれたことで、癒されたのではないでしょうか。 そして、人は誰でも、聞くことで自らを癒す能力を持っているのです。 ありのままを受容することは、受容する側の成長=自立を促します。人を受け入れられるか、受け入れられないかの能力は、その人の心の状態に大きくかかわるからです。 「人は、他者との意思の伝達が図れる限りにおいてしか、自分自身とも通じ合うことは出来ない」 とは、「若きバルク」などの詩集で知られる、フランスの代表的知性派詩人ポール・ヴァレリー(1871-1945)の言葉ですが、ありのままを受容する聞き方をしていると、相手も自分の本音をどんどん語るようになります。すると、聞き手は相手の本質に触れたように感じ、相手に対するこれまでとは違った深い敬意が自然と湧き起こってきます。 こうして、両者の間に深いつながりができていくのです。 それができれば、互いのいい音色を引き出せる夫婦関係も築けるというわけですね。 (あなたはいつも守られている 鈴木秀子氏著より) 私自身、以前は話しながら考えをまとめるということがよくありました。 (最近は、フィンランド・メソッドで「アヤトゥス・カルタ」(thinking map)というものを教わり、自分の思考解析に使うようになって、自分と対話するようになりましたが・・・。) 聞くって、本当に難しいこと。 でも、今朝の幼稚園の英語のレッスンを思ったとき、ふと「アクティブ・リスニング」は、ちょうどまだ拙い語学しか持たない人間が、初対面の外国人と会話する時と似ているなと思いました。 拙い語学力で読解するために「相手の話の1~10まできちんと聞く」だろうし、たくさんの言葉を持たないために「必要最低限の相槌や返答」になるだろう。 自分が!自分が!としゃしゃり出て『自分』を話すことも出来ないし、でも相手に行為を持っている貰うためにはやはり笑顔が必要。 きっと、相手をしっかり見ることも忘れないだろうなぁ。 実は、これはワンネスのメンタルセラピーの基本でもあります。 この基本を忘れずに、仕事に、家庭に、交友関係に生かしていく事が大切。 ついつい、「我も我も」と出て行かないように。 静かな笑顔を湛え、相手を見て、相手の話に耳を傾け、適度に相槌を打つ。 そんな聞き方がいつも私と共にあるように。 受容の心を忘れない・・・。
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