カテゴリ:感情の法則
4月のZOOMによる学習会(JUPITER)に参加した。
私が参加している学習会は、毎月第一水曜日の夜8時から10時に開催されている。普段仕事を持っている人や、土・日曜日が忙しい人は助かります。 内容としては、当月の生活の発見誌の中から指定された2本の記事を読んで感想を述べあうものです。 今回は貴重な気づきがあった。 マイナス感情をきちんと自覚することはとても大切です。 自分を責めないようにしましょうというお話でした。 今日はこの話をさらに深堀してみたいと思います。 普通マイナス感情やネガティブな感情が沸き起こってきたとき、それは自然現象なのでどうすることもできないのですが、その感情を良い悪いと評価している人が多いと思います。 森田では感情は自然現象であり、人間の意思の自由はないと学習しています。 しかし無意識のうちに、よい感情か悪い感情か、正しい感情か間違った感情か、自分にとって好ましい感情か好ましくない感情かを自分のモノサシを使って価値評価しています。 是非善悪の価値評価は、それらの感情と対立関係に陥り、無意識的に排斥することになってしまいます。 例えば、多くの人は連休の後、会社に行って仕事をするのがおっくうになります。 このままずっと休みが続けばよいのにと思ってしまいます。 そんな怠惰な感情が湧き上がってきた瞬間、そのマイナス感情を目の敵にして無視しようとしています。気分に流されようとしている自分が許せないという気持ちです。これは湧き上がってきた感情にきちんと向き合っているとは言えません。 ではどうすればよいのか。 沸き起こってきた感情に対して、今一歩間をとって客観的に眺めることができればよいということになります。 不快な感情を池のなかを悠然と泳ぐ鯉のような気持で取り扱うことです。 今自分は「このまま会社を休みたい」という感情で一杯になっているという感情の事実を自覚すればよいということになります。 「仮病を使って休みたいと思っている」「会社に行っても今日は仕事にならない」などというマイナス感情に寄り添うことが肝心です。 どんなにイヤな感情でも、あるがままに受け入れることができるようになると、一山登って、その後下降してきます。 ちなみに瞬間的な怒りの感情は一山登るのに、6秒と言われています。 その後、怒りの感情は下降してきますので、イライラしながらじっとしておくことが得策です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.28 06:44:39
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