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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
カテゴリ:自分を育てる
自分を肯定することができる人に育てる。 これが、まぁちゃんの幼稚園の育児目標です。 そういえば数々の子育て本にも自己肯定感が大事ですと書いてありますし、セラピストとして学び始めてからは余計にそう思います。 子育ての本を読むときは、「わが子」を育てるための得る知識と共に、「己」を育てる為の知識を得るつもりで読んでいます。 両親は私のことを丁寧に育ててくれたけれど、両親だって人間です。100%ということはありえない。 その足りなかったと思う部分を、自らで補い、自らで癒し、自らで育てる・・・。 そんな意識の元に、書物を紐解き、訓話に耳を傾けております。 では、自分を好きになるためにはどうしたらよいか? ありのままの自分でいいんだよと受け入れるためにはどうしたらよいか? という私の質問に対し、今日の答えはこの本にありました。 『見えない世界の幸せ』 私たちは、目に見える外の世界で、物事が思い通りにスムーズにはかどり、体も健康で、周りに人たちもみんなと良い人なら、もちろん都合が良いし、幸せで生き易いのです。けれども、それとは違う幸せが、私たちにはあります。そして、心をよく整えておくと、周りの状態も違ってきます。かなり住み易くなります。いつも完全ということは人間にはありません。けれども苦しみが少なくなってきます。 私たちにとっての秘密というのは、目に見える世界だけ上手く行けばよいということではありません。心でしか見えない、とても大切な事があるということを覚えておくことです。 「ぼくの秘密が聞きたいかい? ちっとも難しいことじゃないんだよ。 この世には、目に見えなくて 心でしか見えない、 とても大切なことが あるってことなんだよ。 サン=テグジュペリ」 ~中略~ 私たちは人間関係の中で生きていますから、どうしたら自分が輝く灯台になれるか、なるべく良い環境で生きられるかということを考えます。私たちはどのようにしたら自分を輝かせることができるでしょう。どのようにしたら自分にしかない、ユニークな宝石の輝きを放つことができるでしょうか。 ~中略~ 人間として、私たちがすべき第一の務めは、自分を好きになることです。特に子供が自分を好きになるように育て援助するためには、子供をまず好いてあげることです。 「あなたのこと大好き」と、子供に感じとらせてあげることです。そして、名前を丁寧に呼んであげることです。その子供の名前について、楽しいことを語ってあげることです。もし何かしてもらったら、大人がその子供に感謝してあげることです。そうすると、子どもは自分が好きになっていきます。 あなたは自分自身が好きでしょうか。自分自身を嫌いという人がいたら、今日から変えてください。自分自身が嫌いだと、人生が辛くなります。自分自身が嫌いだと、人間関係が悪くなります。ともかく自分を好きになることです。自分を好きになると、自分を甘やかせているのとは違うということが、だんだん分かってきます。自分を好きなると自分を大切にします。 失敗しても、この失敗から何を学ぼうかと自分と相談するようになります。 あなたは自分の名前がとっても好きでしょうか。自分の名前を好きになってください。自分は嫌いだ、自分の名前はこんな名前でなければ良かったと言わないで、自分の名前は良い名前だということを感じとってください。 親はこの子が幸せになるようにと念じて、さんざん考えて、一番良い名前を付けているのです。 (奇蹟は自分で起こす 鈴木秀子氏著より) まぁちゃんの名前を考えていたとき、ありったけの時間を使いました。 自分の持てる知識を総動員して、朝から晩まで幾日間も・・・・。 幸せになりますように。 喜びに溢れた人生でありますように。 真理を追究していく力をもてますように。 などなどいろいろ考えて、付けた名前の意味は、あるがままをよろこぶ子でありますように、というものです。 そして、私の名前も、誰かの名前も、みんなその親御さんがありったけの知恵と知識を絞って付けられた名前。 様々な願いを込めて付けられた、大切な名前。 私の名前は、両親それぞれから一文字ずつを与えられた人生最初の贈り物。 私の名前を大切にしましょう。 私の名前を大好きになりましょう。 私の名前は本当に良い名前だと自信を持ちましょう。 私が私を心から好きになったとき、私は私の中の小さな子供を抱きしめることができる。 そして、私の周りの大切な人の心にそっと寄り添うことができる・・・・。 私を見て、私を好きになって、私を愛して、私を大事にして・・・。 みんな、本当はそう思っているんだもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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